お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『王様戦隊キングオージャー』第39話 ちょっとした感想

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決死の隠しコマンドが、勝利を呼んだ!

 

 

 

番組は変わって、『王様戦隊キングオージャー』です。

 

反撃開始だ、スカポンタヌキども!今回は、一度は失敗しているンコソパの奪還編。宇蠱五道化も総登場し激戦が展開されましたが、最終的にはヤンマの作戦とギラたちの頑張りが勝利。その一方で、この裏でも一筋縄ではいかない、ラクレスたちの思惑が絡む複雑なドラマが展開されていました。

 

制作陣が放送前に啖呵を切っていただけのことはあり、今回はアクション面にかなり注力されていた印象。CG合成も東映特撮にしてはかなり頑張ってるなとは思いましたが、あまりにも盛りすぎていたせいで、肝心のアクションが全然見えないという本末転倒なシーンもチラホラありました。そして何より、せっかくこの戦闘シーンで色んな玩具販促出来るはずなのに、皆オージャカリバーくらいしか使ってなかったよね…。

 

なお、前回(第38話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーガッチャード』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

ヤンマが一気に乗り気となり、皆に共有したンコソパ奪還作戦。それは、以前奪還したウルトラスーパーコンピュータを使って、ンコソパの城中枢へと侵入し、奇襲攻撃を展開するというものでした。思いを一つにしたギラたちは、それぞれ分かれて城を目指しますが、各々の前に、ダグデドから尻を叩かれた宇蠱五道化たちが出現。今回の彼らは本気であり、ギラたちは変身するも窮地に立たされ、ウルトラスーパーコンピュータも全て破壊されたかに見えましたが…。前半では、ヤンマにより一気に作戦概要が説明されたのち、ギラたちが各々行動を開始するも、宇蠱五道化たちの手であっという間に窮地に立たされるさまが描写。しかし、この程度のことでへばるギラたちではありませんでした。中盤以降で戦闘シーンに時間を割きたいからか、ここでのドラマ展開はとてもスピーディー。スピーディー過ぎて、ウルトラスーパーコンピュータがヤンマの持つぶんただ1つになったとき、「ああ、これも結局ダミーなんだろうな」というドラマ展開が読めてしまいましたね。ヒルビルの煽り倒しで危機感を煽ったつもりなのでしょうが、あそこでもし本当に万策尽きた形にすると、お話が進まなくなってしまうのは明らかだったからなぁ。

 

ヤンマの作戦通り、宇蠱五道化が引っかかってくれたお陰で、そのスキにシオカラがゴッドヤンマを使って各シュゴッドに電流を注入。さらにクワガタオージャー/ギラたちがオージャカリバーの隠しコマンドを使ったことで、各戦士たちはパワーアップ。己のシュゴッドの能力そのものも使えるようになった彼らは、破竹の勢いで宇蠱五道化を攻め立てていきます。中盤〜終盤にかけて、まさに破竹の勢い・怒涛の攻勢で、クワガタオージャーたちの反撃が描写。シオカラの奮闘で電力をフルチャージしたシュゴッドたちの力を、クワガタオージャーたちがオージャカリバーの隠しコマンドで自分たちに宿して強化。シュゴッドの力も使えるようになった彼らは、宇蠱五道化相手に縦横無尽の戦いを展開します。冒頭述べたとおり、この戦闘シーンはアクションを頑張っており、CG合成にもかなり力が入れられていましたが、後者の力も入れすぎて、せっかくのアクションがところどころ見えなかったのがもったいないなという印象。それでも、背景そのものがフルCGであることを活かし、通常のセットやロケの撮影では出来ないダイナミックな構図を生み出していたのは、制作陣の良い挑戦だったなと感じました。

 

クワガタオージャーらの猛反撃を前に、宇蠱五道化は次々と撤退。ヒルビルは逃げ遅れてトンボオージャー/ヤンマたちに拘束されてしまい、ンコソパ国民の催眠術を解かされたうえ、6人全員の攻撃を受けて倒されそうになります。しかし、ここで突然、彼女の代わりにゴーマが身代わりとなり、爆発四散。終盤で起きた、この不可思議な事象の真実は―!?終盤で倒された、宇蠱五道化初の犠牲者は、ヒルビルではなくなんとゴーマ。そこには、ラクレスの策略とそれに乗ったヒルビルの催眠術に秘密がありました。カグラギとも結託し、自分は手を汚さずにゴーマを消すことに成功したラクレス。その手法自体はあっぱれだと感じましたが、条件付きとはいえ「ゴーマの空いた枠に自分が宇蠱五道化として入る」というのは、ちょっとやり過ぎじゃないかなとも思えました。だって、ほかの宇蠱五道化に比べて、ラクレスって全く実績が無いんだよ?宇蠱五道化に入った理由は、単なる自己顕示欲ではなく何らかの策略があってのことなんだろうけど、ここからどうするつもりなんだ…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

残る奪還すべき国は、シュゴッダム。プリンスもチキューにやってきて、再会を喜び心強く感じるギラだったが、そこへラクレスの不穏な予言が忍び寄る。ギラの手でチキューが滅びるとはどういうことなのか!?

 

次回はいよいよ、シュゴッダム奪還編が開始。そしてギラが、とうとう本当に邪悪の王に堕ちてしまうかもしれないというドラマが描かれそうです。次回予告で挿入されていたから、久々にキングオージャーが登場するのはほぼ確定的だけど、よりによって敵として登場するのか、これ…?

 

さあ、次回の『キングオージャー』は、↓こんなお話…だったとさ。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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