今回は、2月11日に敢行した、国分寺市周辺での西武鉄道の撮影レポートです。
西武鉄道といえば「黄色い電車」ですが、車両の老朽化や西武自身の方針もあり、急速に数を減らしてる昨今。本線系統ではほとんど撤退してしまっていますが、支線系統ではまだまだ生き残っており、国分寺市界隈の西武多摩湖線と西武国分寺線も、それらのうちの1つです。
これらに共通しているのは、単線区間があり、かつ路線長が比較的短いこと。そのため、本線系統とは違う、比較的コンパクトな車両を見ることができます。ゆえに今回、撮影を敢行してみました。
※なお、今回は前編として、西武多摩湖線を取り上げます。
※今回掲載の画像は、サイズ変更以外の加工を一切行っておりません。
まずは多摩湖線。今回チョイスしたのは、国分寺駅より2駅離れた、青梅街道駅(ドラマのロケ地等でも有名ですね)付近・小平市役所の真裏の直線区間です。
西武多摩湖線を優先的にチョイスしたのは、西武国分寺線とは違い、こちらは全線単線区間だから。かつ、この小平市役所の真裏周辺は、直線区間が長く続くことから、編成を丸々シャッターにおさめやすい、有名な撮影地になっています。
では、撮影してみましょう!
西武多摩湖線は、国分寺⇔萩山間と国分寺⇔多摩湖間運行の列車が20分ごとに来る形になっており、青梅街道駅では片道10分ヘッド、ほぼ5分毎に電車が行きかう、単線区間としてはなかなか高頻度な運行形態になっています。
路線長が短く、運行形態もシンプルであることから、日中は3本のみの車両(全列車9000系)で運用。この日は、赤い電車(京急イメージカラー)が萩山までの区間運用についており、青い電車(西武ライオンズイメージカラー)と黄色い電車が多摩湖までの運用についていました。
使用されている車両は、全て幕車であるため、今までとは違い、LED表示幕が途切れることを気にすることなく撮影することが可能。シャッタースピード優先で撮影し、最初こそ電車の来るタイミングがつかめていなかったので失敗したものの(一番上の画像)、それ以外は順当な完成度と言える写真を撮ることができました。
単線区間で編成も短い4両編成だけど、これだけ高頻度運転がなされていると、なかなか壮観。以前撮影した東急池上線とはまた違った、ある種の都会感と地域への密着感を覚えましたね。
※東急池上線での撮影レポートは↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
そんなこんなで、ここには30分ほど滞在。さすがに走っている車両に限りがあり、かつ幕の種類も3種類(国分寺・萩山・多摩湖)とシンプルなので、各編成2~4回撮ったところで、撤収しました。
単線区間の高頻度運転、そして未だに残る西武鉄道の伝統カラーから、独特の雰囲気を醸し出していた西武多摩湖線。確かに魅力ある路線でした。
でもやっぱり、走っている編成の種類が限られているので、物足りない!…と思って、この後西武国分寺線方面へと向かいました。というワケで次回以降では、この西武国分寺線での撮影レポートをお届けすることにしましょう!
bongore-asterisk.hatenablog.jp
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