今回は、2月4日に発売された、「ウルトラアクションフィギュア バルタン星人」のご紹介です。
ジャグラス ジャグラー、セブンガーと、少しずつながら怪獣・宇宙人系もラインナップされるようになってきたウルトラアクションフィギュア。その第3弾として発売されたのは、『Z』以降何かと出てくるバロッサ星人ではなく、「(『ウルトラマン』を起点にして)ウルトラシリーズ」の宇宙人の元祖とも言えるバルタン星人でした。
バルタン星人は確かに定番中の定番宇宙人だけど、主だった露出は劇場版『X』(イメージ映像)以降ここ最近は無かったんだよなぁ。ここに来てクローズアップされるということは、バルタン星人に関して何か動きがある…のかも?
なお、同日発売の「ウルトラアクションフィギュア ウルトラマン」の記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
パッケージから取り出すと、上の画像のとおり。あらゆるメディアにおいて、これでもかというほど見かけるバルタン星人(初代)がそこにいます。
造形・塗装は、『X』等に登場した、近年の初代のスーツをベースにしたもの。オリジナルに比べると、若干塗装の青みが濃いですが、それ以外はほぼオリジナルを踏襲しているデザインだと言えます。
造形面については、ほぼ文句なしの出来。バルタン星人の特徴的な箇所はきちんと捉えており、口周りの細かな造形も、省略なく再現されています。
塗装面についても、背面がいつも通りガッツリ省略されていることを除けば、かなり頑張っていると言えるもの。体色の大半を成型色で抜き、またハサミ部分は大ぶりな造形ながら中を肉抜きにしてコストカットを図ることで、塗装のための費用を捻出できたからか、口周りやハサミ等も細かく塗り分けられています。
造形・塗装ともに、ウルトラマンを凌駕する、気合いの入った出来。なるほど、玩具の人気ランキングで、本商品が高い順位につけているのも頷けます。
可動箇所とその範囲は、両手首の可動がハサミになっていることを除けば、従来のウルトラアクションフィギュアと同じ。腰回りの造形を上手く分割することで、両脚部の可動にもほとんど影響がない仕様になっています。
ハサミはかなりの幅を開くことが出来るほか、その開いたままを維持することが可能。これにより、赤色冷凍光線を発射するポーズを再現することが出来るようになっています。なかなか自由度高いなこれ!
そして、ラストにウルトラマンと取っ組み合い。やっぱり可動フィギュアだと、ソフビ人形どうしで遊ぶよりも、よりリアリティがありかつ幅広い遊びができますね。
ウルトラマンもバルタン星人も、それぞれ可動域が広いことから、よく本に掲載されている特写のポーズも再現可能。なかなか遊びがいがあります。
さらに、興が乗って、ウルトラセブンとも絡ませてみました。「ウルトラセブンVSバルタン星人」って、全「ウルトラシリーズ」ファンの夢ですよね。宇宙人退治の専門家(と言うと語弊があるかもしれないけど)と宇宙人の元祖の戦いなんて、激アツじゃないですか!え、そうでもない?
今回の「ウルトラアクションフィギュア バルタン星人」紹介をもって、2月4日発売分のウルトラアクションフィギュアの紹介はおしまい。しかし、3月以降にはウルトラマンエースやウルトラマンタロウと、続々と昭和ウルトラマンの商品化が予定されています。
ウルトラマン・怪獣ともに、昭和のものの商品化も積極的になされる予定なのは、非常に嬉しいところ。でもさ、ここまでやるなら、ジャックも商品化しようよ。このままじゃ、ウルトラアクションフィギュアでウルトラ六兄弟が揃えられないじゃないか!
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