今回は、11月11日に発売されたウルトラ怪獣シリーズソフビ「ザンギル」のご紹介です。
制作発表記者会見でもその姿を見せていて、凶悪そうなヒューマノイドタイプのスーツであったことから、敵宇宙人かと思われていたザンギル。しかし実際は、皆さんご存知のとおり、非常に魅力ある善玉宇宙人でした。
そんなザンギルも、本放送日に通常サイズのソフビとしてリリース。はてさてその出来やいかに…?
なお、ザンギルが登場した『ウルトラマンブレーザー』第17話の感想記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
基本的な造形は、実際のスーツのデザインを落とし込んでおり、見た目はそんなに違和感なし。ただ、バランスを取る都合なのか玩具安全基準の都合なのかはわかりませんが、身体が全体的にややふくよかであり、そのうえで特徴的な頭部と右腕の剣が太く造形されていることから、スーツよりも剣の主張がより強く感じられます。
その、目立っている頭部と右腕の剣は、玩具安全基準の都合上剣先が丸められているものの、やや暗めのブラウンの体色に対して鮮やかなシルバーで塗られていることからよく映えており、力強さを感じる印象。ソフビに落とし込む際のデザインのデフォルメの仕方が良い方向に働いており、劇中スーツとはまた違ったカッコよさを感じます。
塗装については、もともとその箇所が少ないことから、目につくところはあらかた塗装済み。メタリックカラーも惜しみなく使われており、先述した剣部分のシルバーのほか、胸部の造形部分にもゴールドの塗装が施されています。造形面・塗装面ともに努力が感じられる、隠れた魅力を放つソフビと言えるでしょう。
第17話のみの登場だったにも関わらず、強烈な人間味とキャラクターとしての魅力を、それぞれこれでもかというほど観るものに与えてくれたザンギル。その素晴らしさは、ソフビからもひしひしと感じられます。
こうしたキャラがたった1話で登場からの退場をしてしまうのは、とてももったいなく感じるのですが、こうした一期一会もまた、「ウルトラシリーズ」の魅力ですよね。
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