お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『騎士竜戦隊リュウソウジャー』第8話 ちょっとした感想


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元号が変わって早々、歌下手をバラされるヒロイン

 

 

 

番組は変わって、『騎士竜戦隊リュウソウジャー』です。

 

決まっている…!悔しいくらいに、決まっている!!今回は、前回登場したケペウス星の姉妹:カルデナ&ティーダをめぐるお話後編。姉妹に隠された秘密が明かされ、マイナソーのベースとなっていた人間も判明。そしてとうとう、リュウソウジャーの5人が心から1つに結集することになりました。

 

前回で張られた伏線の一部が、実はミスディレクションだった―という、我々視聴者の意表を突く展開になっていたのは非常に面白いと感じましたね。アスナの特徴が戦闘に生かされる結果になったけど、ちょっと彼女がかわいそうな気が…?

 

なお、同日放送の『仮面ライダージオウ』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回救出したティーダの情報をもとに、とある場所へ向かったコウたち。そこへワイズルーがドルン兵を引き連れて現れ、戦闘になります。なんとかワイズルーを撤収させた彼らは、その後カルデナたちからティラミーゴにあるものを飲ませるよう迫られることに。これに不信感を強めたメルトやバンバは、コウたちを一度外に連れ出して作戦会議を開きますが…。ドルイドン側は、今回ワイズルーのみ登場。カルデナ姉妹を利用してリュウソウジャーと騎士竜たちを全滅させるべく、暗躍を続けます。デザインや能力がマジシャンモチーフな彼ですが、今回彼がメインで見せたのは、変わり身の術や変装。これ、マジシャンってよりも忍者じゃな~い?そんなワイズルーの妨害を受けつつも、なんとかアイテムの回収に成功したコウたち。カルデナたちは執拗にそれをティラミーゴに飲ませるよう迫りますが、その様子にメルトやバンバは彼女たちへの不信感を強めます。そう、彼らの予想通り、この姉妹には裏がありました。前回救出されたはずのティーダは、実はワイズルーの変装。彼は本物のティーダの命を人質にし、カルデナを利用してリュウソウジャーの壊滅を目論んでいました。前回の終盤で怪しさを強めた姉カルデナではなく、妹ティーダがワイズルーだったというオチ。「ワイズルーが化けてるんだろうな」とは予想していましたが、それはティーダではなくカルデナの方だと思っていたので、この展開には驚かされました。欲を言えば、正体がバレた後ももう少し暗躍してほしかったけど(ここまで本編時間が10分も経っていないため)、視聴者の意表を突く展開としては十分なものだったと思います。

 

罠だと分かっていても、本物のティーダを救うため、ティラミーゴにアイテムを飲ませることにしたコウたち。やがて前回倒したはずのマイナソーが現れ、これに対しキシリュウオーファイブナイツが出撃が、直後キシリュウオーファイブナイツは爆発四散してしまいます。勝利を確信したワイズルー。しかし、そう易々と倒されるコウたちではありませんでした。本物のティーダを救うべく、あえてカルデナたちの仕掛けてきた罠に引っ掛かることにしたコウたち。こうした作戦なおいて、それを決めるまでに仲間割れが起こってしまうのはよくあることですが、なぜかコウたちの場合はちょっと過激です(いきなりバンバがコウの胸ぐらをつかみ、語気を荒げる)。気持ちは分かるけど、ちょっと反応が極端すぎるなぁ。こうした対立があったものの、コウの作戦を実行することになった彼ら。ティラミーゴがアイテムを飲まされた直後、マイナソーが出現し、出撃したキシリュウオーファイブナイツは爆発してしまいます。作戦が成功したと喜ぶワイズルーでしたが、コウたちはそこまで見越した上で作戦を立てていました。飲まされたことによる何かしらのアクシデントを防止するため、コウたちはフエソウルで騎士竜たちを増やし、ダミーの方に出撃を指示。その後ワイズルーの反応を窺い、攻勢に出ます。なるほど、確かに効果的な作戦。フエソウルって本当に何でも増やせるんだなぁ。じゃあ、毎回の戦闘でキシリュウオーファイブナイツを増殖させて戦えばいいんじゃ…(禁じ手だろうけど)。作戦自体は上述の通りよく出来ていましたが、バンバがこれをキッカケにコウと和解してるのがちょっと気になるところ。ええ、これで親交が深められたって言えるのかぁ?ちなみに、キシリュウオーファイブナイツが爆発する前のシーンでは、前回マイナソーのベースの人間だと思われていた下村が再登場。実は彼はマイナソーとは何の関わりもなく、ただの風邪で苦しんでいただけでした。

 

一斉変身を遂げたコウたちは、ワイズルーたちに応戦しますが、マイナソーがティーダを取り込んで完全態になろうとしていることに気付き、目標をマイナソーに変更。飛行する相手に前回同様苦戦させられますが、アスナの行動により形成逆転。キシリュウオーファイブナイツはマイナソーが完全態になる直前で撃破し、ティーダを救出。コウたちはカルデナとティーダを見送り、こうして2話にわたる事件は解決したのでした。キシリュウオーファイブナイツの逆転のキッカケを作ったのは、アスナ。彼女はもともと歌が下手であり、これを利用して下手な歌が嫌いなティーダを取り込んだマイナソーを地上に降ろすことに成功します。この短いシーンの間に、「アスナは歌が下手」・「マイナソーはベースとなった人間の特性を受け継ぐ」という新要素が次々に判明。今回の中盤で出てきたティーダの特性を上手く生かしていたのは良かったですね。リュウソウジャーがこれを知ったことで、今後「相手の苦手なものを調べてそれを戦闘に生かす」なんてことをしだすと、彼らがかなりセコい戦隊になってしまうけど…、まあそれはさすがにないでしょう。しかし一方で、今回のこの巨大ロボ戦でちょっとかわいそうだったのがアスナ「歌が下手」というマイナス要素自体は、キャラ付けとして別に問題はないのですが、現状彼女のプラス要素である「怪力」がほとんど生かされてない上に、普段のドラマでの彼女の立ち位置は、半ば空気化している有り様。これで上述の「歌が下手」要素が盛り込まれてきて、それにより久々に目立った形ですから、なんだか恵まれてないなぁって感じです。ああ、彼女にもっと出番を与えてあげてほしいなぁ。

 

 

 

見つければ、その人の願いが何でも叶うという宝箱。宝箱探しに躍起になるコウたちの中で、メルトが目撃した「自分の欲しいもの」とは…?

 

次回は初のメルトメイン回。マスターブルーも第1話以来の登場になります。ここ数話でトワやバンバに出番を奪われていた分、メルトが次回でどこまで活躍するのか―。見逃せませんね。

 

 

 

 

 

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