お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

ジャンボーグA ちょっとした感想vol.2(第6~13話、アンチゴーネ編Part.2)


    鏡京太郎と立花ナオキ、新旧ヒーローの共演!(第12話より)
 
 
 
 
 
 
 
 
はい、またやってまいりました。『ジャンボーグA』の個人レビューです。
 
 
今回はvol.2。第6話~第13話を取り上げます。
 
 
1クールも終盤に入ったためか、第9・10話および第12・13話は2体の怪獣が登場。
 
 
さらに第11話~13話は「3週間春休みスペシャル」と題してミニチュアセットや火薬にもより精密さとハデさが加わり、第12・13話は大阪が舞台になっています
 
 
怪獣のデザイン面でもキングジンジャーやフライトキング(どちらも第9・10話登場)のような、ウルトラシリーズにはなかった挑戦的なデザインの怪獣も登場。
 
 
生物的には考えにくいデザインですが、その暴れっぷりがまたイイ味を出しています。
 
 
脚本は相変わらず怪獣ありきの構成になっていますが、それはそれで非常に面白い。
 
 
70年代前半特撮の脚本は作品によっては酷評されがちですが、そこまでひどくはないと思います
 
 
 
 
 
 
さて、次は各回に目を向けていきましょう。
 
 
第6話~13話のサブタイトル&登場怪獣は、次の通りです(アンチゴーネは全話登場)。
 
 
・第6話「絶望!売られたジャンセスナ」(一つ目サイボーグモンスロボ)
 
・第7話「立て!孤独の英雄ナオキ」(再生怪獣キングデッドゴン)
 
・第8話「夕陽に唄え!トランペッター」(怪鳥グラスキング)
 
・第9話「絶体絶命!ジャンボーグA」(宇宙蠍キングジンジャー・サイボーグ怪獣フライトキング)
 
・第10話「響け!戦いのトランペット」(宇宙蠍キングジンジャー・サイボーグ怪獣フライトキング)
 
・第11話「壮烈!!涙の一撃」(ドクロ怪獣ドクロスキング)
 
・第12話「大阪に死す!ジャンボーグA」(マント怪獣ゴールデンアーム・火炎怪獣デッドファイヤー)
 
・第13話「よみがえれ今!ジャンボーグA」(火炎怪獣デッドファイヤー・巨大アンチゴーネ)
 
 
 
 
この中で一番面白いと感じたのは、やはり第12・13話。
 
 
大阪を舞台にしたジャンボーグA&PATとアンチゴーネの総力戦が繰り広げられます。
 
 

ミラーマン』の鏡京太郎を演じた石田信之さんのゲスト出演、この2回に限れば「同時期のウルトラシリーズを超えた!」とも言える大阪市街の精巧なミニチュア圧倒的な火薬量…。
 
 
脚本がどうだとか関係ない。ただただ見ているだけで楽しい特撮作品とはこういうものなんだなと実感しました
 
 
 
しかし一方で、大阪市街地の描写不足という不満もあります。
 
 
せっかく大阪を舞台に設定したのなら、もっと大阪を感じられる描写を入れてほしかったですね。
 
 
サブタイトルを知らなければ、通天閣以外に「大阪が舞台なんだな」のわかる描写が少ないです。
 
 
 
そして岸隊長には合掌…
 
 
 
 
 

怪獣のデザイン&ネーミング的には、第12話に登場したマント怪獣ゴールデンアームがかなりイイですね
 
 
本編視聴前は「なんでこんなへちゃむくれおじさんみたいなヤツにジャンボーグAが負けたんだろう…」と思いましたが、いざ本編を見るとその強さ(とスーアクさんの頑張り)に圧倒されました。
 
 
円谷プロ怪獣図鑑に載っていたスチールとは違って目が赤く発光していることもあって、「あれ、この怪獣のデザインとか結構よくね?」と感じ始めました。
 
 
 
 
 
さて今後は、第13話でアンチゴーネが爆死したため代わりにマッドゴーネが登場。
 
 
さらにPATにも新メンバーが追加されます。
 
 
第2クールに入る『ジャンボーグA』、ますます楽しみです
 
 
 
 
 
 
 
 
 
◎今日の特ソン◎
 
 
今日ご紹介するのは、1973年放送のジャンボーグA』挿入歌「輝け!P.A.T.です。
 
 
主題歌が子供コーラスなのに対し、こちらは男声コーラスがメインとなるPATのテーマソング。
 
 
何気にPATって、戦死者や隊員交代が多いんですよね…。
 
 

          戦地へと赴くファイティングスターとジェットコンドル。
 同時期の『ウルトラマンタロウ』に比べ、シンプルなデザインにまとまっています。
          個人的には、ジェットコンドルがカッコいいと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
明日と明後日は諸事情により1日中お出かけしなければならないので、もしかすると更新できないかも…しれません。
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!