お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『魔進戦隊キラメイジャー』第24話 ちょっとした感想

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キラメイバンド、結成だ!

 

 

 

番組は変わって、『魔進戦隊キラメイジャー』です。

 

私は信じてる。音楽には、奇跡を起こす力があるってこと!今回は、メンバー全員が歌うキャラソンである「勇気を奏でて」をプッシュしたお話。次回予告だとバンドのためにスパルタ指導を行う小夜と、彼女のもとで猛特訓に励む充瑠たちの姿が中心になるのかと思いましたが、実際はそれだけでなくゲストキャラクター:幸也の立ち直りにも焦点が当てられていました。

 

幸也の立ち直りもドラマの重要なポイントですが、中後半でかなりギュウギュウに押し込んでいたためちょっと欲張りすぎたかなという感も否めな印象。しかし、以前登場した邪面師の力に着想を得ていたのはGoodでした。ということは、今後も音楽系の邪面師が出てくる可能性がある…かも?

 

なお、同日放送の『仮面ライダーセイバー(聖刃)』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

手術を控えつつも素直さと勇気を持てない幸也のために、自分が結成しているバンドで元気づけようとする小夜。文化祭のためにギターの練習に励んでいた充瑠は、瀬奈たちからそのことを聞きつけます。しかしその時、スピーカー邪面が出現し街で大暴れ。大音量に苦しみながらも邪面師を撤退に追い込むことに成功したキラメイジャーでしたが、直後小夜に思わぬピンチが降りかかるのでした。小夜は医者として働く傍ら、医志團というバンドを結成して音楽活動をしている様子。演じる工藤さんがドラムが得意ということに着想を得ての設定なのでしょう。それにしても、総合病院の医者やりながらバンドやってるなんて、とんでもないバイタリティーだな…。そんな小夜が幸也のために頑張ってることを知った充瑠たちのもとに、邪面師出現の報せが。現れたスピーカー邪面は大音量で人々を苦しめますが、本体自体の戦闘力はそこまで高くなく、キラメイジャーの手で一時撤退に追い込まれることに。しかし、この邪面師の大音量のせいで医志團の他のメンバーが事故を起こしており、このままでは幸也のために曲を演奏できないという事態に陥ってしまうのでした。序盤に登場したスピーカー邪面は、そんなに強くなく、苦しむキラメイジャーたちの力でも撤退に追い込めるほど。「なんだ、えらく弱っちぃな」と思いましたが、これは中後半の展開の伏線でもありました。

 

医志團の活動もままならない中、充瑠は小夜に、自分たちがその代わりを務めることを提案。最初は乗り気じゃなかった小夜ですが、ついに決断します。こうして始まった充瑠たちのバンド活動は、小夜による厳しい特訓のおかげで何とか形に。すっかりやり切った感のある彼らでしたが、その裏で、スピーカー邪面の魔の手が幸也に迫っていることに気づいていませんでした。「音楽は楽しんでやろう」というコンセプトで充瑠たちとともにバンドの練習を始めたのに、いざ練習するや否や檄を飛ばしてスパルタ教育を始める小夜。こういうお話だとこのようなシーンが何回も展開されるものですが、後半の幸也の立ち直りの展開の兼ね合いもあってか、それほど長い時間は取られていませんでした。ベタなシーンだけど、もうちょっと長いこと観ていたかったかなぁ。このような小夜のスパルタのおかげで、ボロボロだった充瑠たちの演奏と歌も、一晩でなんとか形に。既にやり切った感のある彼らでしたが、一方でスピーカー邪面は、幸也の力を利用して闇エナジーを増幅させつつありました。音楽系の邪面師は、人に憑りつくことで闇エナジーを増幅できるという能力が、初めて登場。以前のミュージック邪面のお話(第10話)にヒントを得ての設定なのでしょうが、なかなか秀逸に感じました。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

幸也のおかげで闇エナジーを充填したスピーカー邪面は、アンテナもパワーアップし、ガルザの音楽でさらに暴れまわって街を破壊。充瑠たちは出動しますが、幸也が捕らわれていることを知りなかなか手が出せません。危機的状況の中、小夜は必至で呼び掛けながら、無鈴の開発したメカを利用して楽曲「勇気を奏でて」を幸也に届け、彼の心に希望を取り戻すことに成功。幸也が脱出したのちスピーカー邪面は倒され、現れた邪面獣ジュークボックスヒルドンも、キラメイジンとギガントドリラーの前に倒れるのでした。幸也を取り込んでパワーを増幅しつつ人質作戦を敢行するなど、なかなか狡猾な一面を見せたスピーカー邪面。彼とのバトルと幸也救出が、後半の展開の中心となりました。小夜の呼びかけだけでは届かず、「勇気を奏でて」を併せて届けることでようやくその思いが伝わると、ワンクッション置いてからの展開になっていたのはGoodでしたね。そして、ラストで展開される巨大ロボ戦では、魔進ザビューンをウェポンモードにしてザビューンマグナムとして使用するという荒業が初披露。こんな使い方も、できるんだなぁ…。

 

 

 

3つ目のカナエマストーンは、充瑠がよく知るある神社にあった。そこを訪れた彼らの前に現れる、大いなる力を感じたという巫女の正体は一体何か?そして、すっかり彼女にゾッコンの為朝の恋の行方は?

 

次回は為朝がメインのお話。やっぱりカナエマストーン探しは終わっておらず、4つ全部見つけるまで続きそうです。それにしてもボクっ娘の巫女なんて、これまた強烈なもの投入してきたなぁ…。

 

 

 

 

 

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