お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーゼロワン』第3話 ちょっとした感想

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3号ライダー登場と1号ライダー新フォーム登場を同時にやる濃厚さ

 

 

 

ヒューマギアにも心があるように見えるの…、俺だけ?3号ライダー:バルキリーと、ゼロワンの新フォームであるバイティングシャークの初登場回となった、今回の『仮面ライダーゼロワン』。1つの話に2つの新要素登場ということで、普通ならそちらの方に話が傾きがちになってしまいますが…、第1・2話でも描かれていた「人間(或人たち)とヒューマギアの関わり」が引き続き物語の主題として貫き通されていたのはGoodでした。

 

第3話において「ロボットの心」に言及したのは、早いなと感じたと同時に、「それ以上の深いテーマを今後さらに出してくるつもりなのかな」と感じました。今回でその答えは出ませんでしたが、「ヒューマギアが心を持っている“ように見える”」としてお話を締めくくったのは、面白い着地の仕方だなぁと思いましたね。

 

 

 

まごころ寿司に新型ヒューマギア:一貫ニギローを売り込もうとするも、カタブツな大将のせいで撃沈してしまう或人たち。そこに唯阿が現れ、彼らは彼女のヒューマギアに対する価値観を知ります。そんな時、滅亡迅雷.netにより新たな暴走事件が発生。諌に続いて或人も現場に駆け付けますが、マギアを取り逃がしてしまうのでした。一貫ニギローは寿司職人型ヒューマギアで、握る技術の他、データを解析することでその対象者にあった寿司を提供できるという機能の持ち主。超高性能なヒューマギアです。「仕事を完璧にこなす」ってのはロボットではありがちだけど、「データをもとに人に合わせる」って、なかなか高度なことですよこれ。しかし、この一貫ニギローの技術を見ても、大将は結局首を縦に振らずじまい。落ち込む或人でしたが、そんな彼らの前に現れたのは唯阿。彼女は一貫ニギローに寿司を注文して食べてみせ、自身のヒューマギアに対する考え方を話すのでした。ドライながらも、ヒューマギアに対して一定の理解は示しているように思われる唯阿。でも、どこまで彼女の本心かわからないなぁ。結局一貫ニギローに接触したのも飛電インテリジェンスの秘密を探るためだったし、彼女はA.I.M.S.上層部と何やら別ルートの捜査をしてるみたいだし…。

 

何とか飛電インテリジェンスに帰還したものの、福添たちから契約締結失敗のことを責められる或人。その頃イズは、先ほどの戦闘データをもとに新たなるプログライズキー:バイティングシャークを作成します。その完成を喜ぶ或人の一方で、ヒューマギアの心について考え続けていたニギロー。そんな彼を見た或人は、翌日もう一度まごころ寿司を訪れるのでした。契約に失敗したことを口実に、或人の責任問題に発展させようとする福添。社長の座を狙ってるのはよくわかるけどさ、超お得意先でもない一個人の店との契約失敗だけで、社長退任の話に持ち込むのは…難しいと思うぞ。或人がこうして責められていた時、イズの手によって完成されていたのがバイティングシャークのプログライズキー。『ゼロワン』の強化アイテムは味方側が制作するタイプのものですが、「今までの戦闘データをもとに最適なものを作る」から新アイテムが出てくるのだと、サラッと理由付けされているのがよかったですね。こうしてマギアとの次なる戦いへの準備が進められていきますが、その時或人たちが気づいたのが、ニギローの「人間の心」に対する悩み。まごころ寿司の大将のことを調べあげた上で、彼らはニギローをへ連れていくのでした。ニギローに対して大将が心を開くシーンが、これまた面白いものに。ヒューマギアに対して肯定的な考え方を持つ或人たちに、大将が(何らかの事象によって)ムリヤリ考え方を合わせさせられるのではなく、ヒューマギア側が大将に対して理解を示す=ヒューマギアなりの“心を開く”によって、大将の考え方を変えさせています。どちらが正しいかを押し付けるのではなく、感じ取らせる構図がGoodです。

 

ニギローと大将の絆ができてきたのもつかの間、マギアによる侵攻が再開。ニギローもその手に落ち、一尖兵として或人たちに襲い掛かってきます。戦いを迷う或人の前に駆け付けた唯阿は、仮面ライダーバルキリーへと変身。大将の言葉により少し考え方を変えた或人も再びゼロワンに変身し、新フォーム:バイティングシャークの力でマギアを打ち破るのでした。ヒューマギアを尖兵化できる能力を持つ今回のマギア。せっかくニギローと心を通わせられたのに、尖兵化したことで他のマギアと同じ顔になり「どれがニギローなのかわからない!」となってしまってたのは、悲しみを感じました。ニギローの区別がつかず、戦いを迷う或人でしたが、彼の前に現れたのはまたも唯阿。彼女はバックアップがあればヒューマギアは復元できるとして、バルキリーに変身し戦いに身を投じます。さらに大将の言葉を受けた或人は、意を決してゼロワンに再変身。バイティングシャークでマギアを倒し、事件を解決するのでした。初登場、仮面ライダーバルキリーとバイティングシャーク。バルキリーはその素早い戦いっぷりが印象に残りましたが、遮蔽物を効果的に使ったり、できるだけ一発で複数の敵を倒そうとするなど、軍隊っぽい戦闘スタイルだったのも見逃せませんでしたね。これに対し、ゼロワンバイティングシャークの戦い方は豪快。サメの力を使っているからか、マギアの放つ触手を切り裂いたりなどして追いつめていったのが、インパクト大でした。ライジングホッパーと戦闘スタイルが大きく違ってて、いいぞ!

 

 

 

ヒューマギアの仕事ぶり視察のため、社会見学の観光バスに乗り込んだ或人たち。ヒューマギアのことに感心するも、12年前のデイブレイクの話題になり、顔が曇る。その時、またも事件が発生した!

 

次回はまたもや新フォーム:フライングファルコンが登場!12年前のあの惨事のことも、ちょっとずつその概要が明かされていくのかな…?

 

…というワケで、記事は「『騎士竜戦隊リュウソウジャー』第26話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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