お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーゼロワン』第34話 ちょっとした感想

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男不破諫、首筋へのチョップに弱い

 

 

 

あなたが生まれた本当の理由があるはずです。人間とともに生きる理由があるはずなんです!今回の『仮面ライダーゼロワン』は、ZAIAとの戦いからいったん離れて、滅をはじめとする滅亡迅雷.netとの戦いが描かれるお話。亡が復活し滅亡迅雷.netがその勢力を再び伸ばし始める一方で、滅にも少しだけ更生(?)の道が見えてきました。

 

唯阿はZAIAを離れ、一時的に滅亡迅雷.netに身を置くことに。亡の復活に大きな役割を果たすことになります。本人には何か考えがあるのかもしれないけど、前回「道具」からの脱却を図った人間が、諫を道具扱いするってどうなんだろう…。

 

 

 

垓が社長室で紅茶に文句をつけている頃、畑山ベジタルファクトリーで農業用ヒューマギア:ミドリの復旧を行った或人たち。畑山親子の笑顔も事業も元に戻り、笑顔を見せる或人でしたが、それをぶち壊すように滅が現れます。或人はゼロワンシャイニングホッパーに変身するもミドリの拉致を許してしまうことに。諫も駆けつけますが、時すでに遅しでした。今回は先述の通り滅亡迅雷.netとの戦いがお話の中心になるため、ヒューマギアの話はいつもに比べると少なめ。まあ、相変わらず登場人物は皆「夢、夢」連呼してたけどね…。ミドリも復活し、或人たちはめでたしめでたしという雰囲気になりますが、ここで水を差してきたのが滅。彼は雷こと宇宙野郎雷電のデータを求め、或人たちを急襲。ミドリを人質として拉致し、畑山親子にも危害を加えます。或人はここでシャイニングホッパーに久々に変身。マギアたちはバッサバサとなぎ倒していましたが、滅にはかなり苦戦していました。このシーンでのシャイニングホッパーのアクションは、ものすごく華麗。やっぱり、メタルクラスタホッパーより、シャイニングホッパーとかシャイニングアサルトホッパーの方が好きだなぁ~。或人たちがこうしている一方で、この時点で特に行動を起こしていなかったのは垓。彼は陰で福添たちにバカにされており、紅茶の温度に文句をつけるのでした。今回の垓の出番は非常に少ないですが、その少ない出番はどれもマヌケな感じが否めないシーンばかり。ああ、どんどん小物になっていく…。

 

路上で唯阿と再会した諫でしたが、彼は彼女の手によって気絶させられ、デイブレイクタウンへ。そこで亡復活のために利用されてしまいます。一方或人たちは、危険を承知で宇宙野郎雷電のプログライズキーを持ち、滅との取引へ。或人は彼を説得しようとするも失敗。ミドリは滅の手によって破壊され、或人は怒りに燃えてゼロワンメタルクラスタホッパーへと変身します。唯阿と再会した諫は、彼女の記憶に関する話を前に完全に油断してしまい、不覚を取られて気絶させられてしまうことに。デイブレイクタウンに連れていかれ、自分の中に眠っている亡を復活させられてしまいます。いや、先述した通り唯阿には多分何かしらの考えがあると思うんですよ。でも、でもさ、やっぱり前回「道具」から脱却した人間が、その直後である次の回で他人(しかも、自分の「道具」扱いから脱却する要因となった人間)を道具のように扱うってどうなのかなぁ?なんだかとても悲しいよ…。しかも、妙にギャグシーンになってたし。諫がこのような事情で行方不明になっていた頃、或人は滅との取引のためデイブレイクタウンへ。説得は失敗に終わり、2人の戦いが始まります。或人の説得、そしてその前後におけるミドリとの会話から、少し迷いが生じ始める滅。滅が更生するための伏線なのかもしれませんが、この展開は少し彼にとって残酷な気がしました。だって、2人の話(特に或人の説得)をもとにすると、「滅が自らの意思でアークに従い迅を育てたのは、実は開発された時にプログラミングされた父親ヒューマギアとしての使命にある」ってことなんですよ。滅にとってのある種の夢だったものの実態が、一番彼自身が嫌っている人間によって規定されたプログラムによるものがベースだった…って、ものすごくかわいそうだとは思いませんか?

 

ゼロワンメタルクラスタホッパーと滅が戦い続ける中、突然苦しみだした滅。時を同じくしてザイアスペックも暴走をはじめ、偶然かけていた耕一も、その犠牲になってしまいます。事態の発生にゼロワンが混乱していると、迅バーニングファルコンが登場。彼はゼロワンから、宇宙野郎雷電のプログライズキーを奪ってしまうのでした。突然始まったザイアスペックの暴走。今回の描写のみで考えると、その原因は亡の復活によるものが大きいと思われます。この事態は垓も想定外だったらしく、ただただ驚くばかり。今回の冒頭のシーンで「戦争が始まる…」とか意味深なこと言っていたので、これ自体も垓によって仕組まれたものかと思いましたが、そうではないらしい。ああ、垓の立場が…。ちなみに、ザイアスペックの暴走には、偶然この時それをかけていた、畑山親子の息子の方:耕一も被害に巻き込まれることに。彼はザイアスペックを見た際にまるで初めて見たような反応を見せていましたが、ミドリが垓によって機能停止させられた後、畑山ベジタルファクトリーでは誰もザイアスペックを使っていなかったのでしょうか?まあ、彼らはメチャクチャミドリを信頼していたし、もしかするとミドリの代わりを雇う余裕もなかったのかもしれないけど、うーん…。

 

 

 

亡の復活、そして奪われた宇宙野郎雷電のプログライズキーをもとに、その勢力を再び広げる滅亡迅雷.net。彼らとの戦いは絶対に避けられないのか?そして今、彼らとZAIAの一騎討ちが始まる!

 

次回は今回の後編に当たるお話で、滅亡迅雷.netとZAIAの激突回。次回予告でちらっと映った唯阿と諫のいた部屋が、デイブレイクタウンとはまた別の場所でしたが、彼らは或人たちのもとに帰ってくる…のかな?

 

…というワケで、記事は「『魔進戦隊キラメイジャー』第9話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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