お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』第61話 ちょっとした感想

適合率100%を超えた先に見えたもの
 
 
 
 
 
ありがとう、私の相棒―。今回の『新幹線変形ロボシンカリオン THE ANIMATION』は、キトラルザス側のボスともいうべきカイレンとの決戦回に。ハヤト自身もとうとうシンカリオンとの適合率100%超えを達成し、限界突破の超グランクロスでカイレンを撃破することに成功しました

 
適合率100%突破、そしてカイレン撃破の代償として、ハヤトはシャショットを失ってしまうことに。果たして、シャショットはよみがえるのか?そして、シンカリオンが生み出された本当の意味とは?第1期最終回を前にして、物語のワクワク度もさらに上昇してきましたね

 
 
 
 
前回、ハヤトたちの前に姿を現したカイレン。彼は人類やシンカリオンを観察した結果について語りだし、さらに人類をその歴史もろとも排除しようとしていることを話します。これに対し、E5×500のクロス合体で挑むハヤトたちでしたが…。人類の進化の歴史、そしてシンカリオンが生み出された意味について考え続けてきたというカイレン。彼の発言から察するに、彼は時間をかけながらも自分なりにその答えにたどり着き、その結果上述のような行動をすることに決めたようです。ここでの彼の発言で気になるのが、「シンカリオンが生み出された意味に対する答えを出すのに時間がかかった」ということ。シンカリオンはもともとバチガミ(ファイーストエネミー)出現直後に、超進化速度理論を応用した戦闘用ロボとして開発が始まったはずですが、それ以外にも何か大きな意味があるということなのでしょうか。このロボットが、人類の進化にかかわる何か重要なものを背負っているというのか―!?その後、カイレンとの戦闘シーンでは、本当に久しぶりにE5×500が登場。E5×ドクターイエローが出てきて以降すっかり出番を食われていた感がありますが、今回は、以前のセイリュウとの決戦を踏まえ、超グランクロスについて改良が加えられたということが明かされます。新たな合体(E5×ドクターイエロー)が出てきたとはいえ、超進化研究所がE5×500をお払い箱にしていなかったことがわかる描写。こういう展開ええぞ!ええぞ!

 
ソウギョク&トラメとにらみ合いを続けるセイリュウたち。フタバはその行動が、より自分たちの行動を縛り付けていることに気づきます。判断に迫られたフタバは、セイリュウの進言に基づき、彼を現地に向かわせることを決断。一方、カイレンと戦い続けるE5×500は、ハヤトが適合率100%に達する寸前、突如ブラックアウトして謎空間へと転送されてしまうのでした。ソウギョクらがカイレンの代わりに派遣されたのも、全てはカイレンの作戦。彼らはカイレンより「戦うな」という指示を受けており、捕縛フィールドを隔ててフタバたちとにらみ合いを続けます。最終決戦直前だと、敵側がこちら側に一斉総攻撃をかけてきて大ピンチ…という展開になりがちですが、あえてそれをしないのがカイレンたち。にらみ合いによりフタバたちの目をソウギョク側に縛り、その間にカイレンは自分の目的を達成しようとしていました。いやぁ、今回のカイレンたちの作戦もまた、よく考えられたものになっていたよなぁ。一方、救援ナシで戦い続けていたハヤトは、戦闘の最中もどんどんその適合率を上げ、セイリュウとの決戦以来となる99%の大台を突破。もう少しで100%到達…というとこでしたが、その直前にブラックアウトし、かつて訪れたことのある謎空間へと転送されてしまうのでした。第27話以来となるこの空間。あの時はバグかエラーだと考えられていましたが、今回の一件でハヤトたちは確信します。そう、これはエラーなんかじゃないと―

 
謎空間から生還したハヤト。彼は今までの経験から、ついに「シンカリオンが生み出された意味」にたどり着こうとしており、再びカイレンとの戦いに戻ります。一方、ソウギョクと対峙したセイリュウは、彼の口からカイレンの真の目的について知ることに…。通信が復旧し、ハヤトの生存を確認し安堵するフタバ。その一方で、ハヤトはマジメな表情を崩さず、カイレンと同じく「シンカリオンが生み出された意味」に気づきつつありました。適合率が100%になろうとした瞬間に転送される、あの空間。上述の通りハヤトたちはこれがエラーではないと気づきますが、同時にこれこそが100%を超えたことで見つけ出された真実であると確信します。ハヤトが大きなことに気づくというシーンですが、正直彼が具体的に何に気づいたのかは、このシーンだけでは不明。おそらく、次回以降でそれが何だったのかが明かされることになるのでしょう。同じ頃、ソウギョクと対峙していたセイリュウは、彼の口からカイレンの目的を知ることに。それをモニター越しで聞いていたフタバたちは、戦慄します。カイレンの目的は「創世」。人間などの知的生命体を共存できないという理由で排除し、新たなキトラルザスの世界を作り出そうとしていました。しかし、それにはシンカリオンE5はやぶさが邪魔らしい。うーむ、一体何があるというのか…!?

 
カイレンとの戦いで、消耗しつつあるE5×500。その中で、シャショットはハヤトにある提案をします。「適合率100%を超えたときに起きるもの」、それにすべてを賭けた彼らは、作戦を決行。シャショットが適合率100%到達直前に自らシャットダウンし、ハヤトは100%を突破して超グランクロスを発射。カイレンを倒すことに成功しましたが、シャショットの機能は…。ハヤトと同じく、シンカリオンが生み出された意味、そして適合率100%を超えた先にあるものに気づいていたシャショット。ゆえに彼は、ハヤトに対し、自分の機能停止と引き換えにカイレンを倒す秘策を提案します。当然、相棒であるがゆえにその決断に迷うハヤト。ここでシャショットが、彼の背中を押すような形で、過去のことを回想しながら励ましていたのがよかったですね~。それにしても、「インターロック」って言葉、本当に久々に聞いたぞ。その後、シャショットを信じたハヤトは、彼の作戦を実行。適合率100%を突破したところで改めて超グランクロスを発射し、カイレンを吹き飛ばして倒すのでした。カイレンを倒せたものの、データ削除状態となり復活しなくなってしまったシャショット。この直前のカイレンや、ラストシーンでのイザの発言から察するに、彼らの今回の目的の中には、シャショットの機能停止でもあったようです。シャショットはハヤトの相棒であり、同時にリミッターとして機能していたサポートロボットのはず。しかし彼には、それ以上の役割や能力があったということなのか!?

 
 
 
 
ハヤトの呼びかけもむなしく、よみがえらないシャショット。その一方で、容赦なく現れる敵。シンカリオン各機が出撃する中、その時ハヤトは…?
 
 
次回はシャショットの記憶をめぐるお話に。「さらばシャショット!」なんて言ってるけど、ホントはちゃっかり復活するんでしょ?復活してくれよ!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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