お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『騎士竜戦隊リュウソウジャー』第13話 ちょっとした感想

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本音を言った末に深まった友情

 

 

 

番組は変わって、『騎士竜戦隊リュウソウジャー』です。

 

笑えばいいんだよ、笑えば!今回は、中越典子さんをゲストに迎えた単発回。劇中で初めてコウたち以外の人間界で暮らすリュウソウ族が登場し、それゆえに彼女の持っていた苦しみや悲しみを描こうとしていたのは評価できますが、うーむ。結局消化不良になっちゃった感じがあるなぁ。ラストの展開はいろんな意味で衝撃的でしたね。

 

なお、同日放送の『仮面ライダージオウ』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

日本初の女性総理大臣である狩野澪子が、緊急入院。マスコミは過去の様々な時代に彼女と同じ顔の女性がいることを根拠に、彼女が不老不死の人物ではないかと騒ぎ立て始めていました。メルトやアズナがそのことを知ったのと同じ頃、トワとバンバは彼女の病室に潜入。彼女はバンバとの再会を喜びますが、マイナソーにその身体をむしばまれており、死が近いことを明かすのでした。澪子が実はリュウソウ族の人間であったということは、今回の早い段階で判明。トワとバンバは既にそのことを知っていて病室に潜入し、コウもメルトたちの情報により彼女が只者ではないことを感知していました。過去の写真等から次々と発見される彼女と酷似した人物(実際は酷似も何も同一人物なのですが)。これによりゲストキャラに何かしらの秘密があるのではないか―と疑われる展開は、『ウルトラマンティガ』のVSマキーナ戦を想起させるものになっていましたね。コウたちがそうした疑惑を知っていた一方で、とうの昔に彼女がリュウソウ族であることを知っており、話をしようと病室に潜入したのがトワとバンバ。彼らと出会った澪子は、マイナソーを生み出してしまっており、完全体になるのも時間の問題であると打ち明けられます。澪子は特にバンバとは顔見知りの様子。彼らのマスターやガイソーグについても何かしらの秘密を知っている、あるいは出会ったことで何かを読み取っていることから、ストーリーの鍵を握る人物の1人でもあるように感じました。“抱えているもの”的に単発ゲストじゃ惜しいキャラだけど、再登場はあるのかな?それにしても、占い師やっててそれが評判を呼び、とんとん拍子で総理大臣に…って、なんとも独特なサクセスストーリーだなぁ。

 

トワとバンバは、澪子が生み出したミイラマイナソーを発見。一度は戦闘になるも、取り逃がしてしまうことに。その後、今度はコウたちがそれの再出現の報せを受け戦うことになりますが、その最中ミイラマイナソーはついに巨大化してしまいます。ミイラマイナソーが巨大化したのと同じ頃、澪子はひそか病室を脱走。彼女の居所を突き止めたバンバは、そこで彼女が死にたがっている理由を知るのでした。ミイラマイナソーは、その名前らしく包帯を使った物理攻撃をしてくると同時に、相手に本音を言わせるビームを放つのが特徴。これは人間だけでなく、クレオンや騎士竜にも効果のある厄介な技でした。今回はクレオンがマイナソーを生み出した描写あるいはそれをにおわせる描写もなく、むしろクレオンがミイラマイナソーの出現に驚き、その存在を全く関知していな描写が存在。ということは、このミイラマイナソーは澪子の強い思いが生み出した…ということになるのでしょうか。公式HPのカテゴライズが「自然発生」になっているので、じゃあマイナソーはクレオンが生み出す以外にも自然発生しうる存在ということなのか?う~ん、謎が深まる…。そんな澪子が死にたがっている理由は、愛する人との別れがつらいから。リュウソウ族が長命であるがゆえに、人間である相手が先に死にゆくことに耐え切れず、深い悲しみを背負っていました。今回は既にマイナソーが誕生してしまっているので、誕生経緯部分のドラマを圧縮し、宿主となった(ベースとなった)人物がなぜマイナソーを生み出してしまったのかということにスポットを当てるという構成にできているのはGood。でも、ちょっとなんでもかんでもバンバにしゃべらせすぎた感はあるかな。

 

巨大化したミイラマイナソーに対し、リュウソウレッドはティラミーゴとディメボルケーノを召喚。しかし、ミイラマイナソーは本音を言わせるビームを発する上に心を読む力を使ってリュウソウレッドたちの戦術までも読んでくるため、かなりの苦戦を強いられます。しかしそれらは、リュウソウレッドによるキシリュウオーディメボルケーノへの合体とリュウソウピンクの偶然による攻撃で突破。見事ミイラマイナソーはリュウソウジャーの手で倒されますが、死ぬことができなかった澪子は…。巨大化後のミイラマイナソーは等身大時以上に厄介な敵に進化。戦闘能力自体は特筆するほど高くはありませんでしたが、その分上述した能力を持っていることがリュウソウジャーたちを苦戦させていましたね。アスナの起こした偶然が勝利への突破口になりますが、ガスボンベを吹っ飛ばしてたので、ミイラマイナソーの頭に当たったと同時に大爆発するのかと思ったよ。とにかく、これによりミイラマイナソーは倒れ、澪子の死は回避されることに。しかし彼女は、その直後失踪してしまうのでした。彼女の行方は誰も知らない―。このシーンだけ見ると確かに悪くない幕切れですが、この人いろんな秘密抱えてる上に総理大臣なんだよ?これでよかったのかなぁ。

 

 

 

ういが出会った、気取り気味の長身男性。彼こそが、6番目リュウソウジャー:リュウソウゴールドに変身するカナロだった!

 

放送休止を挟んだ再来週放送の次回は、追加戦士であるカナロ/リュウソウゴールド、ドルイドンの新幹部としてガチレウスがそれぞれ登場。2クール一発目にふさわしい豪華さだけど…、ワイズルーはどうなっちゃうんだ?

 

 

 

 

 

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