お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『魔進戦隊キラメイジャー』第42話 ちょっとした感想

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悪しき想像力の権化

 

 

 

番組は変わって、『魔進戦隊キラメイジャー』です。

 

充瑠、俺たちは負けねぇ。俺たち全員で、キラメイジャーだからな!『キラメイジャー』も、いよいよ最終章へと突入。その幕開けとなる今回は、ガルザによるヨドン皇帝の乗っ取りとそれによる暴虐、その前に倒れるキラメイジャーたちの姿が描かれました。冒頭で充瑠たちの日常をうかがわせる描写が挿入されている分、中盤からの急転直下の絶望感は、作劇としてGood。ガルザはロードガルザになっちゃったけど、一方でヨドン皇帝があれでフェードアウトしたとも思えないんだけど…どうなるのかな。

 

なお、同日放送の『仮面ライダーセイバー(聖刃)』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

今日も高校で補習を食らい、にもかかわらず居眠りをこいている充瑠。彼はその夢の中で、想像力を膨らませて絵を描くクリスタリア人の少年を目撃します。同じ頃、CARAT本部では為朝たちが集まっていましたが、なにやら不吉な予兆が連発。なんとか気にせず流そうとする彼らでしたが、ガルザがヨドン皇帝と同化し、一世一代の作戦に出ようとしていたことに、まだ気づいていませんでした。充瑠が夢の中で惑星クリスタリアの過去を見るというのは今までも何度かありましたが、そこに登場するのはいつもオラディン王(もしくは彼とセットでガルザなどの家族)。そのため充瑠は、今回見た夢で出てきたクリスタリア人をオラディン王の幼少期だと錯覚します。今回の終盤で実はガルザだったと判明するのですが、このあたりのミスリードがGood。確かに今までのことを踏まえれば、誰だってこの少年のことはオラディン王だと思いますよね。そんな当のガルザは、クランチュラと結託し、ヨドン皇帝と同化。ヨドン皇帝第3の顔となった彼は、その強大な力で新たな作戦を開始します。ガルザの申し出をすんなり受け入れ、自分の中に招いたヨドン皇帝。この時点でガルザの本心に気づいていたのかなと思ってたけど…どうやらそうでもないみたいでしたね。

 

充瑠と柿原さんがいい感じになり始めた時、突然高校を謎の黒い霧が強襲。充瑠は何とか逃げ出しますが、黒い霧はさらに街へと広がり、人間をベチャット化していきます。CARAT本部で為朝たちと合流した充瑠は、レッドキラメイストーンらの励ましを受け、キラメイジャーに変身し出動。黒い霧の発生源であるガルザを叩きに向かいますが、彼の力はゴーキラメイジャーの力をもってしても太刀打ちできないほど強大化していました。以前のお話で充瑠の正体を知った柿原さんですが、その後も彼女の中では充瑠に対する思いが大きくなっている様子。今回、ベタ中のベタともいうべき、「すっとぼけたふりして遊園地デートに誘う」なんてことをやってのけます。ここまで露骨だと、逆に微笑ましい。ぜひ実現ほしいですね、このデート。しかし、そんな日常もガルザの作戦の前に崩れ去ることに。急転直下・未曽有の危機の前に、さすがの充瑠たちも弱気になりかけますが、レッドキラメイストーンたちの励ましを受けて出動。ガルザと戦いますが、ゴーキラメイジャーの力では彼に勝つことはできませんでした。レッドキラメイストーンたちの励ましのシーンは、終盤の戦いらしい、充瑠たちを鼓舞し元気づけるセリフが魅力的。そしてその分、この後展開されるゴーキラメイジャーの敗北が引き立ちます。ガルザ→ヨドン皇帝に踏みつけられるキラメイレッド、なかなか衝撃的だったなぁ。

 

ガルザの活躍により、ヨドン皇帝は地球に降臨。その時キラメイシルバーに追われる形でクランチュラが現れ、手に持った爆弾をなんとヨドン皇帝に投げつけます。これによりヨドン皇帝にスキが生まれ、その間にガルザが意識を乗っ取り、自らをロードガルザへと強化。その力はキラメイジンやグレイトフルフェニックスも寄せ付けず、さらには魔進オラディンを拘束してヨドンヘイムへと連れ去り、充瑠たちを絶望の淵に立たせるのでした。ヨドン皇帝降臨のタイミングこそ、ガルザの狙っていたチャンス。彼はヨドン皇帝の意識を乗っ取り、自らが皇帝になり替わろうとしていました。これにより肉体はロードガルザに強化。キラメイジンをはじめとする巨大ロボの攻撃を全く寄せ付けず、破壊の限りを尽くします。ロードガルザは、ガルザよりもゴールドの塗色の割合が増え、スマートになった姿。うん、確かにカッコよくなってる。充瑠が興奮するのも無理はないですね。そんなロードガルザは、充瑠が夢で見たクリスタリア人の少年が描いていた絵と同じ技を繰り出し、キラメイジャーを圧倒。魔進オラディンをヨドンヘイムへ連れ去ります。今回ちょくちょく描写されていたのが、充瑠=キラメイレッドがガルザの幼少期のことを語る際、ガルザの動きが止まったり戸惑ったりする動作。彼が幼少期に描いた絵モチーフの技を繰り出していることからも、彼にキラメンタルそしてクリスタリア人としての意識がまだ残っていることが窺えます。このことが、次回以降で彼を倒す突破口になりそうですね。

 

 

 

 

魔進オラディンを連れて、ヨドンヘイムへと去ったロードガルザ。オラディン王を救うため、ロードガルザを倒すため、充瑠は決死の覚悟でヨドンヘイムへと向かう。彼はオラディン王を救うことができるのか?そして、今明かされるガルザの過去と新たなる真実とは!?

 

次回は今回の後編に当たるお話。残り話数的にもロードガルザと決着がつきそうな感じがしますが、そう簡単には勝たせてくれないようですね。さあ、充瑠はロードガルザをただ倒すだけなのか?それとも―。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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