お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『機界戦隊ゼンカイジャー』第36カイ ちょっとした感想

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あまりにも高くて嬉しい『ゴーゴーファイブ』要素

 

 

 

番組は変わって、『機界戦隊ゼンカイジャー』です。

 

いや、ビックリ箱が自分で驚いちゃってるよ!次回予告から、明らかにギャグ回っぽそうだった今回。確かにメインとなるお話はギャグであり、ビックリバコワルドの能力に悩まされる介人たちは笑えましたが、その一方でゾックスとの思いのぶつかり合いや、ステイシーの悲しい決意が描かれる等、しっかりとシメるところはシメていた印象でした。

 

戦闘シーンでは、ゾックスの素面アクションシーンが目立ったほか、廃工場内でのフリント救出シーンで、ガッツリ『ゴーゴーファイブ』を意識していたのがGood。ファンとしてはもう嬉しいことこの上ないって感じでした。前回と言い今回と言い、妙な『ゴーゴーファイブ』推しは何なんだ…?

 

なお、前回(第35カイ)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーバイス』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、ハカイザーの正体が功博士だと知った介人。彼はゾックスにハカイザーを倒さずに捕まえてほしいと頼みますが、ゾックスはそれを承諾したものの、別の考えを持っていました。そんな中、ビックリバコワルドが街に出現。介人たちが駆けつけて戦う中、遅れて駆け付けたゾックスは、なんとビックリバコワルドを倒さずに、どこかへ連れ去ってしまうのでした。ビックリバコワルドは、商店街に現れてあらゆるものをビックリ箱化。しかし、そこから出てくるピエロや仕掛けには攻撃力はなく、最初はそれに驚いていた人々も、やがて慣れてその場を立ち去っていきます。迷惑なヤツだけど、かといってワルドにしては全然攻撃力がなかったビックリバコワルド。この時点ではかなりのへっぽこだなぁと思いましたが、それには裏があるとはなぁ…。

 

ゾックスがビックリバコワルドを連れてきたのは、とある廃工場。そこで彼を追い詰めて、ハカイザーをおびき出す作戦でした。ところが、やって来たのはバラシタラ。おまけにビックリバコワルドはパワーアップし、あちこちに仕掛けを発生させてゾックスたちを急襲。ゾックスはバラシタラに襲われ偶然外に出る一方、フリントたちは中に取り残され絶体絶命のピンチに陥ります。それを救ったのは、介人たちでした。ゾックスが考えていたのは、ビックリバコワルドを使った囮作戦。しかし、それをしてくるであろうことはバラシタラ&ビックリバコワルドは予想済みであり、ビックリバコワルドはその本性を現してゾックスたちに一輝に襲い掛かってきます。本気を出したビックリバコワルドは手ごわく、あらゆる仕掛けで特にフリントたちを攻撃。廃工場は火の海に包まれ、フリントたちは窮地に立たされます。廃工場のシーンは、実際の火を使いながらCGエフェクトなども盛り込んで、かなりハデな演出に。そしてこの後展開されたのが、ジュランたちによる救出シーンでした。ジュランたちは、ゴーゴーファイブのギアを使い、そのレスキュー能力でフリントたちを救出。OPを意識したか現場への突入演出の他、ちゃんと役割分担がオリジナルのそれと同じになっているなど、様々な面でオマージュを感じられるものになっていました。この直前の変身描写が結構笑えるポイントだったんだけど(ビックリ箱化されたギアトリンガーを、仲間内で無理やり押さえつけて変身)、そんなの吹っ飛んじゃうくらい、この救出シーンはグッとくるものがあったなぁ。

 

洗脳を強化されたハカイザーは、自分の意志で外へ飛び出し、ゼンカイジャーとの戦いに介入。ジュランたちがビックリバコワルドを倒す一方、スーパーゼンカイザーへとチェンジしたゼンカイザーは、ハカイザーへと戦いを挑みます。しかし、ステイシーザーに邪魔され捕まえることに失敗。最後に現れたダイビックリバコワルドは軽々撃破したものの、介人にとっては手放しで喜べない勝利に終わるのでした。終盤になって、ハカイザーが登場。ノリは今までと相変わらずでしたが、言い回しや考え方が微妙に変わっていたところに引っかかりを感じました。「自分の仲間は自分で決める」みたいなこと言ってたけど、これって前回ステイシーに彼が言ってたこととちょっとズレるような気がするのが、とても気になるなぁ。そんなハカイザーの手助けを必死にやっていたのが、ステイシー。彼は、以前のヤツデとの会話から、功博士が彼女の息子であり介人の父であることを知っていましたが、ヤツデとの約束よりも目の前の自分の仲間を失いたくないという思いが強くなるあまり、そうした行動に出ていました。ここでのステイシーの葛藤は、短時間ながら非常にうまく演出できていた印象。観ていてゾワッときましたね。こうした戦いを経て、最後はダイビックリバコワルドとの巨大ロボ戦へ。ビックリ箱を使って攻撃を仕掛けてくるダイビックリバコワルドでしたが、ゼンカイジュウオーとゼンカイオーブルマジーンの敵ではありませんでした。今回のロボ戦は、ギャグ的なノリながらかなりミニチュア特撮に力が入れられており、迫力満点。ゼンカイジュウオーが押されるシーンは、圧巻でしたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

街中に生えまくる、大根、大根、そうあの大根!こんなトンチキな悪事を働くのは、トジテンドしかいない。ダイコンワルドの仕業だ。そのダイコンワルドに立ち向かっていくのは…マジーヌやフリントらヒロインたちだった!?

 

次回は、「スーパー戦隊シリーズ」ではよくある、ヒロインたちが大活躍するお話。それはいいけど、ダイコンワルドの悪事とそれがどうかかわるのか、まったく予想がつかないぞ。まあ、斜め上の展開に行くのは『ゼンカイジャー』では日常茶飯事だから、今さら驚くほどのことでもないか…。

 

 

 

 

 

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