お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『王様戦隊キングオージャー』第10話 ちょっとした感想

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新たな伝説の始まり!レジェンドキングオージャー!!

 

 

 

番組は変わって、『王様戦隊キングオージャー』です。

 

我ら、王様戦隊!降臨せよ、レジェンドキングオージャー!!第1話から続いていた、「王様戦隊キングオージャーの結成物語」は、いよいよ今回で完結。やむを得ない事情が大きかったものの、メンバー5人が自ら力を合わせることを選択し、レジェンドキングオージャーを召喚してデズナラク8世のたくらみを打ち破るさまが描かれました。

 

お話の中でこなすべきことが非常に多かったですが、どれもある程度決着をつけて、捌き切っていた印象。若干描写不足だったり、「もっと時間があればドラマチックな演出ができたんだろうな」と感じる描写もあったりしましたが、よく頑張っていたと言えるでしょう。

 

なお、前回(第9話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーギーツ』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、デズナラク8世の襲撃を受け、傷ついたヤンマたち各国の王。ギラがデズナラク8世に連れ去られてしまい、繭が孵化しそうになっている状況下で、さすがの王たちも、いささか迷いが生じていました。そんな中、ラクレスより通信が入り、オージャカリバーを譲渡した国から優先的に助けるという提案が。そんな要求など絶対に飲めないと突っぱねる彼らでしたが、同時に不安を抱えていました。前半は、ギラがデズナラク8世に捕まっていることから、ヤンマたち残る4人の王様たちの描写が主に。今までギラに強気だったり己を貫く姿勢を見せたりしていた彼らでしたが、今回初めて、個々の抱える弱さを見せます。各王様たちが弱さを見せるさまは、キャラたちの人間味を感じる描写でGood。それでも、チキューの危機が迫っているというのに、結束しようとしないさまはもどかしく感じられましたが…昨今の現実世界の状況を見ていると、実際にこうした状況に置かれても、人々ってこんな反応をするのが“リアル”なんだろうなぁ。

 

ギラが必死にデズナラク8世に対し抵抗している頃、リタを除く各国の王たちが下した決断は、国民を救うため国を捨てるというもの。またリタは、一連の事件の責任を取るため、全てを1人で解決しようとしていました。しかし、そうした王たちの決断を良しとしなかったのが、各々に付き従ってきた側近たち。彼らの言葉で、国民だけでなく国を、そして自分らしさを守ることに目覚めた王たちは、キングオージャーとして戦うことを決意。ギラがデズナラク8世に投げ出されたところに駆け付け、反撃を開始します。各々クセがある王様たちですが、リタを除き国民優先である考え方は同じ。リタはリタで、責任を取るために、他の王様たちと同じくその身を呈して戦おうとしていましたが、そんな姿勢に待ったをかけたのが、側近たちでした。ゴッカンのみリタが国民を死守する理由があまりないことから(国民のほぼ全てが罪人なので)、「事件を起こしてしまったことの責任」に重きを置いて、独りで戦おうとする理由を作り出していたのはGood。また、その後の各側近たちの王様たちとのやり取りも、ドラマチックなものでした。少し王様たちが自分の弱さを見せるのが早すぎる気がしないでもなかったですが、限られたドラマ時間で可能な限り時間をとって描写していたので、好感が持てました。

 

サナギムの群れを倒し、デズナラク8世を撤退に追い込んだものの、繭の復活を止められなかったキングオージャー。ここでギラ/クワガタオージャーは、伝説のレジェンドキングオージャーを復活させることを提案します。メンバーの中には、その伝説に懐疑的な者もいたものの、このチキューを救うため、“不俱戴天の仲なれど”結束。三大守護神とキングオージャーの合体はこうして実現し、繭から孵化した各ジームたちを次々に倒し去り、あっという間にチキューの危機を救って見せるのでした。終盤から、皆が変身し、戦闘シーンの連続に。激しいアクロバティックなアクションで見せる等身大戦、1つ1つの活躍時間は短いものの、圧倒的な強さと、クワガタオージャーたちのセリフまわしで魅せてくれる巨大ロボ戦と、各戦闘シーンに、最終回並みの迫力とハデさが溢れているものに仕上がっていました。特に、等身大戦のアクションは珠玉の出来。デズナラク8世の触手の合成が、もう少しリアルなものであれば、ほぼ文句なしの完璧な戦闘シーンであったと言えるでしょう。王様戦隊キングオージャー結成回としては、それに相応しい内容でしたね。こうして、いったん落ち着いたかに見えた『キングオージャー』の物語ですが、デズナラク8世はちゃっかり生きてるし、次回よりスパイダークモノスが登場予定。はてさて、これからどんなドラマが待っているのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

レジェンドキングオージャーによるデズナラク8世の脅威の排除を、自分の手柄にしたラクレス。彼は突如、ギラの葬儀を催すことを提案した。実際には生きているギラは、一体どう動くのか?そして現れる真っ白な姿の新戦士は、敵か味方か!?

 

次回は、追加戦士枠であろうジェラミー・ブラシエリ/スパイダークモノスが登場。彼がしばらくお話を引っ掻き回すことになるだろうから、『キングオージャー』の物語がひと段落するのは、もう少し先になりそうですね。

 

さあ、次回の『キングオージャー』は、↓こんなお話…だったとさ。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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