お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『機動戦士Ζガンダム』ちょっとした感想 Ζ-3(第7~9話)

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今回は、機動戦士Ζガンダム』の感想記事第3回目です。

 

ライラとの決着、一筋縄ではいかないジャブロー奇襲作戦の準備!今回ご紹介の3話以降でメインとなるのは、エゥーゴによるジャブロー奇襲作戦。その前段階として、エゥーゴの大気圏接近やジャブロー付近の偵察の様子が描かれる形となりました。その中で、ライラも退場。登場話数は少なかったものの、他のキャラクターに大きな影響を与えたキャラクターでしたね。

 

なお、前回(第4~6話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

第7話「サイド1の脱出」

1985年4月13日放送
登場した敵他:戦艦ボスニア、戦艦アレキサンドリアガルバルディβ

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「直接、刃物を持って殺さないからさ。手に血がつかない人殺しでは、痛みがわからんのだ。」


STORY:エゥーゴが次に向かった場所は、サイド4。彼らは、魔の空域と呼ばれるそこを抜けて月方面に脱出しようとしていたが、ライラはそれを見抜いていた。サイド4を抜けた後、偶然サイド1の30バンチを通りがかったエゥーゴは、クワトロ=シャアのもと、カミーユとエマが現地に降り立つ。そこで彼らは、30バンチ事件の真実を目の当たりにするのだった。やがて、現れたライラのガルバルディβと戦闘になり、カミーユガンダムMk-Ⅱで出撃する!


カミーユの大戦果、そしてライラ死す!今回のお話は、戦闘よりもストーリー展開に重点を置いたお話に。前回少しだけ登場していたサイド1の30バンチ事件についてその詳細が明かされ、さらに第2話以降登場し続けていたライラが退場するお話となりました。30バンチ事件の解説パートが暗い分、カミーユガンダムMk-Ⅱが活躍するシーンは、ガルバルディβを相手にかなり善戦していてGood。しかし、その勝利を単なるハッピーエンドとして描いていない点にも、注目です。


前回、レコアの作戦に協力して戦果を挙げたカミーユ。彼は正式にエゥーゴ所属のパイロットとして認められますが、当の本人は複雑な心境でした。同じ頃、損害を受けつつも帰還したライラとジェリドは、戦況を報告。イマイチガンダムMk-Ⅱの脅威を理解しきれていないジャマイカンに対し、ライラはそれを力説します。ジェリドは彼女を自分がかばったのだと勘違いしますが、ライラ自身にそんな意識は毛頭ありませんでした。カミーユは第2話の時点でエゥーゴ入りしていたものの、単なる「所属している青年」扱いで、正式なパイロット等ではなかった様子。今回、前回の功績によりパイロットとして迎え入れられますが、カミーユ自身はあまりそれを快くは思っていませんでした。第5話等でも彼自身が吐露していた通り、彼はどちらかといえば軍人が嫌いなタイプ。いくら自分の技術が認められたとはいえ、自分がその軍人に、しかもエゥーゴという大人の集まりの都合でなってしまうのには、抵抗があったんですね。クワトロ=シャアやブレックスは、そんな彼の心をケアしようとしてたけど、イマイチ効果はなかったね…。一方の地球連邦軍側では、艦に戻ったライラたちが、戦況を報告。損害を出して帰ってきた彼らをジャマイカンは非難しますが、それに対しライラは反論してみせるのでした。嫌味を言ってくるジャマイカンに対し、「ガンダムMk-Ⅱに乗るパイロットの腕はただ者ではない」と力説するライラ。のちの描写で明確に彼女自身も認識しますが、この時点で彼女はニュータイプに対する一種の恐れを抱いていたんですね。


戦艦アーガマは、サイド4を抜け、サイド1の空域に突入。航行する中で偶然30バンチの付近を通ったことにより、ヘンケンの勧めで、カミーユとエマはそこに降り立つことになります。一方のライラは、戦艦ボスニアに戻って、戦艦アーガマを追跡中。彼女だけは戦艦アーガマの行き先を的確に予測しますが、エゥーゴを早くたたきたいという思いが先行するあまり、無理を押してガルバルディβ隊で調査に出発してしまいます。サイド4は、地球連邦軍などから「魔の空域」と恐れられている場所。その理由は、バミューダトライアングルのように何か不可解なことが起きて航行が難しいというわけではなく、あまりにもスペース・デブリ小惑星などが多いため、それが航行やレーダーの邪魔をするからでした。サイド4の環境は酷く、戦艦アーガマも通過する際は、ジムⅡや船員たちを直接外に出させて、確認させながら慎重に航行するほど。そんなに障害物だらけなんだね、ここ…。戦艦アーガマがこのサイド4に突入し、困惑するもエゥーゴの行き先をいくつか予測する地球連邦軍ティターンズは月へ向かうのではないかと予測しますが、これに対しライラたけは、エゥーゴはサイド1へ向かうと予測。結果的に彼女の予測が的中することになります。自分たちだけは別ルートで戦艦アーガマを追うと決めた際の、ライラとジェリドの別れのシーンが印象的。明らかにライラの死亡フラグがビンビン立っているシーンですが、いい雰囲気になっていました。


サイド1の30バンチに降り立ったカミーユたち。そこで彼らが目撃したのは、放置され荒廃した街と、処理もなされずそのままミイラ化した死体の山でした。これを見てもティターンズの所業だと信じきれないエマでしたが、クワトロ=シャアからさらに話を聞かされ、絶句します。同じ頃ライラは、戦艦アーガマが30バンチに入港するのを見て、そこにエゥーゴの基地があると判断。自ら潜入し偶然出会ったカミーユを人質に取りますが、クワトロ=シャアの語る30バンチ事件の真実と地球連邦政府の糾弾に、いても立ってもいられず自らその正体を現すことに。そのままカミーユを解放し、去っていくのでした。前回、レコアがエマに語る形で判明した、30バンチ事件。伝聞でしか聞いていなかったためその惨状をイマイチつかみきれていなかったカミーユとエマですが、今回実際に現地を訪れたことで、それを目の当たりにします。30バンチに毒ガスがまかれた時は、住民全員がデモを行っていたというわけではなく、普通の生活を送っていた住民も多数いた様子。酒場に大勢の人がいたあたり、夕方当たりのタイミングを狙って散布されたのでしょうか。クワトロ=シャアたちがパイロットスーツのヘルメットを開けて活動しているあたり、毒ガス自体は浄化されているようですが、それ以外は当時のまま。このシーンは、確かにティターンズの横暴を視聴者にも印象付けるには、インパクト大な描写でしたね。こうしたクワトロ=シャアたちの行動、そして彼の発言を受け、じょじょに錯乱状態に陥っていたのがライラ。彼女は最初カミーユを人質に取りますが、クワトロ=シャアと会話するうちに様子がおかしくなり、やがて自らカミーユを解放してガルバルディβに戻ります。クワトロ=シャアからさらに明かされる、30バンチ事件の真実。30バンチの住民の反政府運動はそれほど過激なものではなく、ティターンズのやり方は完全に常軌を逸したものでした。この時、ライラの中で、自分の持っていた地球連邦軍に対する信頼が揺らいだんでしょうね。そりゃそうだ。信念を持って身を投じているはずなのに、その組織が、こんなむごいことをしていたんだから…。


戦艦アーガマを一気に叩くことにしたライラは、ガルバルディβに搭乗。そのまま襲い掛かってきます。これに対しエゥーゴは、ヘンケンとブレックスの意向により、カミーユガンダムMk-Ⅱが一番前に出て戦闘に突入。ライラのガルバルディβとの1対1のバトルを繰り広げ、カミーユが勝利をおさめるのでした。ヘンケンたちの指示で最前線に出ることになったカミーユは、ガンダムMk-Ⅱ(エゥーゴ仕様)に搭乗。エゥーゴ仕様に乗るのは、このシーンが初めてでした。ようやくOPと同じ機体に乗り、戦いに出たカミーユ。今まで段階踏んできたから仕方がないとはいえ、第7話で初とは…長かったなぁ。そんな彼は、クワトロ=シャアたちの期待通りの目覚ましい活躍を見せ、ガルバルディβを圧倒。ライラは錯乱していることもあり終始カミーユに翻弄されっぱなしで、最期はガンダムMk-Ⅱのビームライフルに撃ち抜かれ、自分の持っていたニュータイプへの恐れを自覚して散っていくのでした。カミーユの大戦果であり、ガンダムMk-Ⅱが本格的に敵を撃破した、見逃せないシーン。ガンダムMk-Ⅱのハデな活躍に目が行きますが、ライラたちの心理描写も見どころでした。自分自身のニュータイプへの恐れ、そして自然と持つ反感こそがオールドタイプの証明であることを自覚し、散っていくライラ。敵ながらなんだか憐れに感じたなぁ。そして、ジェリドは戦艦アレキサンドリアからライラの死を目撃。彼女に思いを馳せ、慟哭するのでした。ジェリドが初めて見せた涙。彼はいつの間にか、ライラに―。

 

 

 

第8話「月の裏側」

1985年4月20日放送
登場した敵他:戦艦アレキサンドリアガルバルディβ、ハイザック

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「あの力…子供のものじゃない!なんなんだ、ライラ!?」


STORY:エゥーゴの正規パイロットになったことに怒り、反発するカミーユ。エマはかつて出会ったアムロのことを話すが、それでもカミーユの心は晴れなかった。そんな中、ライラの敵討ちにはやるジェリドの乗るガルバルディβが、戦艦アーガマを襲う!ガンダムMk-Ⅱで何とか退けたカミーユたちだったが、刻一刻と変化する戦況は、さらに彼らを戦いに引き込むことになる。エゥーゴの計画する、ジャブロー攻略作戦の全貌とは、一体なんだ!?


前回に引き続き、ガンダムMk-Ⅱの戦闘パートが多めな一編。中盤ではジェリドの乗るガルバルディβと1対1の死闘を繰り広げ、縦横無尽に動き回って戦うさまが、視聴者を引き込んでくれます。一方で、「アクシズ」や「ハマーン・カーン」、そして「カラバ」などの名称・人名も初登場。これからエゥーゴが行おうとしている作戦の全貌も明かされており、今後の展開において重要なお話でもありました。


エゥーゴの正規パイロットとして認められたカミーユ。しかし彼は、まだ軍人になることに抵抗感を覚えていました。そんな彼に対し、エマは彼にかつてアムロと出会った時のことを話しますが、カミーユ自身の心は晴れずじまい。しかし、この場面で、彼はモビルスーツパイロットとしての勘を、知らず知らずのうちに披露してしまうことになるのでした。前回のラストでは若干表情が晴れていたものの、やっぱり軍人になることにはまだ抵抗があったカミーユ。悪いとは思いませんが、こういう強情さはアムロ以上だなと感じました。まあアムロの時は既に戦時中だったのに対し、カミーユの場合現状まだ戦争にはなってない(エゥーゴティターンズが衝突しているのみ)なので、そういう状況の違いもあるのかもしれないなぁ。そんな彼の心を開き、真意を確認するためにエマが話したのが、アムロとの出会い。彼女は2年半ほど前、地球でドライブをしていた際、偶然アムロに車の修理をしてもらっていたのでした。アムロは諸事情により地球の邸宅で半ば軟禁状態ですが、エマたちと接していた時は、とても優男っぽい感じに描写。『ガンダム』の時はあんなに女性に対してはオドオドしてたのに、成長したなぁおい!エマはこの話を通じて、アムロの求めていたもの、そして“エゥーゴの空気”について語りますが、カミーユの心には届ききらず。しかし、彼は同時に、自分もそのアムロ側の人間であるような勘を披露してしまうのでした。エマの語る“エゥーゴの空気”、それはニュータイプ等が求める独特の戦いの場としての空気であり、自分自身もそしてカミーユも、それに惹かれてここにやってきたのだろうと語ります。言葉では表現しにくいですが、このエゥーゴには、志を持つ者やニュータイプのような特異な者が求めている“何か”があるのでしょうね。カミーユはそのことを否定しますが、同時にシャアが自分の近くにいるのではないかと感じている旨も発言。あ、もしかして、クワトロ=シャアの正体に気づいてるのか?


ライラの敵討ちにはやるジェリドは、自ら志願し、戦艦アーガマの偵察という名目でガルバルディβにて出撃。しかし、思うようにエゥーゴが動かないため、先制攻撃を仕掛けます。既にガルバルディβの接近を察知していたエゥーゴは、カミーユを筆頭にガンダムMk-Ⅱとリック・ディアス隊を出撃させます。月面で繰り広げられる、ガンダムMk-Ⅱとガルバルディβの死闘。ガンダムMk-Ⅱはビームライフルと右脚部を損傷するも、ガルバルディβの排除に成功するのでした。Aパート後半からBパート序盤で中心となるのは、ガンダムMk-Ⅱとガルバルディβの戦闘。どちらも縦横無尽に動き回って戦うため、観る者をグイグイ引き込んでいきます。月面という舞台で、カミーユがほぼ本能的に勘の働くままに戦っているのに対し、ジェリドがライラの教えを守り戦略的に戦おうとしているのが、いい対比。でも、ジェリドがメチャクチャ頑張ってるのに、カミーユに追いつけていないのがちょっとかわいそうだね…。とはいえ、カミーユの戦闘が完璧というわけではなく、戦闘面ではジェリドと互角に戦ったものの、その“戦闘の空気”に飲まれてしまい、ジェリドのペースに引き込まれてしまうことに。戦闘終了後、カミーユはクワトロ=シャアからそのことを指摘されます。カミーユは確かにモビルスーツの操縦はピカイチですが、まだ「戦局を読む」ということは未熟。そりゃあ、実戦に参加してまだ間もないからねぇ…。


月面で戦艦アーガマを押さえられなかったティターンズは、そのまま月基地のあるグラナダへ入港。一方のエゥーゴも、密かにグラナダ付近の街:アンマンへ入港していました。エゥーゴの支援者であるウォン・リーらとの秘密会議に出席することになったクワトロ=シャアは、そこで今後の軍事作戦について意見をぶつけるのでした。『ガンダム』の時も登場した、月基地グラナダ。戦争終結後も、地球連邦軍基地の1つとして機能し続けているようです。そんなグラナダの近くであるアンマンへ入り、活動を行っていたのがクワトロ=シャア。彼は自室へ到着後現地で収集された情報を確認し、指定されたハンバーガーショップへ向かいます。そこには、エゥーゴの支援者であるウォン・リーらがいました。クワトロ=シャアが現地情報を得るシーンでは、ジオン公国の残党である「アクシズ」が地球を目指して活動を開始したこと、そこに所属するハマーン・カーンが20歳を迎えたこと、またエゥーゴの地球での協力部隊でもある「カラバ」の活動状況が報告されます。今後、『Ζガンダム』の世界に深くかかわってくる名称が頻出。ここまで立て続けに要素がポンポン出てくるとは思いませんでしたね。その後クワトロ=シャアは、ウォン・リーらとの会議へ。彼らは地球連邦軍の本部であるジャブローを叩く作戦を押していましたが、クワトロ=シャア自身はそれに批判的でした。確かに、地球連邦軍の軍事力を削ぐには、本部であるジャブローを叩くのが一番効果的。しかしクワトロ=シャアは、地球への被害や重力地帯での戦闘の難しさを考慮し、グリプス(グリーン・ノア2)を叩くべきだと主張します。さすが、かつてジャブローに攻め込んだ人の言うことは違うぜ!ウォン・リーたちは「ジャブローを叩けば人民の支持を得られる」と息巻いてたけど、そううまくいくとも思えないしなぁ。


アンマンの月面を走行していたカミーユとエマは、密かに追跡していたカクリコンらティターンズの小部隊の不意打ちを食らうことに。しかし、これはカミーユの鋭い勘と、スクラップの中から偶然発見したハロにより間一髪で免れ、反撃してそのスキに脱出することに成功します。終盤では、カミーユたちとティターンズの小部隊との戦闘が描かれることに。ここでもカミーユは、たぐいまれなる鋭い勘を発揮します。さすがに銃撃ではエマの方が上でしたが、それ以外の面では終始カミーユがエマを引っ張る形に。カミーユ、やっぱり君、軍人になる素質があるよ。

 

 


第9話「新しい絆」

1985年4月27日放送
登場した敵他:戦艦アレキサンドリア、戦艦サチワヌ、マラサイハイザックティターンズ仕様、連邦軍仕様)

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「クワトロ大尉って、こうなるとわかってたのかな。嫌いだな、ずっと試されてるみたいだ。」


STORY:ジャブローの偵察を続けていたレコアは、途中地球連邦軍に発見されピンチに陥るが、それをカイの協力で切り抜けることに成功した。一方、未だに軍人になることを拒むカミーユは、ウォンから“修正”を受ける。自分自身の思いと反し、彼は引き寄せられるようにクワトロ=シャアの先遣隊に参加するのだった。やがて、エゥーゴの戦艦サチワヌ強奪作戦が実行されるが、カミーユは別の気配を感じ取る。それは、戦艦アーガマへの奇襲のことだった…。


第6話で戦艦モンブランを失ったエゥーゴ。今回はそんな彼らが、ティターンズの戦艦の1つであるサチワヌの強奪を図るお話です。カミーユの成長物語の側面も持っており、ようやく彼もエゥーゴのメンバーの中になじんできた様子。そして、ニュータイプではないかと思われるような鋭い勘を、次々に発揮していきます。戦闘面では、クワトロ=シャアの専用機である百式が初登場。その金ピカの機体が、目を引きます。


第6話で、大気圏内に突入しジャブローへと降り立ったレコア。彼女はその偵察を続けていましたが、ある時地球連邦軍の警備兵に発見されてしまいます。あわや拘束寸前となった時に、1人のジャーナリストが現れ、彼女を救出。さらには彼女の偵察活動に協力し始めます。ジャーナリストは自分のことを、カイ・シデンと名乗るのでした。第6話で大気圏内に突入して以降、そのまま登場していなかったレコアが再登場。あの後ちゃんとジャブローに降り立ち、偵察任務を続けていたことが明かされます。レコアはカプセルから「歩けば4日くらいかかる」場所まで移動しており、なおかつろくに通信手段も持たず最低限の装備で潜入していた様子。すげぇ、極限のサバイバル生活しながら偵察任務してたってことなのか?エゥーゴもなかなか酷な任務を与えるな…。そんな彼女は、偶然地球連邦軍の警備員に発見されてしまうことに。このままいけば拘束されるというところまでいきますが、それを救ったのがジャーナリストのカイでした。ホワイトベースの乗組員で、ガンキャノンを乗り回していたカイが再登場。地球連邦軍から身を引き、今はフリーのジャーナリストとして活動しているようです。一年戦争から7年経っても、あの口の利き方と言い回しは健在。カイのセリフを聞くと、懐かしさと同時に物語のテンポもよくなったような気がしました。


正規のパイロットに任命されたにもかかわらず、未だその自覚が持てず軍人になることを拒むカミーユ。彼はわかっていて会議に遅れて出かけますが、そこに居合わせたウォンから、“修正”という名の鉄拳制裁を食らいます。気を失うほど痛めつけられたカミーユは、更衣室で目を覚ますことに。そのままエゥーゴのある作戦のために先遣隊に加わるよう言われ、彼は嫌々ながらも、身体は自然にガンダムMk-Ⅱへと向かうのでした。軍人になることを拒み続け、わざと反抗的な態度を取るカミーユ。彼はウォンからの“修正”を食らい、そのまま気絶してしまいます。ウォンは見た目こそひ弱な資産家ですが、実はクンフーの心得があるため、その格闘能力はなかなかのもの。カミーユは反撃するもほとんど当てることができず、一方的にやられる形で気を失ってしまいます。確かにカミーユの行動はいくら考えがあるとはいえ身勝手ですし、組織に属するものとして許される行為ではありませんが、それでもウォンはやっぱりやりすぎな感じがするなぁ。エマは彼の行為を「カミーユのことを思っての鉄拳制裁」と捉えてるみたいだけど、いやいや、その時の彼の表情からは全くそのことが読み取れなかったんですけど!このような経緯で気を失ったカミーユが目を覚ますと、そこは更衣室。クワトロ=シャアたちは、ある作戦の先遣隊として出撃準備に入っていました。ウォンのやり方も気に入らず、なおも反発するカミーユでしたが、その身体はいつの間にかガンダムMk-Ⅱへと乗り込んでいくのでした。自分の思いに反して、ガンダムMk-Ⅱに乗り込むカミーユ。もちろん任務なので仕方がないということもあるんだろうけど、やはりモビルスーツに引き寄せられるのは、ニュータイプの宿命なのか…?


エゥーゴの立てていた作戦は、ティターンズの戦艦サチワヌの強奪作戦。ガンダムMk-Ⅱ、百式リック・ディアスで向かったカミーユたちは、ドックへの潜入に成功します。そのまま白兵戦に突入し、カミーユたちはそのままドックを制圧することに成功。戦艦サチワヌも押さえて作戦は大成功でしたが、カミーユだけは不穏な何かを感じ取っていました。何回もそれを訴える彼に対し、クワトロ=シャアは彼を先行して戦艦アーガマに戻らせるのでした。エゥーゴが立てていた作戦は、ティターンズの戦艦として過去に何回も登場しているサチワヌの強奪。第6話で自身の艦であるモンブランを撃沈されていますから、その代わりを調達する意味合いがあったのでしょうか。その強奪のための先遣隊…というよりもほぼ作戦実行を任されていたのが、カミーユたち。彼らはドックへの潜入に成功し、一気にその場を鎮圧してしまいます。今回より、以前破壊されたリック・ディアスに代わり、クワトロ=シャア専用機として百式が登場。全身金ピカのハデなボディは、とても目を引くものでした。どうみても隠密行動等には向かない百式のカラーリングですが、一応クワトロ=シャアたちもそのことは認識しているらしく、それでもこんなハデなものになったのは、戦場で味方から撃たれないようにするためらしい。まあ、わからなくはないか…。そして、ドックを鎮圧し戦艦サチワヌをほぼ押さえたカミーユたち。勝利に沸く彼らでしたが、カミーユだけは一抹の不安を感じていました。カミーユが戦闘中に何度も感じていた、「エマの叫び声」。実際に彼女が叫んでいたわけではありませんが、こうした感覚を持つことは、カミーユがタダ者ではないことの証明でした。やっぱりニュータイプだよね?カミーユは。


カミーユが急いで戦艦アーガマに戻ると、そこではカクリコンらの乗るハイザックの襲撃を受け、エマたちが戦闘中。彼女の乗るリック・ディアスはピンチに陥っていました。カミーユガンダムMk-Ⅱで戦闘に割って入り、カクリコンのハイザックの撃退に成功。エマはカミーユの行動に感謝し、このことをきっかけに、カミーユ自身もエゥーゴのメンバーに受け入れられていくことになるのでした。ティターンズは戦艦アーガマの偵察を続けており、ガンダムMk-Ⅱや百式などが飛び立っていったことも察知済み。手薄になった戦艦アーガマを狙い、ドックごとそれを叩こうとしていました。これに対し、エマはリック・ディアスで出撃しメインで戦いますが、かなり押され気味。その窮地を救ったのが、カミーユガンダムMk-Ⅱでした。エマがエゥーゴに寝返ってから、初のモビルスーツによる戦闘を経験。リック・ディアスに乗るのが初めてだからか、カクリコンのハイザックに苦戦を強いられます。ここはエマ自身がリック・ディアスに慣れていないこともそうだけど、カクリコンの操縦技術もなかなかのものだったから、エマが余計に追い詰められちゃったって印象だったなぁ。そんなピンチのエマを救ったのが、カミーユ。彼は相変わらず常人を超えた反応速度などを見せ、カクリコンらを圧倒。ハイザックの完全撃破まではいかなかったものの、右腕を切り落とすなどの損傷を与え、撤退に追い込むのでした。卓越した勘と操縦で、エマの窮地を救ったカミーユ。回収にやってきたヘンケンたちとも気軽に会話していることから、カミーユもようやくエゥーゴになじんできたことが窺えますね。

 

 

 

 

 

今回はここまで。次回は、第10話から第12話をご紹介予定です。『機動戦士Ζガンダム』。君は、刻(とき)の涙を見る―。

 

 

 

 

 

ガンプラ Pick Up!

Ζガンダム』に登場したモビルスーツガンプラの一部を、ピックアップしてみよう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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