サタンビゾーのスペックを空で言える筋金入りのオタク
今回の『ウルトラマンクロニクルZ ヒーローズオデッセイ』は、映画『ウルトラマンティガ ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』の特集回前編。冒頭の勉の観る彼の世界の『ウルトラマンガイア』の一編から、我夢が勉の世界にやって来てサタンビゾーを撃破するところまでが放送されました。
前回までの映画『ダイナ』とは違い、カットすべきところが玩具店の店主登場シーン位しかないからか、ナレーションは最低限に、映画本編をほぼそのままノーカットで放送。かつての『列伝』と同じく、映画のロゴまでキチンと放送されました。『ダイナ』のアスカの方は映せない事情があった(のだろうと推測される)とはいえ、ここまで差があると、ちょっとなんとも言えない感じになるな…。
なお、前回(第12話)の感想記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
上述の通り、今回紹介されたのは、冒頭~ガイアV2のサタンビゾー撃破シーンまで。玩具店のシーン以外はほぼノーカットで放送され、それを観ていれば当然物語の流れが分かるからか、ナレーションは最低限、ゼロの語りもアバンタイトルのみに留められていました。
冒頭、勉が自分の世界の『ガイア』を観ているシーンでは、なぜか状況解説のナレーションが挿入。ナレーション自体があるのはいいけどさ、「我夢は黒い服の男(もう1人の我夢=サタンビゾー)を追っていた!」みたいな、このシーンも本編に直接関係しているようにミスリードする感じになってたし、別に無くても良かったんじゃないのかなぁ。最初、勉がビデオテープを母親に取られちゃうシーンをカットするために挿入されたのかなとも思ったけど、そんなことはなかったし…。
このような勉が『ガイア』を観るシーンでは、ビデオテープやテレビデオなど、リアルタイム世代やそれ以上の世代には懐かしいアイテムが続出。今まではあんまり気にしないで観てたけど、これらのアイテムを全く知らない世代も増えてきてるんだよね。映画公開から20年以上経ってるんだし、ジェネレーションギャップが発生するのは当たり前か―。
そして、勉の日常パートと登場人物の紹介を経て、ガイアV2登場サタンビゾーの戦闘シーンへ。何度観てもこのシーンは、時間は短いながらもアクション面・合成面ともに秀逸な出来ですよね。特に、ガイアV2が振り向きざまにフォトンエッジを放つシーンはメチャクチャカッコいい。ガイアV2でのフォトンエッジによる敵撃破も珍しいから、このシーンら色んな意味で観る価値のあるカットなんですよね~。
赤い玉の力が弱まり、我夢は自分の世界に戻った。しかしその間に、勉の世界では新たな怪獣が出現しようとしていた。「もう一度、勉の元へ!」我夢の技術と思いが、今彼に再び時空を超えさせた!
次回は、引き続き映画『ガイア』の分割放送。次回予告から察するに、キングオブモンスにガイアが追い詰められるシーンまで放送されるようです。となると、再来週は最後の戦闘パート部分のみの放送か。時間的にちょっとアンバランスな分割じゃないか?
※なお、4月9日より『新幹線変形ロボシンカリオンZ』が放送開始する関係で、『ウルクロZ』の感想記事の投稿日は、毎週月曜日に変更予定です。詳細は追ってお知らせします。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
さあ、第14話のレビューは↓コチラだ!
bongore-asterisk.hatenablog.jp
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