番組は変わって、『魔進戦隊キラメイジャー』です。
任せろ！俺とタメは、イケてる2人…だぜ？今回は、サブタイトルの通り為朝と時雨のダブル主役回。彼らのチームプレーが楽しめる一方で、ヨドンナたちヨドンヘイム側の猛攻、そして充瑠の脳裏にもよぎったヨドン皇帝の姿など、ストーリー上大事な要素もいくつか出てきたお話でもありました。
次回予告を見ていた時は、「為朝と時雨のコンビがヨドンナのたくらみを打ち破って大勝利を収めるのかな」と思っていましたが、ふたを開けてみると、想像以上にキラメイジャー側のピンチシーンが連続。為朝と時雨は何とか勝利を収めた一方で、キラメイシルバーらの巨大ロボ戦の方は、ガルザがヨドン皇帝からの指示を受け戦線離脱しなければ、敗北していた状態でした。今回、けっこう危なかったよね…。
なお、同日放送の『仮面ライダーセイバー（聖刃）』の記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
前回のヨドンナたちの大きなたくらみを打ち破り、再び自分たちの生活に戻っていた充瑠たち。為朝と時雨はビリヤードに興じますが、その時ヨドン反応キャッチの報せを受けます。現地に向かうと、待っていたのはヨドンナ。彼女はヌマージョの顔を使い、為朝を毒で侵そうと狙いますが時雨がそれをかばいます。時同じくして、市街地にはスモッグジョーキーが出現。瀬奈と小夜がキングエクスプレスザビューンで挑もうとしますが、それこそガルザの狙いであり…。冒頭、為朝と時雨のビリヤードシーンが挿入。何気ない日常の一コマかと思いきや、後半の展開の伏線になっていたとはね…。このように彼らがのんびりしている一方で、今まで以上にキラメイジャーに並々ならぬ憎しみを燃やしていたのが、ヨドンナとガルザ。彼女たちは、ヌマージョの顔とスモッグジョーキーを使い、キラメイジャーに一大攻勢を仕掛けるのでした。前回ほどの規模ではないものの、今回のヨドンナたちの作戦もなかなか気合いの入ったもの。ヨドンナは為朝と初めて会った時の仲間の話に着目し、彼を苦しめる作戦を展開。ガルザはスモッグジョーキーが魔進エクスプレスと合体できることを逆手に取り、邪悪キングエクスプレスを誕生させ、キラメイジャーに迫るのでした。嫌らしさ満点な今回の彼女たちの作戦、悪役らしくてGoodです。それにしても、瀬奈と小夜は「キングエクスプレスが乗っ取られるなんて！」ってメチャクチャ衝撃受けてたけど、初合体当時からこうなる危険性も予測できた気が…。
ヌマージョの毒が回り、その行動にまで支障をきたしてしまうキラメイブルー。ヨドンナとベチャットたちの攻撃にも大苦戦を強いられることになったうえ、邪悪キングエクスプレスにキラメイシルバーたちが苦しめられていることから、変身解除させられた為朝は、充瑠に彼らの救援に向かうよう指示します。こうして、残ったのは為朝と時雨の2人だけ。彼らはお互いのコンビネーションを信じ、ビリヤードを応用した攻撃方法でヌマージョの顔を破壊。時雨の体調も回復し、彼らの反撃が始まります。太刀筋にもぶれが生じ、さらには攻撃を受けたことによるダメージの蓄積で、立っていることすらままならなくなってしまった時雨。為朝もヨドンナの猛攻の前に変身解除させられてしまい、2人はコンビネーション攻撃にすべてを賭けることになります。この攻撃の直前の2人のやり取りが絶妙。まさに「コンビもののドラマ」って感じの雰囲気が出ていました。この調子だと、為朝と時雨だけが登場するスピンオフストーリーなんかも作れそうだな…！そんな2人が編み出した攻撃方法は、ビリヤードを応用したもの。キラメイイエローの攻撃を、キラメイブルーにわざと経由させてヌマージョの仮面に当てるというものでした。ヌマージョの顔は「毒を食らったものの攻撃でしか破壊できない」ってされてたけど、これでもイケるのか！正確にはキラメイブルーが直接放った攻撃じゃないけど、「最終的にはキラメイブルーの方から飛んできた攻撃」だから、ギリギリOKだったのかな。
ヨドンナは自らの作戦が打ち砕かれ、一気に劣勢に。しかしその時、彼女の体内の力が覚醒し、キラメイイエローたちはひるみます。時同じくして、キラメイレッドのグレイトフルフェニックスと戦っていたガルザの邪悪キングエクスプレスは、「ヨドンナを救え」という指示を受け、戦線離脱。その指示は充瑠の耳にも届いていました。彼の脳裏によぎった、指示した者の正体。それは…！邪悪キングエクスプレスは、グレイトフルフェニックスとも互角に戦闘。これ、ガルザ側が撤退してなかったら、本当にキラメイレッドたち負けてたかもしれないよなぁ。危なかったぜ…。対するガルザは先述の通り戦いを有利に進めていましたが、ヨドンナ救出の指示を受け撤退。そのまま彼女を救って戻るのでした。ヨドンナ救出を指示したのは、ラスボスともいうべきヨドン皇帝。ヨドンナの不穏な力の覚醒といい、皇帝のピンポイント過ぎる指示といい、ヨドンナと皇帝の間には何か深いつながりがありそうです。「『仮面ライダーBLACK RX』におけるダスマダー大佐とクライシス皇帝みたいな関係せいじゃないか」って予想されてるけど、う～ん、どうなんだろうなぁ。
気が付いたマブシーナが手に持っていたのは、宝路の専用アイテム：シャイニーブレイカー。しかし、そこに宝路の姿はなかった。彼は一体どこに行ってしまったのか？そして、マブシーナが突然錯乱し暴れ出してしまった意外な理由とは！？
次回は児童誌でも取り上げられていた、マブシーナが主役のお話。今回と雰囲気が180度違うような気がするけど、実際の展開はどうなるのかな？
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