お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーガヴ』第3話 ちょっとした感想

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パンチにはパンチだ!パンチングミアシスト

 

 

 

ああそうさ。人間をお前らの手から救い出すためにな!今回の『仮面ライダーガヴ』は、パンチングミと、それによって変身できるパンチングミアシストの初登場回。ガヴと絆斗が初めて接触するほか、グラニュート研究家の酸賀も登場し、だんだんとレギュラーメンバーがショウマのもとに集結していく感じになっていました。

 

絆斗が、モンスターの絵を見て「どちらが味方かわからない」旨言っていたり、律の発言を聞いたり等していたことで、しばらくガヴを敵だと認識したままお話が進んじゃないかと危惧していましたが、今回の終盤でそれは払拭。気が早いのはわかっていますが、『ガヴ』も『ガッチャード』に続き、1号ライダーと2号ライダーの対決はなさそうですね。

 

なお、前回(第2話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、幸果のもとを自ら出て行ったショウマ。もらったお金も底をつきそうになり、空腹にさいなまれる彼は、最後に駄菓子屋でグミを買いますが、誤ってぶちまけてしまうことに。そんな中出会ったのが、筋元という男であり、ショウマは彼にのり弁等を食べさせてもらって、気力を回復します。同じ頃、ジープとシータは、バイト(グラニュート)を倒す謎の存在に気づき始めていました。序盤では、ショウマと筋元の出会いが描写。グミを食べ損なって倒れたショウマを介抱した筋元は、彼に弁当を食べさせつつ、お菓子を食べるタイミングについて語ります。「お菓子ばかり食べていてはいけない」という旨のセリフは、子供たちへの食育も意識して挿入したものなのでしょうが、これを受けてショウマが母みちるのことを思い出すことで、ストーリーの本筋にも絡むセリフとして成立させているのが秀逸。上手いドラマ運びだなと感じました。このようなショウマたちのやり取りと同じ頃、ストマック家では、ジープとシータがガヴの存在を察知。ここ最近グラニュートが失踪しているのは、コイツに倒されているからなのではないかと推測します。前回からストマック家のキャラたちが「バイト」と言っているのは、ガヴに倒されてきたグラニュートたちのこと。私は今まで、闇菓子製造工場で働いている一般兵たちのことだと思っていたのですが、今回のこの描写で、やっと正しく認識できました。ということは、前回ジープたちが「バイトの失踪は珍しくない」と言ってたけど、ここで言うバイトも、グラニュートのことなんだよね。そんなヤツらがしょっちゅう失踪してるって、ヤバくないか…?

 

筋元に見込まれて、彼の仕事を手伝うことになったショウマ。ところが、彼の仕事は空き巣であり、ショウマはそのことを彼に指摘するも、結局はケンカ別れに終わってしまいます。それでも、筋元のことが心配になったショウマは、ゴチゾウに彼を追跡させた結果、彼がグラニュート:ボンに襲われたことを知ります。同じ頃、絆斗はガヴにかかる情報を集めるため、幸果のもとを訪れていました。筋元の仕事は、なんと空き巣。彼は工場で働いていましたが、資金繰りが悪化して倒産が決定しており、その社長をなんとか救いたいがために、犯罪に手を染めていました。筋元が強面だけどいい人なのかなと思いきや、急転直下で評価が180度変わる中盤のこのシーン。このジェットコースターっぷりは、ちょっと笑っちゃいました。まあ、筋元が本質的にはいい人ってことは、変わりないけどさ…。そんな筋元に目をつけたのが、先ほど彼にのり弁を売ったキッチンカーの女性。彼女こそグラニュート:ボンであり、わざと無人のキッチンカーに金庫を置いて、彼をおびき寄せます。ボンの、人間を回収するためには「こっちから幸せを作り出してやればいい」という考え方は、効率的かつ合理的な考え方だなという印象。これを他のグラニュートに真似されたら、人間はひとたまりもないなと感じました。このやり方を第3話で出してくるのも、お話的になかなか大胆だよなぁ。

 

ボンの前に立ちはだかり、筋元を解放するよう求めるショウマ。しかし、ボンがそんなことを聞くはずがなく、戦闘が始まります。ザクザクチップスの力も使って応戦するガヴ/ショウマは、一度は攻撃の雨あられの前に追い込まれますが、パンチングミゴチゾウを用いたパンチングミアシストの力で勝利。これを機に筋元も改心しますが、一方でガヴ自身は、絆斗と、グラニュート研究家を自称する酸賀という男に出会ってしまい…。終盤で、ガヴとボンの戦闘が展開。ガヴは前回入手したザクザクチップスの力も使いますが、勝負を決めたのは、今回ソーダグミを食べたことで入手した力:パンチングミアシストでした。今回の戦闘シーンもかなり気合いが入っており、実際のワイヤーアクションとCG合成を活かした、縦横無尽に展開されるアクションが見もの。また、パンチングミアシストが要所要所で見せる、ソーダが弾けるような演出も、実際の液体を利用しており臨場感MAXでした。いやあ、今回のガヴは確かにカッコよく見えたな!こうしてボンを倒し、筋元を救出したガヴ。これで事件は解決かと思いきや、直後絆斗と酸賀に遭遇してしまいます。筋元は今回のことを機に足を洗い、空き巣に入った家には、社長とともに謝罪行脚をすることを決意。逮捕されていないことを指摘する声もあるかもしれませんが、個人的にはこのオチでもまあいいんじゃないかなと思いました。一方、ガヴは絆斗と酸賀と遭遇しますが、2人が言い争っている間に逃亡。なんとか正体バレを回避します。中盤の描写等から、絆斗がガヴの見分けがつかず、ガヴを敵グラニュートだと思い込んで追跡するというすれ違いのドラマ展開も想像しましたが、今回の描写を観る限り、それはなさそう。むしろ絆斗は、ガヴを好意的に捉えてくれる人間の1人になりましたね。この調子で、2号ライダーであるヴァレンになったあとも、いい感じのコンビになっていくのかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

畑の野菜を野草と思い込んだせいで、野菜泥棒として捕まってしまったショウマ。なんとか誤解は解けたものの、それをぶち壊すようにストマック家の手先が現れる。同じ頃、酸賀からグラニュートのことについてあれこれ聞かされた絆斗は―!

 

次回は、ガヴの新フォームであるふわマロフォームが登場。絆斗もグラニュートへの理解を深め、よりストーリーに深く関わってきそうです。それにしてもふわマロフォーム、名前のゆるふわ感に対して、かなり大胆な攻撃を繰り出しそうだな…。

 

…というワケで、記事は「『爆上戦隊ブンブンジャー』バクアゲ29 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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