今回は、4月8日に発売された「ウルトラアクションフィギュア 特空機2号 ウインダム」のご紹介です。
最近になって、ウルトラマンだけでなく怪獣・宇宙人もその商品化の対象となってきた「ウルトラアクションフィギュアシリーズ」。特空機1号であるセブンガーの商品化に続き、特空機2号のウインダムもついに発売されました。
怪獣系統は4種類くらい出てる「ウルトラアクションフィギュアシリーズ」だけど、バルタン星人を除けば、このウインダム含めて、全部『ウルトラマンZ』に登場or関連する怪獣なんですよね。いやはや、『Z』という作品の持つ強い魅力に、本当に驚かされますね。
なお、「ウルトラアクションフィギュア セブンガー」の記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
パッケージから取り出すと、こんな感じ。意外にがっしりとしたデザインをしているウインダムですが、セブンガーのように大ぶりな意匠が無いため、ウルトラマン系のウルトラアクションフィギュアよりも、若干線が太いなと感じる程度。各パーツが太くなったことで、手持ちで遊びやすくなり、子供でもかなり扱いやすい仕様になっています。
造形は、商品名のとおり、あくまでも『Z』に登場したウインダムを参考にしたもの。ですが、セブンガーほどデザインが変更されているわけでないので、『セブン』等他作品に登場したウインダムとしても、十分に遊べるものになっています。これは当初から予定していたものではないのでしょうが、Goodな仕様ですね。
塗装については、ベースカラーのシルバーを、全てグレーの成型色で表現。塗装らしい塗装は、頭部のみです。
サッパリしていると言えばそうですが、ウインダムのシルバーはくすんでいるイメージがあり、グレーの成型色でも全然安っぽさは感じない印象。むしろ、これはこれで、ウインダムらしさをさらにアピールしてくれているように思えます。コスト削減がいい方向に働いた、珍しいパターンと言える…かも?
可動箇所と範囲は、ウルトラマン系統のそれとほぼ同一。唯一違うのは、両手の指部分の可動がオミットされているくらいです。セブンガーのときは、そのデザインの都合もありかなり可動域が制限されていたので、大きな進歩を感じますね。
様々なポーズをつけてみると、こんな感じ。上述のとおり各可動域がほぼウルトラマン系統並みに設けられているため、ポーズの幅はかなり広く、かつ足が太いため、それが自立性の向上に貢献してくれています。
可動域的にはバルタン星人のほうが広かったですが、自立性を含めて考えると、このウインダムのほうに軍配が上がる印象。このウインダムは、現状怪獣系統の「ウルトラアクションフィギュアシリーズ」の中で、最も完成度の高い商品と言えるでしょう。
さらに、本商品には、ウインダムヨウコインパクト再現のための手首パーツが付属。手首をまるごと入れ替えるのではなく、パーツを上からはめ込むという仕様が、遊びやすさとデザインを両立してくれています。なるほど、これはバンダイもよく考えましたね。
そして最後に、セブンガーやウルトラマンゼットとパシャリ。やっぱり彼らとの並びが、かなりしっくり来ますね。『Z』関連のウルトラアクションフィギュアも、いつの間にかメチャクチャ充実しちゃったなぁ。
高い完成度と可動域を誇り、ボーイズトイフィギュアとしてかなり優秀な出来と言えるウインダム。怪獣に少しでも興味のあるお子さんには、ぜひ手にとってもらいたい逸品だと、自信を持って言える玩具になっています。
これを機に、怪獣系の「ウルトラアクションフィギュアシリーズ」もどんどん拡充されるといいなぁ。個人的に、色々出てほしい怪獣もいるんだよね…!
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