お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『新幹線変形ロボ シンカリオン チェンジ ザ ワールド』第22話 ちょっとした感想

f:id:bongore_asterisk:20240915100050j:image

つんざけ!E5はやぶさドリルフォーム

 

 

 

それは…高い旅費を払って、来るほどのものなのか?今回の『新幹線変形ロボ シンカリオン チェンジ ザ ワールド』は、タイセイたちの学校:進開学園で開催される文化祭にかかる単発回。劇中では実現していなかった、E5はやぶさとエルダドリルのビークル合体も初めて披露されました。

 

全体的にいい意味でワチャワチャしてて、ライトに楽しめる一編になっていた印象。たまにはこうした、本筋から少し外れた(デルタの話が出て来ているので、完全に本筋から逸れているワケではない)お話があっても良いでしょう。ラストにおける、タイセイのデルタに対する配慮も、グッと来たなぁ。

 

なお、前回(第21話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

夏休みが終わって、進開学園は文化祭の季節。なんとしてもSOP賞(MVP賞のようなもの)を取りたいタイセイたちのクラスは、アカネの人気とリョータの料理の腕前を活かしたカフェを出し物とすることを決定します。ガンマら生徒会からの厳しい指摘も入る中、日々準備に励むタイセイは、あるときメタバース空間でデルタと再会。文化祭のことを話しますが、デルタから返ってきたのは、意外な返事でした。今回は、序盤から文化祭の話題でドラマが展開り出し物をカフェとすることが早々に決まり、タイセイたちはその準備に追われることになります。ここで個人的に印象に残ったのは、文化祭で飲食物を出すにあたって、あれこれ確認してくるガンマの姿。このさまを見て、自分の学生時代のことを思い出して、懐かしくなりました。私は高校時代、偶然3年連続で飲食物の出し物をやっていたのですが、食品安全に関する講習とか、食材準備とかで、けっこう難儀したことを覚えています。文化祭中の食材の買い出しも、進開学園は許されているようですが、私の高校では許されていなくて、当時の担任のツテを使って、密かに高校を抜け出してスーパーに買い出しに行ったのも、楽しい思い出です。そんな、大変ながらも楽しい文化祭のことを、メタバース空間でデルタに話すタイセイ。ところが、デルタから返ってきたのは、今までこうした学校行事に参加したことがないというものでした。旅行は両親の仕事の関係でよく行き、それをメタバース空間で再現していたデルタ。しかし、それを友人に勧めても、「旅行はリアルのほうがいい」と言われて、じょじょに話が合う相手がいなくなり、メタバース登校に切り替えて学校生活を送っていました。デルタは良かれと思ってやってたんだろうけど、まあ実際にこれされたら、周囲からは嫌われちゃうよなぁ。

 

いよいよ文化祭当日。タイセイたちのクラスは思惑通りの大繁盛で、タイセイもテンやシオン、そしてユキを連れて、文化祭をめいいっぱい楽しみます。このまま楽しい時間を過ごせるかと思いきや、リョータからヘルプが入り、タイセイとマイは急遽食料の買い出しに出ることに。ようやく材料を買い揃えますが、さらにここで、運悪くアンノウン出現の報せが入ります。いよいよ文化祭本番。テンやシオン、そしてシオンの友人でアカネにゾッコンになったユキもやって来て、タイセイたちは文化祭を楽しむ。ここでは、テンたちの強烈な個性が炸裂していて、楽しく観れた印象。テンのクイズ王っぷりや、お化け屋敷で本気で反撃するシオンもインパクト大でしたが、やっぱり一番強かったのは、女子たちが大勢いる中で、果敢に1人でアカネにアタックしに行ったユキでした。その大胆さもそうですが、アカネの言う通り「高い旅費をかけて来ている」というのが強すぎますよね。テンやシオンは自分たちのシンカリオンで来てるんだろうけど、ユキは多分飛行機か新幹線で来てるだろうから…。そんなこんなで、文化祭は進行。カフェの食材が底をついたため、買い出しを頼まれたタイセイとマイですが、ここでアンノウン出現の報せが入ります。カフェで大宮ナポリタンが出せない間は、アカネが女子生徒に壁ドンしまくることでなんとか繋ぐ形に。アカネが「自分がなんとかしなきゃ!」と思うのはいいんだけどさ、頑張りの方向がなんだか違うような気が…?

 

E6こまちとE7かがやきがメンテナンス中のため、N700Sかもめを除くシンカリオンが出撃。しかし、敵であるアンノウンは想像を超える硬さで、E5はやぶさらの攻撃が全く通じません。万事休すとなる中、イナの機転でE5はやぶさがエルダドリルと合体。ドリルフォームとなってついに打ち破ります。その後、タイセイたちのクラスのカフェは、アカネの壁ドンと材料の調達でなんとか息を吹き返したものの、残念ながらSOP賞を逃すことに。早くも来年に向けて意気込むマイたちでしたが、そこにタイセイの姿は無くて―。かなりの硬度を誇り、各シンカリオンの攻撃を全く受け付けない、今回のアンノウン。これに対してイナが編み出した秘策は、劈開を利用した、エルダドリルによる攻撃でした。このシーンで初めて、シンカリオンと常用しているエルダビークル以外とのビークル合体が実現。このためだけに新規バンクシーンも描きおこされており、視聴者のテンションをアゲてくれていました。E7かがやきがメンテナンス中のため、別のシンカリオンがエルダドリルと合体せざるを得ないという設定、またN700SのぞみやH5はやぶさが、しっかりE5はやぶさドリルフォームをサポートするさまも挿入されていて、それぞれGoodでしたね。こうしたタイセイたちの活躍でアンノウンは倒され、リオの協力もあってマイも食材の調達を間に合わせますが、残念ながらSOP賞は逃すことに。しかし、マイたちは既に来年に向けてマインドを切り替えており、タイセイはデルタのために、メタバース上で文化祭の案内をしていました。この、ラストで挿入されたタイセイとデルタのやり取りこそ、今回絶対見逃せないポイント。タイセイの優しさが窺えると同時に、ちゃんと前半に触れた要素をしっかりとここで回収するというドラマの丁寧さが感じられました。まだまだ不穏要素は拭えないけど、デルタはこのまま、タイセイたちのメタバース上での友だちでいてほしいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デルタのパートナーとも言えるナビ:イド。しかし彼は、リニア・鉄道館の新メタバースと互換性がないことから、廃止の危機にあった。イドを救うために、タイセイが出来ることはあるのか。そして、イナが思い出すかつての仲間:工部レイジとは一体誰なのか?

 

次回は、リニア・鉄道館を舞台にした一編に。デルタが引き続きお話に絡み、彼のキャラがさらに深まりそうです。そして、新たなに登場する工部レイジという存在。単なる死んだ仲間というだけのキャラではなさそうな気がしますが、どうなんだろう。

 

 

 

 

 

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

Twitter Instagramやってます。よろしければ↓閲覧&フォローの方お願いします!

Twitter https://twitter.com/CTF_bongore_A

Instagram https://www.instagram.com/bongore200706/22