今回は、7月8日(土)に発売された、「ウルトラ怪獣アドバンス バザンガ」のご紹介です。
池袋の街を蹂躙する、圧倒的なインパクトとカッコよさを視聴者に印象づけた、『ウルトラマンブレーザー』第1話登場怪獣にふさわしい活躍を見せてくれたバザンガが、「ウルトラ怪獣アドバンス」という新シリーズ商品で堂々の商品化。パッケージも大きく、買うだけでもかなり満足度の高い商品でした。
私はブレーザーのウルトラアクションフィギュアと同じくAmazonで買いましたが、発売日当日家電量販店を覗いてみると、なかなかの売れ行きで驚き。ブレーザーの商品に比べると出足は鈍く、また大きなパッケージであるため入荷量も限られていたのでしょうが、それでも売り切れor在庫僅少の店舗ばかりでしたね。今のところ、円谷プロとバンダイの狙い通り…って感じかな?
なお、同日発売された「ウルトラアクションフィギュア ウルトラマンブレーザー」のレビューは↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
また、バザンガが初登場した『ブレーザー』第1話の感想記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
パッケージ内は説明書等特に無く、本体と尻尾が分割された形で同梱。それを組み立てると、上の画像の通りバザンガのソフビが完成します。パーツの分割構造は、従来のソフビと同じであり、特に苦も無く組み立てることが可能です。
造形面については、バザンガのディテールをほぼ完璧に再現しており、子供向けフィギュアとしてはほぼ文句なしの出来。ブレーザーと同じく、玩具安全基準の都合で突起部分はかなり丸く抑えられていますが、それでもバザンガの攻撃的なビジュアルをしっかり再現してくれています。
ソフビ自体の大きさも、かつてのウルトラ怪獣DXや、ムービーモンスターシリーズ並み。そのため、私が持っている撮影ブースに入り切らないほどのボリュームであり、なかなかの存在感を誇ってくれています。
塗装面では、メタリックブルー等をふんだんに使用し、バザンガのカラーリングを再現。メインとなるえんじ色の体色(劇中スーツよりやや明るめ)は成形色で表現しており、それにより塗装にかかる予算に余裕が出来たことからの結果でしょう。それでも、一部塗装省略等はあるんだろうけど、いかんせん劇中のバザンガがずーっと夜間でしか活躍してなかったから、現状比較がしにくいな…。
そんなバザンガのソフビを正面から見ると、こんな感じ。思った以上に、純粋な生物的デザインをしていることがわかります。バザンガが生物なのか、何者かに作られた生体兵器なのかは不明ですが―、こういう感じのデザインコンセプトの怪獣は、味がありますよね。
そして、「ウルトラ怪獣アドバンス」において特筆すべきなのが、ソフビにも関わらず実装されている豊富なギミック。バザンガの場合、両ツメ(ミサイルポッド)と頭部の触覚が可動するようになっており、より多様なポージングをつけることができるようになっています。
DX版玩具等に比べればシンプルなギミックですが、『ブレーザー』第1話において、大写しでそれら可動が描写されていたことから、むしろ「これで劇中再現ができる!」という、大変意味のあるギミックになっています。
上述のシーンは、おそらくソフビに実装予定だったこのギミックを印象づけるための挿入だったのでしょうが、上手く視聴者に印象付けることに成功していたように感じます。なるほど、こうした販促の仕方なもあるのですね。考えたもんだなぁ。
値段は確かに張るものの、通常ソフビとはまた違った魅力を見せてくれた「ウルトラ怪獣アドバンス バザンガ」。今後発売されるタガヌラー等も楽しみです。
今まで散々言われているけど、『ブレーザー』では本当にソフビに力が入れられているよなぁ。これにプラスして注力されているのが、SKaRD(防衛隊)の活躍―。ああ、やっぱり「ウルトラシリーズ」は、こうでなくっちゃね!
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