今回は、7月29日(土)に発売されたウルトラ怪獣シリーズソフビ「レヴィーラ」のご紹介です。
『ウルトラマンブレーザー』放送開始前から話題となり、先日放送の第4話に登場してその特異かつ鮮烈なビジュアルと生態を見せつけてくれたレヴィーラが、ソフビとなって登場。『ブレーザー』における通常サイズの怪獣ソフビとしては、ゲードスに続き2体目となりますが、特にギミックは搭載されず、純粋な今まで通りのソフビとしての発売となりました。
なお、レヴィーラが登場した『ブレーザー』第4話の感想記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
ソフビは、第4話でアースガロンやブレーザーに見せた、捕食せんとするかのように口を開けた状態の姿で造形。通常のソフビとは違い、後ろ脚をズラした姿がソフビ化されており、かなり異彩を放っています。最初これ見たとき、「子供が玩具売場で遊んだまま放置しちゃったのかな?」と思っちゃいましたよ。
そんなレヴィーラの造形は、全体をクリアホワイトで成型するという、これまた通常ソフビにしては珍しいタイプに。背中のヒレや足もとのボツボツ、そして何より特徴的な頭部もしっかりと造形されており、他の『ブレーザー』系ソフビと同様に、引き続き完成度の高さが窺えます。
レヴィーラはどちらかと言えばキモい系の怪獣になるはずですが、ソフビになると、そのキモさがほぼ薄れているのが面白いところ。成型色が劇中スーツよりもかなり暖色系にまとめられているほか、あらゆる突起が玩具安全基準の都合からまとめられているからでしょうか?不思議な感覚です。
塗装面については、レヴィーラのまだら模様な感じを、吹付け塗装を多用することで再現。そちらのほうは概ね頑張っているのですが、逆にヒレや口もとのレッドの筆塗り部分が、個体によってかなりムラがある形になっています。塗装はみ出しや乱れが無いほうがいいに決まってるんだけど、この辺りは多分丁寧にマスキングしないと塗るの難しいし、大量生産してるソフビでそんなことできないだろうから、個人的には仕方ないかなという感じですね。
『ネクサス』のスペースビーストを想起させるとまで言われていた、独特な怪獣であるレヴィーラ。しかし、実際には劇中の活躍も造形もオリジナリティーあふれるものであり、ソフビでもしっかりと再現されているように感じられました。
こうした敵を出せるのも、「ウルトラシリーズ」の強みだよなぁ。こんな怪獣ばっかりだと『ネクサス』みたいになって辟易しちゃうけど、たまにはこういう変化球の新規怪獣を出してほしいよね。
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