今回は、7月22日(土)に発売された、「DXアースガロン」のご紹介です。
『ウルトラマンブレーザー』第3話にて本格的な登場を果たし、SKaRDの主力兵器として安定した活躍を見せるアースガロンが、第3話放送日に発売。価格が約5000円と、『ブレーザー』の主力商品である一方、大きさの割に若干高価な印象を受けましたが、そのクオリティーは、この価格でも納得、いやそれ以上の価値があるともいえる、とても優秀な玩具であると感じました。
なお、アースガロンが初登場した『ブレーザー』第3話の感想記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
パッケージから取り出し、分割されている尻尾を合体させると、あっという間にアースガロンの完成。特に可動させていないときの立ち姿は、『ゴジラ対メカゴジラ』における、格納庫で棒立ちしているあのメカゴジラとダブるビジュアルであり、思わず「おおっ」と声を出してしまいました。
造形面は、アースガロンの細かな造形をほぼ完璧に再現しており、ディスプレイモデルとしても十分通用するほどのクオリティー。頭部のヘッドセットのようなアンテナ部分等は軟質パーツで作られており、遊んでるうちに誤って折ってしまうということはまずありません。
本商品では軟質パーツが比較的多用されており、両手首もその1つ。これにより、別売りのソフビと遊ぶ際にそのソフビとフィットするようになっており、細かい配慮が感じられます。
塗装面は、背面の塗装省略は多いものの、表面はほぼキッチリ塗装。両肩部の細かな模様も、バッチリ再現されています。
本商品の注目すべきは、その可動域。「ウルトラアクションフィギュアシリーズ」がコンスタントにリリースされている昨今、「ウルトラシリーズ」のボーイズトイ可動フィギュアは珍しくなりましたが、本商品はそれら以上に細かく関節が仕込まれており、かつ可動域も広いため、本当に多種多様なポージングをつけることができます。
その結果が、上の画像のとおり。一番下の画像は、可動域を実感してもらうためわざと劇中では絶対観られないヤンキー座りポーズをさせていますが、完全な怪獣系可動フィギュアの、しかもボーイズトイで、ここまでのクオリティーを持つフィギュアは、今まで見たことがありません。本当、優秀だなぁ…。
ただ1つ欲を言うならば、首と腰も可動してほしかったかな。このあたりは、音声&発光ギミックとの兼ね合いもあったのでしょうが、ここも動けば、究極最強・文句なしの素晴らしい出来栄えだったと言えるでしょう。
そして、可動と並んで本商品の注目すべきは、音声&発光ギミック。音声についてはセリフや攻撃音含めて約20種類も収録されており、その音声に合わせて、口内に仕込まれた青色LEDが発光します。
音声の音質は悪くなく、LEDもシンプルながら美しく発光してくれるため、遊び応えは抜群。純粋なフィギュアとしても完成度が高いのに、それにプラスしてこれだけのギミックが仕込まれているのは、もはや驚異的です。発売前に、あれだけ円谷プロとバンダイが熱入れてた理由が、よくわかりましたよ。
DXブレーザーブレスに続く、『ブレーザー』玩具における高額商品であり、かつ主力商品でもあるDXアースガロン。確かに値は張りますが、間違いなくそれに足る、いやそれ以上のクオリティーを持つ玩具であると感じました。
そしてこのアースガロンは、今後パワーアップ予定。確かに背面にジョイントがいくつか設けられてたけど、ここにレールガンとか合体してくるのかな?そのパーツが同梱される予定である、今月末発売のニジカガチが、楽しみだ!
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