お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーギーツ』第20話 ちょっとした感想

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ゾンビレイズバックルも難なく使いこなしちゃったタイクーン

 

 

 

そういう風に家族を思えるって、羨ましいな―。今回の『仮面ライダーギーツ』は、デザイアグランプリ第3戦の前編。配達ジャマトらが起こした時限爆弾ゲームに対して、景和が中心となって活躍し、沙羅の爆死をすんでのところで回避するさまが描かれました。

 

景和の活躍が目立つ一方で、ジャマト側のスポンサーであるベロバが登場したほか、デザスターの正体が冴ではないかとにおわせる描写が。でも、次回で冴が退場しそうな感じだから、ここでそのまま彼女をデザスターとして退場させると、今回のデザイアグランプリそのものの売りの1つが、最終戦を前にして無くなっちゃうんですよね。それはもったいないから、なーんかもうひと捻りありそうな予感がするなぁ。

 

なお、前回(第19話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

デザイアグランプリ第2戦を乗り越え、ひと段落ついていた英寿たち。沙羅の他愛のない電話に景和が辟易している中で、突然ジャマトから挑戦状が叩きつけられ、第3戦:時限爆弾ゲームが始まります。配達ジャマトを難なく倒すギーツ/英寿たちでしたが、その爆弾がフルーツであること、そしてタイムリミットが日没であることから、タイクーン/景和は、ある最悪の展開を予想します。今までのゲームは、予め設定されたゲーム内で、ジャマトが暴れまわるという構図でしたが、今回はゲームそのものをジャマトが設定してきたという構図に。これは確かに、ジャマトの急速な進化を感じますね。このぶんだと、そのうち「長時間人間に擬態できる人語を話せるジャマトとか出てきて、デザイアグランプリを引っかき回す」なんて展開もありそうだなぁ(道長のポジションが、そういうものになりつつもありますが)。そんなジャマトたちは、偶然か意図的か、フルーツ型の時限爆弾の1つを沙羅のもとへ配達。知らずに開封して食べようとした彼女は、導火線にがんじがらめにされてしまい、景和たちが駆けつけたときは、既に拘束されたあとでした。前回の次回予告により、視聴者側もこの展開を了解していたのでそこまで気になりませんでしたが、「フルーツ型の爆弾」と「日没がタイムリミット」という要素だけで、「沙羅のもとに爆弾が!?」という発想に景和を繋げさせるのは、ちょっと飛躍がある印象。爆弾とともに、「日没までにお召し上がりください」のカードを発見させ、「これ、姉ちゃんのところに届いたカードと同じじゃん!」と景和に気づかせるほうが、より自然であるように感じました。

 

急いで景和が自宅に戻ると、そこにはパイナップル形爆弾でがんじがらめになった沙羅が。解除のヒントを探るには、この爆弾を持つジャマトを倒すしかないという英寿のアドバイスをもとに、2人はジャマトの捜索に乗り出します。デザスターと思しき何者かの邪魔をくぐり抜け、とうとうジャマトを発見したタイクーンたちでしたが、そこに立ちはだかったのは…。中盤では、景和側のドラマを英寿がアシストして、早々にお話としてのゴール(パイナップル型の爆弾を持つジャマトを倒す)を設定してくれており、そのドラマを圧縮。そのぶん、家族という繋がりをとおして、冴の家族のことが描写されます。彼女の家庭も事情を抱えているのはよくわかりましたが、もう設定といい語り口といい、次回で退場しそうな雰囲気がプンプンなんだよなぁ。と思ったら、次回予告で早速不穏な雰囲気出してたし…。そして、こうしたドラマを経て、ギーツとタイクーンは、ついにパイナップル型の爆弾を持つジャマトを発見。それを倒そうとする2人でしたが、彼らの前に道長が立ちはだかり、バッファへと変身を遂げます。今回、道長側の新キャラクターとして、ジャマトのスポンサーであるベロバが登場。彼女の支援が、道長に新たな立ち位置を与えます。ベロバは、ライダー側のスポンサーからは嫌われているものの、少なくとも「スポンサーであること」は認められている様子。世界を破滅させる側に肩入れしているのに、何で許されているんだろう。そっちのほうが単純にゲームが面白くなるからか、それとも…?

 

ギーツに促され、タイクーンは配達ジャマトを追跡。倉庫に立てこもられ、一時的に打つ手なしかと思われましたが、なんと彼はロポ/冴からゾンビレイズバックルを強奪。そのままゾンビフォームにチェンジし、勢いでジャマトを倒し、ついに沙羅を救出します。一方、ギーツはバッファ/道長と死闘を繰り広げますが、バッファ側が苦しみ出して撤退したため、戦闘は強制終了となるのでした。終盤では、タイクーンとギーツ、それぞれの戦闘がきっちりと描写。沙羅を救いたいがために手段を選ばないタイクーン、バッファの猛攻を着実に止めて的確に反撃するギーツと、どちらも見どころ満載でした。タイクーンがゾンビレイズバックルを初装着で完璧に使いこなすシーンと、ギーツが反射でバッファの動きを見きって反撃するシーンは、それぞれ強く印象に残ったなぁ。こうした戦いの末、両者実質的に勝利して終了。今回の戦闘は、それぞれの魅力を存分に引き出せていた戦闘シーンと言えるでしょう。全体的に、本当にGoodでした。

 

人気のなくなったサロンで、ひとりカードを見つめる冴。そこに記載されていたのは、デザスターのシークレットミッション。果たして、デザスターは彼女なのか―?ラストでは、冴がデザスターではないかと思わせる描写が挿入されて、今回は終了。順当に行けば、彼女がデザスターなのですが、冒頭で述べた通り、彼女が本当にデザスターだとすると、今後のドラマ展開のパンチに欠ける感じがするんだよなぁ。どうなるにせよ、もうひと押し何か欲しいところだけど、はてさてどうなるか―。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

恐怖の時限爆弾ゲームは、まだ終わっていなかった。次に標的となったのは、冴の家族。道長にゾンビレイズバックルを奪われた彼女に、勝機はあるか?そして、突然現れた、仮面ライダーゲイザーの正体とは!?

 

次回は、時限爆弾ゲームの後編。冴が主役になりそうなお話であり、今回の展開を踏まえると、どう転んでも彼女が退場しちゃいそうな予感がします。ゲイザーの登場も気になるけど、あれグレアのリペイントってことは、もうギロリは今後出てこないってことなんだろうね…。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン46話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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