お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『新幹線変形ロボ シンカリオン チェンジ ザ ワールド』第36話 ちょっとした感想

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新たな夢を、胸に抱いて

 

 

 

リョータがこれからのこと悩んでるなら、ゆっくり考えていけばいいさ。納得出来るまで付き合うよ。今回の『新幹線変形ロボ シンカリオン チェンジ ザ ワールド』は、ERDAの規模縮小を知らされたことに対するタイセイたちの反応と、もう現れなくなったはずのアンノウンの出現と戦闘を通して、ビーナが何かしら関わっているのではないかと彼らが気づく一編に。どちらかと言えば、前者に重きが置かれており、ドラマ重視のお話になっていました。

 

ERDAの縮小で、タイセイたちはシンカリオン運転士の任を解かれてホッとするはずですが、シンカリオン運転士であることが夢でありある種生きがいだったリョータは異なる反応を示し、彼にスポットを当ててドラマを進めていたのが面白いところ。今まで何度もギクシャクしてきましたけど、やっぱりタイセイ・アカネ・リョータの3人の友情の絆は、本物ですね。

 

なお、前回(特別編4)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

ビーナがいなくなってから2週間が経過し、気が気でないタイセイ。とある日の朝も、タイセイは元気がなく、イナも何とか彼を励まそうとしますが、大きな効果はありませんでした。一方のリョータは、入院中のレイジと面会。彼に弟子入りしようとしますが、代わりに知らされたのは衝撃的な事実であり、それを皆に伝えるべくに鉄道部の部室に戻った直後、カドミチからメッセージが入ります。序盤では、タイセイとリョータの様子をそれぞれ描写。今後のドラマのこともあってか、どちらかと言えば後者の描写に力が入れられていました。リョータのレイジに対する気持ちはよく分かるし、今までどんな思いを抱き続けてきたのかも、過去のお話を通じて理解はしていますが、その結果彼の取る行動が、「レイジに弟子入りする」というのは、なんかちょっとズレているんじゃない?という感じ。気持ちは分かるんだけど、この段階でレイジに弟子入りしたところで、どうにもならないですよね(それでもあがきたいという気持ちも分かるけど)リョータは以前から、自分の強い思いに対する行動がイマイチ噛み合っていないことがよくありましたが、結局終盤になってもそれは変わりませんでしたね。

 

大宮の本部に招集されたタイセイたちが、カドミチから聞かされたのは、ERDAの大幅な縮小。レイジが研究部門に再配属となるといったプラスの要素はあったものの、タイセイたち運転士を含む他の部門は全て解散されることになります。この話のあと、メタバース空間で集まったタイセイたちは、それぞれの夢を語りますが、リョータだけは思いつめた様子で…。敵であるアンノウンの発生原因が(この時点では)完全になくなったことから、ERDAはシンカリオンの機密保護のため、メンテナンスを担当する開発部門を除いて解散。レイジは逆にERDAに再加入して廃棄データの管理等を行うことになるものの、タイセイたちはシンカリオン運転士としての任を解かれることになりました。このあと、メタバース空間上でタイセイたちが集まり、各々の夢を語るのですが、ここで素晴らしい活躍をしてくれたのがヤマト。調子の良さとギャグの挿入っぷりは相変わらずでしたが、各運転士たちにしっかりと話を振って、夢を語るキッカケ作りをしてくれていました。話を振るだけなら、各運転士たちの名前を知っていれば出来ることですが、「○○は××って話をしてたよなぁ?」というように、以前見聞きしたことをキチンと受けて話を振っていることから、各運転士のことを理解したうえでやっていることが窺えるんですよね。たまたまなのかもしれませんが、運転士の中でどちらかと言えば年長者であるヤマトが、こうした役回りをきちんとこなしてくれているのは、嬉しいと同時にキャラを上手く使っているなと感じました。

 

シンカリオン運転士でなくなることで、抱き続けてきた自身の夢を失ってしまったリョータ。しかし、レイジに再度会い、そしてタイセイたちから励まされたことで、シンカリオン運転士とは別の、新たな夢へと踏み出し始めます。Bパート後半では、リョータが実質的に主人公。ほかのどの運転士よりもシンカリオンに全身全霊をかけてきた彼にとって、ERDAの規模縮小はツラいことでしたが、自身が師匠と仰ぐレイジが新たな夢を見つけてそれに進もうとしており、また仲間であり友であるタイセイとアカネが、どこまでも一緒に付き合うと約束してくれたこと、そして帰り道で見た警察官の姿から、彼は立ち直り、新たな夢を見つけ出そうとします。お話の流れ自体はシンプルですが、リョータの立ち直る過程を段階を踏んでしっかりと描いてくれていることから、ドラマとしての見ごたえは十分。タイセイ・アカネ・リョータの3人が夕暮れの公園で集うシーンは、とても微笑ましく観ることができました。これが、今までシンカリオンそしてそれに搭乗しともに戦ってきた仲間たちの強い絆なんだなぁと思うと、胸にこみあげるものがありましたね。

 

テンダーが消滅し、もう出現しないだろうと思われていたアンノウンが、まさかの再出現。タイセイたちは急いで出撃し、音波攻撃に苦しめられながらも、的確な連係プレーで相手を撃破します。この間、イナはアンノウンの出現原因を探っていましたが、その中でビーナのアクセス記録を発見。タイセイの強い希望で、彼とともに廃校の廃棄データ内に潜入したイナが見たものは―!終盤では、タイセイたち大宮の運転士4人による、アンノウンとの戦闘が描写。E5はやぶさ・E6こまち・E7かがやき・E8つばさのそれぞれが、自らの特性を生かしてしっかりと活躍してくれており、また指令室もただ指示に徹するだけでなく、音波攻撃を妨害するためオブジェクトを発生させる等のアシストをしていたことから、非常にバランスの取れた、良い戦闘シーンになっていたなと感じました。こうしたタイセイたちの見事な連係プレーと奮闘で、アンノウンは撃破されますが、問題なのはその発生原因。イナがアクセス記録の解析で、ビーナのアクセスの痕跡を発見したことから、タイセイは彼女とともに廃校の廃棄データに潜入しますが、一瞬だけビーナがそこにいることを確認したものの、彼女を確保したり、アンノウンと関りがあるのか問いただすこと等は出来ずじまいでした。光を失った瞳等から、明らかに異常をきたしているように見えるビーナ。彼女は何者かに操られているのか、それとも自身の意思なのか、気になるところです。そして、このドラマ展開次第で、最終決戦の様相もだいぶ変わってくるよなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

廃校の廃棄データの中で目撃したビーナの姿。タイセイは信じたくないと考えていたが、やはり彼女がアンノウンを出現させていた可能性が高く、その推測にショックを受ける。その後、イナの解析でビーナのアクセス履歴の詳細が判明したことで、タイセイはビーナと再会するが―!?

 

次回は、ビーナがなぜアンノウンを出現させる原因になったのかが判明しそう。このあと、1/26・2/2放送回で最終決戦を前後編で描いて、物語は完結という感じでしょうか。ビーナが新たな黒幕になりそうなことは、2話前からこれでもかというほどにおわされていたので、その理由にどんな驚きのものがあるか、期待です。

 

 

 

 

 

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