勝利の、イマジネェェェェェションッ!
今回は第1話ということもあり、世界観や乗り換え変身など、説明的なセリフ・行動が多かったと思います。
しかし、内容的にはそれほど詰め込まれていたような感じはなく、まあまあ分かりやすいオーソドックスな戦隊シリーズの第1話だと感じました。
電子音などの山口勝平ボイスは好き嫌い分かれそうですが、個人的には少ししつこすぎるような気がしました。
個人的にはトッキュウオーのデザインを除き概ね良好な第1話でしたが、一方でいくつか疑問点&改善すべき点もあるように感じました。
まず第一に、戦闘時におけるギャグ描写です。
特にトッキュウ2号:トカッチのドジっぽい描写やトッキュウ5号:カグラのブリッ娘っぽい描写が多すぎる。
もう少しギャグ描写が少なくても「ああ、彼らはこういうキャラなんだな」というのが分かるので、もう少し少なめにしてもいいと思います。
第二に、乗り換え変身の意義です。
今回はライトの悪ノリ(という名の第1話補正)によってメンバーの乗り換え変身が実現しましたが、今回の描写だけでは「相手の個人武器が使用できる」という以外のメリットが分かりません。
しかもカグラがトンネルアックスを使いこなせてなかったことから、乗り換え変身をすれば自身の能力も変わるワケではないようです
これでは、乗り換え変身によるメリットがあまり感じられません。
乗り換え変身で武器しか変わらないのなら、「『ゴーカイジャー』のときのように戦闘中に武器を交換し合えばいいじゃないか」となってしまいますからね。
せめて「乗り換え変身をすればパワーやスピードがアップするぞ!」など、目で見ても分かりやすい描写がほしいですね。
しかもチケット&車掌の発言によれば、乗り換え変身はそう簡単には行えないらしい。
中盤になってこの設定が風化しなければいいのですが…。
まあ、なんだかんだでまだ第1話です。