今回は、7月15日(土)に発売されたウルトラ怪獣シリーズソフビ「ゲードス」のご紹介です。
『ウルトラマンブレーザー』第2話に登場し、第1話のバザンガに負けない強烈なインパクトと個性を見せつけてくれたゲードスが、通常ソフビとして登場。「ウルトラ怪獣アドバンス」として発売されているバザンガに比べれば、確かにボリュームそのものやギミック面では劣りますが、ゲードスのシンプルな魅力をストレートに伝えてくれるソフビになっているように感じられました。
なお、ゲードスが登場した『ブレーザー』第2話の感想記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
造形面については、劇中に登場したゲードスをほぼそのままソフビ化したような出来栄えであり、かなりの高クオリティー。バザンガのようにトゲトゲした攻撃的なデザインをしていないことから、玩具安全基準による突起の丸みも、ほとんど気になりません。
なにより、ゲードス自体がどこか丸っこい感じのデザインであることから、ソフビの質感に上手いことマッチしているんですよね。さすがにここまで制作側が想定していたとは思えませんから、これは完全な偶然が生んだプラスの効果と言えるでしょう。
塗装面については、目につくところはほぼ完璧に塗装。ベースとなる藍色は成型色で表現し、特徴的な目・顔脇のエラ・腹部もそれぞれしっかり塗装。さらに、省略されるかと思われた背ビレ部分までキチンと塗装されています。
バザンガとは違い、ゲードスのソフビは、大きさそのものが小さいだけでなく、使用塗色にメタリックカラーがないことから、ここまで(シリーズ比で)細かい塗装がなされているのかな?純粋なソフビとしての出来であれば、ゲードスに軍配が上がると言えるでしょう。
そして、このゲードスのソフビで最大の特徴と言えるのが、突起の伸縮。『ブレーザー』の怪獣系ソフビでは、その多くに通常可動のほか何かしらのギミックが仕込まれる予定であり、ゲードスの場合、劇中でも見せたこの突起がチョイスされていました。
ソフビの中空構造を利用して仕込まれているこのギミックですが、画像のとおり、思ったよりも長い!ほぼ胴体の同程度の長さが仕込まれており、引っ張り出している際は「これどこまで出てくるんだよ…」と唖然としてしまいました。
そんな、伸縮可能な突起は、伸縮部の両端にキチンとストッパーが仕込まれており、多少乱暴に遊んでも突起がブラブラしないようになっているのがGood。かと言って、突起の引き出しにはそれほど力は必要ないようにもなっており、見た目以上に細かな配慮がなされているなと感じました。
『ブレーザー』劇中同様、第1話のバザンガに負けない魅力とクオリティーを放つ、このゲードスのソフビ。突起ギミックが付属していてもお値段通常ソフビと同額であり、なによりゲードスのデザイン自体がかわいらしいので、1人でも多くの人に手に取ってもらいたい玩具だなと感じました。一家に一体いたほうが絶対いいよ、このゲードスは!
さて、バザンガ&ゲードスともにこれだけのクオリティーを見せられたとなると、今週末以降順次発売される、タガヌラーやレヴィーラのソフビも楽しみになってきます。タガヌラーは「ウルトラ怪獣アドバンス」で出るから、何かしらのギミックが仕込まれていることは確定的だけど、レヴィーラは見た感じ通常可動のみなのかな?それとも、隠されているギミック等があったりして?
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