お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーゼロワン』第23話 ちょっとした感想

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最期まで依頼人のことを考えるヒューマギアの鑑

 

 

 

婚活とは、叶わぬ夢を追うのではなく、現実的な幸せをつかむこと。現実から目をそらしては、幸せな結婚はできませんよ?今回の『仮面ライダーゼロワン』は、お話的にはほぼ単発回の位置づけ。お仕事五番勝負からはいったん離れ、前回・前々回で登場したゲストキャラクター:千春と、婚活ヒューマギア:縁結びマッチのかかわり合いが中心となっていました。

 

前半部分は、婚活という舞台を生かして各キャラの追加の紹介をしてみたり、ギャグ描写をやってみたりとテンポよく進行。しかしその分、後半での失速っぷりがちょっと残念でしたね。自分からわざと千春に嫌われるように行動したのに、一度反撃しただけですぐ暴走するなんて、縁結びマッチがヒューマギアとして欠陥品と言われても反論できないぞ…。

 

 

 

ゼロワンドライバーがメタルクラスタホッパープログライズキーしか認識できなくなり、頭を抱える或人。そんな中、社長室を千春が訪れ、結婚相手を探してほしいと頼み込んできます。イズによって紹介された婚活ヒューマギア:縁結びマッチに情報を登録した千春は、彼が選んだベストマッチな相手と会うことに。そのお相手は、なんと…。前回・前々回のゲストキャラクターである千春が再登場。あれだけ苦労して、またビンゴの力により榊の無罪を勝ち取り復縁したのにも関わらず、「結婚となるとなんか違う」の一言だけで破局したことが語られます。ええっ、2話も使ってあれだけやったのに、これで終わらせちゃうの?まあ、これが彼女のワガママっぷりの表れといえるのかもしれないけど…。そんな彼女は、ビンゴとの出会いをきっかけにヒューマギアに興味を持ち、婚活のためのヒューマギアを探してほしいと懇願。或人はイズ経由で縁結びマッチを紹介し、彼が選定したベストマッチな相手と会うことになります。千春の前に現れたのは、なんと垓でした。縁結びマッチが登場してから、垓と千春が出会いヒューマギアの襲撃を受けるまでの部分が、今回のお話で一番ノリに乗っているパート。婚活では当然自分のプロフィールを公表しないといけないため、それを利用し千春や垓の情報だけでなく、福添や専務の情報までもを、視聴者に対してコメディタッチで紹介することに成功しています。福添は独身で、専務はバツイチらしい。或人は当然まだ独身だから、メインキャラクターのうちの飛電インテリジェンスの上層部は、多くが独身ということになります。皆プライベート面では苦労しているのかな…。

 

垓の登場に顔をしかめる或人でしたが、それに反して千春は興味津々。しかし、その対象はどちらかと言えばマッチに向けられているようでした。そんな中、ストーミングペンギンレイダーが出現し、これに唯阿がバルキリーとなって応戦。或人もメタルクラスタホッパーの力を使いますが、案の定最悪の結果になってしまいます。その後マッチの修理が飛電インテリジェンスで行われますが、社長室に怒鳴り込んでくる1人の青年がいました。垓と千春の婚活の場に現れたレイダー。或人が容易に変身できないため、ここは唯阿がバルキリーとなって戦います。久々のバルキリーの登場。彼女の活躍が観れたのは良かったですね。一方の或人はイズから止められたものの、最終的にはメタルクラスタホッパーへと変身。しかし、やはり力を制御することできずにバルキリーを攻撃してしまい、駆け付けたバルカンアサルトウルフに何とか止めてもらう始末でした。メタルクラスタホッパーの力の制御に悩む或人は、復活したマッチからあるヒントを得るのでした。メタルクラスタホッパーに込められたのは、アークの悪意。ということは、逆に善意の情報もラーニングさせればまともに使えるようになるはずだ―。マッチはそのような推測を立てて、或人にアドバイスします。この時のマッチの立ち位置もGoodでした。メタルクラスタホッパーの力の制御に光が見えてきたところで、社長室に怒鳴り込んできたのは千春の幼馴染:二階堂。彼は千春がマッチにぞっこんであるように見えることから、彼を千春から引き離すよう或人に訴えるのでした。このあたりから、お話の展開が失速。こういうクレームってさ、社長直々じゃなくて専門の部署が担当すると思うんだけど…。

 

二階堂の様子を見て、彼がレイダーではないかと推測したマッチは、それを確かめるため千春の結婚式のデモンストレーションを敢行。彼の読みは的中します。しかし、千春はそんなことはお構いなしにマッチに告白。マッチは彼女にわざと嫌われるような行動をとりますが、彼女からの反撃をきっかけに暴走してしまいます。これを止めるべく、或人はメタルクラスタホッパーに再び変身。相変わらず力を制御することはできませんでしたが、マッチを倒し、千春と二階堂のよりを戻すことには成功するのでした。二階堂の正体をつかむためにマッチが考え付いたのが、結婚式のデモンストレーション。これは見事成功し、或人たちは二階堂の正体をつかみます。しかし千春は、そんなことはあまり気にしておらず、マッチに告白して誓いのキスを要求。「人間とヒューマギアは結婚できない」と理解しているマッチは、わざと彼女に嫌われる行動をとるのでした。マッチの行動は間違っておらず、むしろビックリするほど的確。しかし、最後の最後で千春から平手打ちを食らい、暴走を始めてしまいます。特にアークの意思を受けたわけでも、垓からヒューマギアの存在意義について問われたわけでもないのに暴走。この程度で暴走しちゃったら、「マッチがヒューマギアとして欠陥品じゃないか」と思われてもおかしくないぞ…(実際はそうじゃないだろうけど)。暴走したマッチはマギア化。これに対し、或人は再びメタルクラスタホッパーに変身し戦いを挑みます。やはり力を制御することはできず、乱入してきたサウザー含め見境なく攻撃していくメタルクラスタホッパー。マギア化したマッチを倒し千春と二階堂のよりを戻すことには成功しますが、メタルクラスタホッパー自身の暴走は止まりませんでした。倒される寸前、千春と二階堂の姿を見て「ベストマッチ…」とつぶやくマッチ。今回登場のマッチは、単発登場ながらかなりいいキャラしていましたね。

 

 

 

止まらないメタルクラスタホッパーの暴走。垓の言う通り、或人はヒューマギアによって破滅させられてしまうのか?過去に出会ったヒューマギアたちの思いを背負う時、或人は覚醒する!

 

次回はメタルクラスタホッパーの克服編になりそうな予感。引き続き千春たちも登場するということは、この婚活の話に続きがあるということなのでしょうか?それとも、序盤に出てくるだけかな…?

 

…というワケで、記事は「『騎士竜戦隊リュウソウジャー』第46話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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