今回は、4月9日に敢行した、京王電鉄京王線・下高井戸駅付近での撮影レポートです。
本線系統ではJR中央線と、相模原線系統では小田急多摩線と、何かと競合路線の多い京王電鉄(後者は、悔しいけど京王の勝ちと言えるけど)。そんな京王電鉄は、小田急とは違い、ロマンスカーのような専用特急電車を走らせるということは歴史上あまりなく、通勤電車を走らせまくってきた鉄道会社です。今回は、そんな通勤電車街道と言える京王電鉄の京王線系統を、撮り鉄してきました。
※今回掲載の画像は、サイズ変更のほか、一部画像では諸々の加工を行っています。
小田急並み、いやそれ以上のゴリゴリの通勤路線にも関わらず、複々線区間が新宿-笹塚間しかないうえ、待避線を持つ駅も意外と少ない京王線。しかも、日常的に都営新宿線直通系統や相模原線直通系統が走っているため、特に明大前-調布間は、土休日日中ダイヤでもかなりの頻度で列車が走っています。
今回撮影を敢行したのは、下高井戸駅から明大前方面に5分ほど歩いたところ。このあたりの線形は比較的直線で見通しがよく、かつ下高井戸駅が急カーブ沿いにあるため通過列車もスピードを落とすことから、かなり撮りやすいポイントになっています。
では、撮影してみましょう!
先述した通り、ここはほぼ一直線の区間。その区間もちょうど10両編成がピッタリ入るくらいの長さになっており、かなり楽に順当な鉄道写真を撮ることができます。
この日は、7000系が比較的多く運用に入っており、多摩地区を走る私鉄本線系統では珍しくなった幕式表示幕を何度も堪能。その他、8000系や9000系といったメジャーなものから、8000系高尾山トレイン等も、収めることができました。
京王の最新形式は、5000系(2代目)の次は9000系なんだけど、なぜか私にとっては、8000系が一番新しい車両に感じられます。小田急8000形と似た、1枚に見える前面パノラミックウィンドウが未来っぽいし、何より子供の頃の最新形式だったからだろうなぁ。
京王線は、地下鉄直通列車の走行区間も長く、都営車運用もそこそこ多いため、都営新宿線10-300形も容易に写真に収めることが可能。ただし、適正シャッタースピードが京王車とは全く違うため、LED表示幕が切れた写真ばかりになってしまいました。
幕が切れちゃったのは残念だけど、都営車、写真で撮ると意外に映えるな…!
そして、最後にやって来たのが、5000系京王ライナー。当初、京王に有料特急が走ると聞いたときは違和感バリバリでしたが、今ではすっかり馴染んじゃいましたね。
ピンクを中心にした、他車両とは一線を画すデザインが、目を引くよなぁ。
小田急に愛着がある私にとっては、何かとライバル私鉄というイメージのある京王電鉄。今回の撮影を通して、京王の持つ魅力を再認識できたような気がします。
そういや、5000系を導入したのはいいけど、いい加減純粋な一般形通勤車の新型は入れないのかなぁ。最後の9000系を増備してから、もう15年近く経つんだしさ…。
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