ソウルを1つにすれば、限界を超えられる!
番組は変わって、『騎士竜戦隊リュウソウジャー』です。
あきらめなきゃ…、限界なんかない!第2話である今回は、ドルイドンやマイナソーに関する説明を挿入しつつ、初めて人間界で戦うことになるコウたちの活躍を重点的に描いた形に。中盤以降は本当に戦いっぱなしであり、第2話でここまで戦闘重視のお話になった戦隊作品も、『リュウソウジャー』が初めてじゃないでしょうか。
お話の展開としては、非常にプレーンな感じ。コウたちにとって都合がよすぎたり、よく考えてみると「それアリか?」と思うようなシーンもありましたが、細かいこと抜きにして駆け抜けている印象を受けました。また、演出の中では民放のゴールデンタイムに観られるようなものも見られましたね。さあて、このノリをベースに、第3話以降この作品がどう化けるかなぁ。
なお、同日放送の『仮面ライダージオウ』の記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
前回、ティラミーゴら騎士竜をよみがえらせたコウたち。ところが騎士竜はすぐに姿を消してしまっていました。騎士竜を探しつつドルイドンのことについて振り返っていた彼らは、ういと再び遭遇。そのまま彼女の家に行き、居候させてもらうことになります。こうして人間界での暮らしが始まるコウたちでしたが、その裏ではクレオンが暗躍していました。第1話ではカッコよく登場した騎士竜でしたが、今回は序盤からいきなりどこかへ行ってしまうという展開に。歴代恐竜系戦隊は「巨大メカである恐竜とは相棒もしくは対等な関係」というのが多かったですが、『リュウソウジャー』のティラミーゴたちはそうでもなさそう。いや、まだコウたちとティラミーゴが出会って間もないから、そういった関係性ができてないだけか…?このように騎士竜が行方不明になり、彼らが探す中で回想し始めたのが、ドルイドンに関すること。そんな時に彼らは再びういと出会い、彼女の家で暮らすことになるのでした。このシーンで、ドルイドンは6500万年前の恐竜絶滅の際、地球を脱出した種族であることが判明。後ほど出てくるクレオンの発言も加味すると、彼らは長い間宇宙で暮らしていたのにもかかわらず、突如人間をマイナソー化する技術を持ち、それを利用して人類を滅ぼすために地球に戻ってきたようです。ここで気になるのが、「なぜドルイドンたちが今になって地球に戻ってきたのか」ということ。単に地球脱出後もずーっと地球への思いが捨てられなかったからなのか、あるいは誰か別の何かに煽動されたからなのか…?
クレオンは、フェンシング選手の三島をベースにユニコーンマイナソーを誕生させ、行動を開始。これに対してコウたちは変身して挑みますが、戦闘の最中、マイナソーに関する事実と三島の存在を知ります。マイナソーの影響により徐々に弱っていく彼を見たコウは、離れ離れになっている彼の妻子を見つけ出しますが…。中盤の三島登場からユニコーンマイナソー巨大化までは、ビックリするほどストーリーがサクサクと進行。しかし、あまりにもサクサク進行しすぎて、コウたちに都合がいい展開や、なんだかお話の段階をいくつかすっ飛ばしたような感じも時々見られる形に。中後半の戦闘シーンはかなり時間が長くとられているため、その関係でここら辺の描写が圧縮されたのでしょうね。でもさ、いくらミエソウルを使ったからといって、コウが三島の妻子を発見するのはあまりにも早すぎたような気が…。一方、ユニコーンマイナソーは三島のエネルギーを吸って巨大化。騎士竜の行方がつかめない中、メルトとアスナはリュウソウルの力をフル活用して、果敢にもユニコーンマイナソーに挑んでいきます。戦隊シリーズの伝統:巨大な敵の出現。『リュウソウジャー』のマイナソーの場合、その設定にひねりが加えられており、エネルギーを吸収するにつれて徐々に巨大化していくという形になっています。こうすることで、敵であるマイナソーを違和感なく巨大化させることが可能。なるほど、制作陣も考えましたね。
動物公園でようやくティラミーゴを発見したコウは、メルトたちと合流。しかしティラミーゴはユニコーンマイナソーに敗北し、一時的にダウンしてしまいます。これを見たコウは、それでもあきらめずに戦うことを決意。メルトやアスナと協力してユニコーンマイナソーを弱体化させた上に、レッドリュウソウルでティラミーゴをキシリュウオーに変形させることに成功。最後はティラダイナバイトで逆転勝利をおさめるのでした。どこに行ってたかと思ったら、動物公園で休んでいたティラミーゴ。本当、なんでこんなとこにいるんだ…。というか、いつの間にリュウソウ族の世界から抜け出したんだ!?そして、この後展開されるのが、コウたちリュウソウジャーの大活躍。ティラミーゴが一度敗北してもなお、彼らは自身を奮い立たせてユニコーンマイナソーに対抗。さらにティラミーゴが復活したのを機に、キシリュウオーに変形させることに成功し、その圧倒的なパワーとダイナミックな攻撃で、ユニコーンマイナソーを倒すのでした。後半の戦闘で注目させられるのが、やはりキシリュウオーのバトル。スローなどをほとんど使わずに展開されるそのスピーディーな戦闘は、前回に引き続き観る者を魅了してくれました。毎回これだけの特撮見せてくれたら、本当にいいんだけどなぁ~。やっぱり無理かなぁ~。一方で忘れてはいけないのが、コウたちリュウソウジャーの活躍。巨大ロボがなくても果敢にユニコーンマイナソーに挑み、振り回されてビルに叩きつけられたりなどしても戦い続けていたのが、とても印象に残りました。等身大戦・巨大ロボ戦ともに、ダイナミックさを見せてくれた『リュウソウジャー』。特撮面でも、この調子で突き進んでほしいなぁ~。
ついに見つけた、残りのリュウソウジャー2人!しかし彼らはコウたちとなかなか打ち解けようとせず、さらにういはクレオンに襲われることに…?
次回、トワ/リュウソウグリーンとバンバ/リュウソウブラックが本格的に参戦!なんとなく、内容的に前後編になりそうな予感がするなぁ。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
Twitterやってます。よろしければ↓閲覧&フォローの方お願いします!