今回は、10月28日に発売されたウルトラ怪獣シリーズソフビ「モグージョン」のご紹介です。
可愛らしい見た目とは真逆の、脅威的な能力と凶暴性で視聴者に衝撃を与えたモグージョンが、例によって本放送日当日にソフビ化。バザンガやゲバルガといったウェイブ系に匹敵する強さを誇っていましたが、ウルトラ怪獣DXやウルトラ怪獣アドバンスではなく、通常サイズでの商品化となりました。
確かに、能力的にはアドバンス化は難しいと思うけど、DXとしてなら問題ないから、それで発売しても良かったんじゃないかなぁ。デザインも特徴的だし、ちょっともったいない感じもしました。
なお、モグージョンが登場した『ウルトラマンブレーザー』第16話の感想記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
基本的な造形は、劇中登場のスーツを踏襲。特徴的な頭部のヒレや、大きな両腕をバッチリ再現している一方でソフビの全高に規格面での制限があることから、やや寸詰まりな印象を受けるソフビになっています。
顔を小さくかつ細めに造形するなどして、そうした印象を軽減しようとする努力は感じられますが、それでも寸詰まり感は拭いきれていない感じ。これがウルトラ怪獣DXであれば、もっとゆったりと造形できたんだろうけど…、通常サイズのソフビじゃ、モグージョンの造形はちょっと細かすぎたかな。
塗装については、表面の目につくところはしっかり塗装。頭部のヒレや顔の細かな塗り分けも頑張っており、なかなか秀逸です。一方で、特徴的な手のひらにある器官は成型色でまとめられてしまっており、ここもできれば塗装してほしかったところ。まあでも、顔と頭部の塗り分け頑張ってるし、手の甲の部分もしっかりと塗装してはいるから、よしとするかな。
カッコよさと愛嬌を合わせ持つ、ある意味で本当にウルトラ怪獣らしい怪獣であるモグージョン。次回放送の特別総集編でも、デフォルメされたキャラが登場するようなので、その活躍も楽しみです。
やっぱり、こうしたいかにも“動物の延長”って感じのデザインの怪獣もイイですよね。今後の「ウルトラシリーズ」でも、ちょくちょく登場してもらいたいなぁ。
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