お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『騎士竜戦隊リュウソウジャー』第9話 ちょっとした感想

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なんでも教えてくれるマスターブルー

 

 

 

番組は変わって、『騎士竜戦隊リュウソウジャー』です。

 

大丈夫だ…。お前たちを、信じているからな!物語は、一通りのキャラ紹介や初期メカ登場が終わり、各キャラの掘り下げを行う通常回に突入。初のサブライター担当回かつメルト単独主役回となりましたが…、う~ん。彼の魅力を引き出すというよりも、マスターブルーがなんでもしゃべりすぎという印象が強まっちゃったかなぁ。

 

なお、同日放送の『仮面ライダージオウ』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

新たなフォーメーション戦術を模索するも、なかなかいい案が浮かばないコウ・メルト・アスナ。龍井博士の勧めで「ワンダーランド」という宝探しゲームに参加することになります。トワも交えて早速ゲームに挑戦する彼らでしたが、いきなり異世界に転送されたり、宝探しゲームなのに宝箱が見つかりまくったりなど、不可解なことが立て続けに起きるのでした。ワンダーランドは宝探しゲームなので、当然宝を見つけるのが目的。しかし、その宝箱はゲーム開始後3分くらいで見つかり、コウたちは何の疑いもなくそれを開けてしまいます。メルトが宝箱の不審な点に気づいたにも関わらず、お構い無しに開けてしまうコウたち。後に出てくる描写でも感じたけど、コイツら本当に話を聞かんなぁ…。そんな彼らが飛ばされたのが、宝箱の中に作られていたワンダーランドの世界。次々と宝箱が見つかり、コウたちを含めどんどん願いを叶えていきますが、メルトただ1人はこの状況に疑問を感じ、独自行動を続けていました。コウたちが望んだのは、コウが「世界を見渡したい」・アスナが「ご飯が食べたい」・トワが「強くなりたい」。でも、願いの叶え方がちょっと斜め上行ってるんだよなぁ。アスナとトワのはまだ分かるけど、なんでコウだけは、わざわざこの世界のカラクリが分かっちゃうような願いの叶え方したんだ?

 

この世界のことを知ろうとし、森に分け行っていくメルト。その時彼が出会ったのは、なんと死んだはずのマスターブルーでした。困惑するメルトでしたが、マスターブルーは、メルト自身が様々な気付きを与えます。やがてワイズルーによりこの世界のカラクリが明かされ、再生マイナソーに立ち向かうことになるメルト。リュウソウブルーに変身した彼は、見事2体とも撃破してみせるのでした。第1話で爆発に飲み込まれ、死んだと思われていたマスターブルーが再登場。ラストシーンにより「あのマスターブルーは本物かもしれない」ということがにおわされており、興味深いものになっていました。しかしこのマスターブルー、マスターらしくメルトに様々なことを教えたり気づかせてくれたりするのはいいのですが、あまりにも色々しゃべりすぎ。「メルトが本当にほしいと感じていたもの」や「再生マイナソーの倒し方」までベラベラしゃべってくれるので、ちょっと興ざめな感じもしました。マスターブルーだけならまだしも、ワイズルーやクレオンまで、誰も聞いてないのに「ワンダーランドのカラクリ」をベラベラしゃべってくれちゃうから、余計にそう感じちゃったんだよね…。メルト自身の気付きが少なかったのは残念でしたが、その分戦闘ではしっかり活躍。単独で再生マイナソー2体を撃破するなど、しっかりと戦果をあげてくれました。

 

この世界の真実に気付き、コウたちを正気に戻したメルト。その時、再生マイナソー2体が巨大化しますが、これはメルトの作戦とキシリュウオートリケーンによって倒されます。敵を撃破し、ワンダーランドから解放されたものの、未だ目を覚まさないゲームの参加者たち。悩むコウたちの前に現れたバンバは、自分がたどり着いた真実を語り、事件を解決するのでした。冒頭で試していた連携プレーを実行し、巨大化した再生マイナソーを翻弄、その後キシリュウオートリケーンで再度撃破したメルト。今回の件を通じて「お前たちを信じているからな!」と考えを変えるのは、ちょっと飛躍しすぎじゃないかとも感じましたが、まあこれはいいでしょう。こうしてワンダーランドから解放されたコウたちですが、なぜか他のゲーム参加者は目を覚まさずじまい。その理由は、ワンダーランドを生み出していた宝箱自体がマイナソーだったからでした。今回は完全に別行動をとり、コウたちとは別ルートで事件の真相にたどり着いていたバンバ。このシーンで、「マイナソーは人間だけでなくモノからも生み出される」ということが判明します。これを観た時に「なんでもありじゃねぇか!」と感じる人も多かったでしょうが(私もそうでしたが)、改めて考えると、まあこれはこれでアリなのかなとも思います。「マイナソー=人間からのみ生まれる」としてしまうと、お話が辛気くさくなってしまいますからね。そして、マイナソー(ミミックマイナソー)を倒すために、ベースとなった骨董品の箱を破壊するバンバ。いや、確かに人間じゃないから誰も死なないけどさ…。バンバは最後までそのスタンスで行くつもりなのか!?

 

 

 

アスナが出会ったボクサーから、マイナソーが誕生した!無敵を誇るこのマイナソーを前に、アスナはどう立ち向かうのか!?

 

次回はアスナの単独主役回にして、『ルパパト』でその実力をいかんなく発揮していた、金子さん脚本回!彼女がどこまでこの『リュウソウジャー』という作品のお話を作れるかによって、この作品の“限界”が見えてきそうな気がするなぁ…。

 

 

 

 

 

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