お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『爆上戦隊ブンブンジャー』バクアゲ2 ちょっとした感想

f:id:bongore_asterisk:20240310105713j:image

大也のお陰で1つになる3人!

 

 

 

番組は変わって、『爆上戦隊ブンブンジャー』です。

 

ズルいんだよ、お前の「惚れた」は…。今回は、前回語られなかったブンドリオに関することや、あまり絡みの無かった未来と射士郎のコンビが描かれる一編に。基本的な押さえるべきところは押さえて明るく描きつつ、ピリッとシメるところはシメる、手堅い作風になっていました。

 

前回に引き続き戦隊らしいノリで終始すすんでおり、「ああ、やっぱりこれがスーパー戦隊シリーズだよな」と、懐かしくも新しい、そしてグッと来るのがいい感じ。ただ明るいだけでなく、ダークな部分もあることが示唆されており、これは今後描かれていくのでしょうが、それがいつ頃になるのか気になるなぁ。

 

なお、前回(バクアゲ1)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーガッチャード』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、ブンブンジャー入りを果たした未来。大也の自宅にいるブンドリオからも歓迎され、次の依頼の内容も耳にした彼女でしたが、そんな彼女を、射士郎はまだ仲間と認めていませんでした。そんな彼に対し、大也は、未来とコンビを組んで接触対象の某国駐日大使のもとへ行くよう指示。当初は反発する射士郎でしたが…。序盤では、ブンドリオが作ったブンブンカレーを食べながら、彼の口から未来へ、彼自身のことやサンシーターのことが説明。概ね語られていることは、公式HP等で記載のある通りでしたが、それよりも、そもそもカレーを作って振る舞う彼の姿にニヤリとさせられました。動きといい声といい、完全に『ファイブマン』のアーサーG6とダブるんですよね。制作側がどこまで意識しているのかは分かりませんが、完全なる偶然…ってことはなさそうだなぁ。またここでは、大也と射士郎の初対面のシーンも回想で挿入。この2人の邂逅には、重たい何かがありそうです。こうした食事シーンののち、お話は今回引き受けた機密資料の輸送の話題へ。射士郎は未来のことを認めていませんでしたが、大也は逆にそんな彼を未来と組ませ、駐日大使と接触させようとします。この辺りは大体予想できる展開なのですが、現れた駐日大使が明らかに周りと比べて浮きまくっているのに笑わされました。全然あれ隠れる気ないじゃん!今回は機密資料の中身がアレだったから良かったけど、本当に軍事機密とかだったらどうするつもりだったんだよ…。

 

サンシーターが生み出した苦魔獣:ソウジキグルマーのせいで、肝心の国家機密はその中へ。人々にも被害が出始めており、居ても立っても居られなくなった未来は、変身して戦い始めてしまいます。しかし、射士郎は姿を消したうえ、自分は錠の救出に難儀したため大ピンチに。ここで大也が駆けつけ、ブンピンク/未来は射士郎へのグチをこぼしますが、大也はむしろ全てを察し、玄蕃を呼び出してとあるものを調達させるのでした。中盤では、射士郎が一時的に姿を消すため、未来が単独で変身して応戦。いくら前回の戦いを潜り抜けているとはいえ、1人で事態を収拾するのは困難でした。ブンピンクは彼女なりに頑張っていてGoodでしたが、一方で、ブンブラックになる予定の錠は、今回も結局昏倒して何も出来ずじまい。こういう感じのキャラで、今後も行くのかな?こうしたブンピンクのピンチに、大也が少し遅れて登場。ブンピンクの言葉から射士郎の真意を感じ取り、そしてあるものを調達します。大也が調達してきたのは、ソウジキグルマーを倒すためのスクラップ場。玄蕃を通じて10億円で買い取り、あっという間にコトを進めてしまいます。単なる金持ちというレベルではない、大也のお金の使い方。範道家って、一体本業は何をやってるんだ!?

 

ブンブルー/射士郎は決して逃げたワケではなく、ブンブンワゴンでそのままソウジキグルマーを捉え、大也が調達したスクラップ場へ輸送。ブンレッド/大也は、ブンブルーの働きに感謝しつつ、ブンピンクとの仲も取り持ちます。こうして1つとなった3人のブンブンジャーは、ソウジキグルマーに全く押されることなく応戦し、撃破に成功。続く巨大ロボ戦もスピーディーに決着をつけます。そして、ついに達成した機密資料の輸送。そこに入っていたのは…!ブンピンク専用マシンであるはずの、ブンブンワゴンに乗って戻ってきたブンブルー。彼は当然逃げたワケではなく、ソウジキグルマーのキャパシティを当初から予想しており、そのタイミングで撃破&機密資料奪還を行うための準備をしていたのでした。ここでは、ブンブルーの聡明さをアピールし、中盤の「ソウジキグルマーの掃除機はサイクロン式と見た」という旨のセリフの伏線回収にもなっているのですが、同時に、大也がこれを通じて2人の仲を取り持つ形になっているのがGood。好意的解釈過ぎると言えば確かにそうですが、各々の良い面をしっかりと捉え、決して否定せずプラスの方向に持っていくスタンスに、好感が持てました。こうして3人が集ったブンブンジャーは、キャパオーバーとなったソウジキグルマーと戦闘再開。スピーディーな戦い方で圧倒し、今度はハイウェイ空間でのデッドヒート→巨大ロボ戦へと突入。これも3人のテクニックと連携のお陰で軽々と乗り越え、巨大ソウジキグルマーも倒されるのでした。前回に比べると、巨大ロボ戦のパートは短め。しかし、港湾部のミニチュアセットがそこそこ精巧に組まれていた他、ハイウェイ空間での戦いも挿入されていて、制作陣の頑張りが窺えました。このハイウェイ空間がないと、苦魔獣は巨大化できないから、ほぼ毎回やるつもりなのかな。なんだか、『ギャバン』の魔空空間みたいだ…。こうした事件を乗り越えて、ようやく大統領のもとに機密資料を届けられた大也たち。アタッシュケースの中から出てきたのは、なんと大統領とコンカフェ嬢のツーショットチェキでした。機密資料は、大統領のプライベートに関わるものでしたというオチ。確かに極秘に運ばなければならないものだけど、「それなんかい!」とツッコミ必至なアイテムのチョイスが、とても笑えると同時に、いい塩梅だなと感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

運び屋稼業が板につき、とうとう自分で仕事を取ってきた未来。一見するとシンプルに見えたその内容は、実は想像以上に困難を伴うもので、しかも大也は車を貸してくれない。こうなったら体力勝負と、自転車で爆走する未来だったが…?

 

次回は、未来にスポットを当てたお話になりそう。今のうちに初期メンバー3人のことをしっかり描いておこうということなのでしょう。ブンブンジャー5人が勢揃いするのはまだ先っぽそうですが、錠がどういうふうに加入するのかが気になるな…(現状、彼だけ大也たちと直接接点が無いため)。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

Twitter Instagramやってます。よろしければ↓閲覧&フォローの方お願いします!

Twitter https://twitter.com/CTF_bongore_A

Instagram https://www.instagram.com/bongore200706/