お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーゼロワン』第18話 ちょっとした感想

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レイダーの突進をまともに受け止めるサウザーの強さ

 

 

 

ヒューマギアは学ぶだけじゃない。人に教えることもできるんだ、心を。前回から続くお仕事五番勝負の第1戦目完結編となる、今回の『仮面ライダーゼロワン』。レイドライザーによる人間の暴走態:レイダーの登場などの新要素が見られた他、何よりも前回登場したての仮面ライダーサウザーの強さがクローズアップされており、戦闘シーンも豊富でした。

 

前回チラッと出されていた蓮太郎の苦悩、そして恐怖もきちんと描写されていてGood。やや唐突な感じはありましたが、それを利用されてレイダー化する流れもなかなかでした。でも、中盤のバルカンVSバルキリーの戦闘は、あんまり必要性感じなかったなぁ。販促のためにムリヤリ挿入されたものでしょうか。

 

 

 

前回、暴走したことによりサウザーに倒されてしまったサクヨ。しかしそのバックアップデータは消失していなかったため、或人たちの手で復活を遂げます。その彼女のメモリーに残されていたデータをもとに、或人たちが蓮太郎を問いただしたことで、生け花勝負は仕切りなおされることに。それは蓮太郎にとって、かつてない危機感を覚えさせる勝負になるのでした。サウザーに木っ端微塵に破壊されたサクヨ。今までのマギア化だとせっかくラーニングしたデータも吹っ飛んでしまい、初期状態でしか復元ができませんでしたが、今回の暴走は今までとは少々異なったため、ほぼ完璧な状態での復元に成功します。本編開始後すぐに復活するサクヨ。こうしないと話が進まないのはよくわかるけどさ、「データが残ってたから復活させればいいや」って、それこそヒューマギアを道具としてみてるってことの証明じゃ…?そんな彼女のデータに残されていたのが、蓮太郎の不正の証拠。或人は彼にこれを問いただし、さらに事態を重く見た垓の手により、生け花勝負は仕切り直されることになります。再戦に向けて己の技術を高める蓮太郎でしたが、サクヨの持つ技術を思い出し、恐怖するのでした。サクヨのデータの中には、蓮太郎が不正をしたという証拠がガッツリ収録。なんかしれっと花を追加したのかと思いきや、教えるふりしてわざと作品を乱してたんですね。いやいや、これだけ露骨にやってたら、バレるのも時間の問題だったでしょうに!

 

滅から情報を聞きだしたことで、唯阿、そしてZAIAと滅亡迅雷.netのつながりを疑うようになった諌。彼女を問いただすために、彼は接触を図りますが、結果戦闘にもつれ込むことになります。両者ぶつかり合う中、垓が車でさっそうと乱入。サウザーに変身した彼は、アサルトウルフに変身したバルカンをもあっという間に追い詰めてしまうのでした。中盤では、バルカン(→アサルトウルフ)とバルキリーの戦闘が中心。諌が唯阿たちのことを疑うようになることはわかりますが、いきなり戦闘までおっぱじめるのは少々やりすぎなんじゃないかな。バルキリーなんか特にここ数話活躍してなかったし、販促のための措置として挿入したシーンなのかなぁ。バルカンとバルキリーはお互い一歩も引かずに戦い続けますが、そんな中で垓が乱入。彼はサウザーに変身してバルカンを追い詰め、彼を排除するのでした。「企業イメージを壊す行為は許せない」として、バルカンに戦いを挑む垓。いやいや、諌はA.I.M.S.の隊員なんだから、いくら彼のやり方が強引だからとはいえ、「返り討ちにしてボロボロにした」なんて情報が出まわったら、それこそ企業イメージ大幅ダウンな気がするけど…。

 

迎えた生け花勝負の再戦の日。蓮太郎は自分の中にある恐怖に打ち勝てずにいましたが、それを謎の敵に付け込まれることになってしまいます。レイダー化してしまった彼は、見境なく暴れ始めることに。これはサウザーの手によって鎮圧されます。こんなことがあったため、生け花勝負はまた仕切り直されることに。後日開かれたそれでサクヨは敗北を喫しますが、彼女そして或人の顔は、明るいのでした。レイドライザーを使ってザイアスペックを暴走させた怪人:レイダーが今回初登場。ヒューマギア暴走態:マギアの次の敵が、こうした人間とAIの複合暴走態であるのは、なかなか面白い設定です。或人はシャイニングアサルトホッパーに変身しますが、倒すと蓮太郎が死んでしまうと思ってしまい、なかなか手を出せずじまい。これに対しサウザーは容赦なくレイダーを攻め立て、圧倒的パワーで撃破して見せるのでした。レイダーを倒しても、中の人間自体に影響はなし。記憶を失うなどの弊害も、今のところなさそうです。今回の戦いでは結果的に或人が足引っ張りっぱなしの形になっちゃったけど、まあこれは仕方ないですよね。だって、倒したらどうなるかわからなかったんだしさ。このような戦闘があったため、生け花勝負は再度仕切り直しに。結果的にZAIAの勝利に終わりますが、負けた或人たちの顔は、なぜか明るいのでした。心を学んだヒューマギア(サクヨ)によって、蓮太郎が心を取り戻したことを喜ぶ或人。ここでの彼の気持ちはよくわかりますが、一応自分の会社の買収をかけた勝負をしてるんだから、ちょっとくらいそれにも触れてほしかったなぁ。

 

 

 

お仕事勝負2戦目は、住宅販売。ZAIAがカリスマ不動産販売営業マンをチョイスしたのに対し、或人がチョイスしたのは笑顔での接客が印象的なヒューマギアだった。この勝負に、或人の勝ち目はあるのか?

 

次回も引き続きお仕事五番勝負編。笑顔が取り柄のヒューマギアをチョイスするなんて、或人は本当に勝つ気があるのか?いや、何かしらの勝算があっての、チョイスだとは思うんだけど…。

 

…というワケで、記事は「『騎士竜戦隊リュウソウジャー』第41話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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