今回は、先月末（3月27日）に発売された「『新幹線変形ロボシンカリオン』Blu-ray BOX vol.2」のご紹介です。
1月から順次発売されている、『シンカリオン』のBOX第2弾がこれ。今回のものには第17～33話が収録されており、その中で一番クローズアップされていたのは、やはり第31話の「エヴァ回」でしたね。
ちなみに、「vol.1」のレビューは↓こちらです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
まずはBOX本体から。上述の通り今回の円盤には第17～33話が収録されていますが、その中には800つばめや500こだま、E5×500のデビュー回（第21～23・25～27話）、そしてエヴァ回（第31話）など、インパクト絶大でかつ見逃せないお話が目白押し。たまたまではありますが、非常にボリュームたっぷりなBlu-ray BOXになっています。
そして、Blu-ray BOXには「エヴァ回」が本放送版（『エヴァンゲリオン』の劇中BGMを使用したバージョン）が収録。てっきり本放送版のみの収録になっているのかなと思いきや、配信版（BGM差し替えバージョン）もキッチリ収録されており、メニュー画面でそれぞれのバージョンを選択できるようになっていました。おおう、なかなか仕事が細かいじゃないか…。
次に、BOXに付属しているブックレット。制作側の裏話などが前回に引き続きたっぷり収録されており、こちらでも話題の中心は「エヴァ回」でした。
第31話の放送となったエヴァ回ですが、なんとコラボ自体が決定したのは第17話（新大阪駅でエヴァ新幹線が登場した回）より後だったとのこと。もしコラボが実現していなければ、第31話には甲子園球場をモデルにした高校野球要素たっぷりな巨大怪物体が登場する予定だったようです。これはこれで見てみたかった気がするぞ…。
それにしても、第17話のあのシーン、エヴァ回への伏線かと思ってましたから、コラボの決定タイミングの情報は衝撃的でしたね。ということは、およそ3か月くらいで声優のスケジュールをつけ、脚本を書き上げ、そして制作したってことか。ひえぇ、なかなかの突貫工事だったんだなぁ。
また、ブックレット内では、N700A→ドクターイエローの運転士となったリュウジのキャラクターについても触れられることに。本編では第19話でハヤトたちと和解した彼ですが、下山さんの構想では、かなり長い間2人の“溝”を引っ張ることを想定していたらしいとのこと。もし下山さんの構想通りに物語が進んでたら、ドクターイエローのデビュー回はどうなってたんだろうなぁ。いや、そもそもドクターイエローの登場自体なかったかも…！？
さて、今度は5月末にBOX第3弾が発売される『シンカリオン』。既に本編は第2ステージに突入していますが、どこまで我々をワクワクさせてくれるんでしょうか。楽しみです！
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