今回は、7月22日（土）に発売された、「ウルトラ怪獣アドバンス タガヌラー」のご紹介です。
液化ティーテリウムをむさぼり食う甲虫怪獣：タガヌラーが、ウルトラ怪獣アドバンスに登場！バザンガとはまた違った方向での、大ぶりかつ個性的でインパクト大なデザインは、玩具売場で存在感を放っていました。
私はDXアースガロン（後日ご紹介予定）をネットで押さえ損なったことから、それと抱き合わせで発売日当日のあさ10時頃に購入。行った店舗では、DXアースガロンがそこそこ入荷されていたのに対し、タガヌラーはちょっと在庫が少なく、バザンガに比べて生産数が絞られているのかなという感じでした。事前予約でも軒並み捌けてたし、発売日直後に入手出来なかった人、そこそこ多かったんじゃないかな？
なお、同じ「ウルトラ怪獣アドバンス」であるバザンガのレビューは↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
また、タガヌラーが初登場した『ウルトラマンブレーザー』第3話の感想記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
パッケージの中に入っているのは、タガヌラーのソフビのみ。バザンガのときとは違って、特に組み立て等は必要なく、箱を開ければすぐ遊べるという仕様になっています。
造形面については、劇中スーツのディテールを細かく再現しており、完璧と言っても過言ではない素晴らしい出来栄え。バザンガのデザインとは違って、タガヌラーはそこまでトゲトゲしいデザインをしていないことから、角を丸められている部分もそこまで多くなく、本当に劇中スーツがそのままソフビとして商品化されたという感じです。
塗装面についても、目につくところはほぼ完璧に塗装。おそらく、パッと見でほかの造形物に隠れてしまう腹部や、完全に地べたについてしまう尻尾（タガヌラーを虫とするならば、本来であればコチラを腹部と表現すべきか？）の裏側は塗装省略されているのでしょうが、ほとんど気になりません。成型色であるイエローが、もう少し暗めの色味であれば、100点満点に近い出来栄えだったと言えるでしょう。
ウルトラ怪獣アドバンスは、通常可動以外の何らかのギミックが追加されているのが特徴ですが、タガヌラーの場合は、大鎌含む両腕の大ぶりな可動と、目の下にある前脚（昆虫系怪獣だから、ちゃんと6本脚の設定になってる！）の可動であり、バザンガに比べるとややインパクトに欠けるものになっています。
しかし、大鎌の可動は、腕そのものはもちろん、大鎌部分にボールジョイントが仕込まれており、手首を動かすがごとく、細かな動きをつけることが可能。これにより、タガヌラーのポーズ自体に変化をつけることが出来ますし、ブレーザーをはじめとするウルトラマン系ソフビとのごっこ遊びも捗りそうです。
前脚の可動も、細かなギミックで面白いですが、欲を言えば、これに合わせて鼻（口と言うべきか？）の可動もギミックとして追加してくれていると、なお面白かったですね。でもこちらは、ソフトビニールの形質の関係から難しかったんだろうなぁ。
2作目のウルトラ怪獣アドバンスとして、引き続き高いクオリティーを見せてくれた「ウルトラ怪獣アドバンス タガヌラー」。ギミックの豊富さではバザンガに軍配が上がりますが、ディスプレイモデルとしてのクオリティーの高さなら、このタガヌラーのほうが優れていると感じます。
そして、このタガヌラーと同日に発売されたのが、冒頭でもチラッと触れたDXアースガロン。というワケで次回以降（来週8月中を予定）では、そのDXアースガロンを取り上げることにしましょう！
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