お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン46話 ちょっとした感想

f:id:bongore_asterisk:20230129104924j:image

自らのカリスマ性で全てを解決したタロウ

 

 

 

f:id:bongore_asterisk:20230129104932j:image

番組は変わって、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』です。

 

お前たちは、永遠にこの森で暮らせ。外に出ることは許さない。文句があるヤツは…俺が相手をしてやる!今回は、獣人に関わるお話の完結編と言える内容であったほか、ソノイたちが仲間ムーブをするわ、ジロウがついに真実を知ってしまうわと、30分間ずーっと見逃せない展開が連続した一編。最終回間近らしい、濃厚なものになっていました。

 

ギャグとシリアスの盛り込みが、いつも以上に極端であるため、あるシーンでは笑わされたり、その次のシーンではしんみりさせられたりと、観てる際の感情が目まぐるしく変わらされた今回のお話。でも、改めてお話を振り返ってみると、井上敏樹みあふれる一編でもあったなぁと感じました。終盤に突然ラスボスムーブのぽっと出の敵が出てくる感じ、平成ライダーだよ…(ソノシは去年の放送回から登場してたけどね)。

 

なお、前回(ドン45話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーギーツ』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

ソノシ・ソノゴ・ソノロクの暗躍もあり、完全に脳人と袂を分かつことになったソノイたち。喫茶どんぶらに立ち寄り、ドンブラザーズの仲間になることを申し出ますが、それに対して真一は、誠意を要求します。考えに考えた末、彼らが出した結論は…。ソノシたちによって元老院に密告され、さらに追われる身になったことで、宿無し一文無しになったソノイたち。彼らが頼ったのは、喫茶どんぶらとそこにいるはずのドンブラザーズたちでした。序盤から、脳人側において大きな動きがあることが描写されるのですが、全体的にコミカルに描写されており、全然悲壮感がないのが笑えます。いや、笑いごとじゃないんだけど、真一から「誠意を見せろ」と言われ、さらに介人のおかげで「誠意=金」だと勘違いしてしまったことから、なんとかお金を工面しようとしているさまが、どうも可笑しくてしょうがないんだよなぁ。それにしても、「給金(脳人が月給制だったことに驚きですが)を、自分の趣味=欲望のために使っちゃったので一文無しです」というのは、かなり人間味のある行動。ソノイたちも変わったもんだなぁ。ソノイが、ソノニのエステやソノザの貴重なマンガの古本と同じくらいの金額を、どうやっておでんに全てつぎ込んだのかがスゲェ気になるけど…。

 

獣人の森に単身乗り込み、その姿をコピーされてしまったタロウ。しかし、彼が無策でこうした行動をとるはずがありませんでした。みほの協力もあって、逆に獣人の意識を乗っ取ったタロウは、翼たちのもとに再び現れ、獣人の森に潜入。囚われの身だった本物の自分を復活させ、ゴールドンモモタロウの力と自らのカリスマ性で、獣人を完全に沈黙させます。獣人にかかる事件はこうして解決したかに見えましたが、一方でジロウは、深い悲しみを負うこととなり…。中盤からは、どちらかといえば重めのドラマが展開。しかし、「タロウが獣人を完全に打ち破る」という描写を挿入することで、獣人関連の話に決着をつけると同時に爽快感を与えており、雰囲気が暗くなりそうなドラマにガツンと活力を与えてくれている構成になっているのがGoodです。タロウ、獣人にコピーされたときは「さすがの彼も、これでおしまいか…?」と思われたけど、まさか獣人の意識を乗っ取ってそこから獣人関連ノ話への突破口を開くとは、本当にたまげましたよ。しかも、最後の決着では、ゴールドンモモタロウの力もあったとはいえ、半ば自身のカリスマ性だけで獣人をねじ伏せることに成功。いやはや、これはもう…タロウだからこそできるドラマ展開ですよね〜。その一方で、この最中寺崎の寿命が尽きたことから、ジロウの見ていたルミたちの幻も消失。ジロウは、翼たちの話が本当であったことを知り、泣き崩れます。ここでのジロウの悲壮感はかなりのもの。思わず、視聴者側の私も、もらい泣きしてしまいそうになりました。まさか、『ドンブラザーズ』で泣かされそうになるとはね…。

 

ソノイが、獣人の森の許しの輪に接触したことで、つよしを含む、過去脳人に倒された人間たちが復活。さらにタロウたちも、ドンブラスターの力でオニシスター/はるかたちのもとに転送され、ソノシらとの戦いに加勢します。そして最後は、それぞれの必殺技を食らわせて、ソノシらを撤退させることに成功します。終盤では、タロウ&ソノイの活躍を機に、ドンブラザーズ&ソノイたちの一大反撃が描写。タロウもソノイも、全てを了解した様子で頷いたのち変身→戦闘に加勢するさまは、とてもグッときましたね〜。つよしたちの復活も、井上脚本にしては珍しい展開であるようにも思えましたが、しっかりとここまでの間に、その展開が成立する根拠(許しの輪の設定、ソノイの行動)を描いてきていたので、違和感はほとんどありませんでしたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

介人の立ち会いのもと、喫茶どんぶらで開かれる、タロウたちとソノイたちの会議:ドン脳会議。ソノイたちは、ドンブラザーズに入りたくてたまらないが、当のドンブラザーズ側の意見は真っ二つ。そんな中、呼ばれていないソノシたちも介入してきて…!?

 

次回は、今回の雰囲気から一転して、ドタバタコメディちっくなお話になりそう。そろそろ最終回も近づいていることですし、それを前にしての総集編回みたいなノリになりそうな感じもするけど…さあ、どうなるかな?

 

やあやあ、ドン47話の感想記事は↓コチラだ!ここはブログ、リンクを踏んで記事を読んでくれ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

Twitter Instagramやってます。よろしければ↓閲覧&フォローの方お願いします!

Twitter https://twitter.com/CTF_bongore_A

Instagram https://www.instagram.com/bongore200706/