今回は、7月9日に発売された「ウルトラアクションフィギュア ウルトラマンデッカー フラッシュタイプ」のご紹介です。
「ウルトラシリーズ」系のボーイズトイ向け可動フィギュアとして、すっかり定着した感のある「ウルトラアクションフィギュアシリーズ」。『Z』でついに初期3タイプが商品化されて以降、最新作品の主役ウルトラマンはほぼ全て立体化される流れとなり、『デッカー』もその1つとなりました。
私はAmazonで購入しましたが、発売日に家電量販店を何軒か覗いてみると、在庫僅少になっているところが多め。価格帯の関係もあり、ソフビ人形ほどの売れ行きはないのでしょうが、ウルトラアクションフィギュア人気も着実に出てきてるんだなと感じました。やっぱり遊ぶなら、関節が動くほうがいいよね!
なお、前作『ウルトラマントリガー』のウルトラアクションフィギュアに関する記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
パッケージから取り出すと、こんな感じ。ストロングのレッドとミラクルのブルー、そして頭頂部に輝くクリスタルというダイナのデザインをベースにしつつ、さらに盛られた胸部プロテクターと、左右のアシンメトリーデザインが、逆三角形に見える体形を作り出しており、スマートながら力強さを感じさせてくれます。
ソフビのときはあまり気づきませんでしたが、デッカーの頭頂部クリスタルは、ダイナのそれに比べて多彩な色を使っているため、パッと見クリスタルがそこまでデカく見えないのも特徴的。これによりデッカーの顔が小顔に見えるようにしているのも、面白いですね。
塗装に目を向けると、裏面をガッツリ省略するぶん、表面に注力するというスタイルは、最近の「ウルトラアクションフィギュアシリーズ」の傾向を踏襲。その表面も、細かいところでは省略が見られるものの、概ねソフビと同程度あるいはそれを少し上回るレベルになっています。
特筆すべきは胸元の宇宙をイメージしたプロテクターカラーもきちんとそれっぽく塗装されていること。「ここはウルトラアクションフィギュアになると省略されるだろうなぁ…」と思っていましたから、よく頑張ってるな!と感じました。
可動範囲についても、最近の「ウルトラアクションフィギュアシリーズ」のそれと同じ。トリガーのときは、プロテクターが張り出していたので若干制限をくらっていましたが、デッカーの場合はそうした張り出しが無くなったため、より広範囲の可動を実現しています。
ポーズをとらせてみると、こんな感じ。可動範囲の都合上、セルジェント光線の完全再現は困難ですが、それ以外のポーズであれば、概ね思い通りのものを再現できるように感じます。
トリガーはデザイン的にも作品の内容的にも『ティガ』を意識していたので「全体的にティガっぽいなぁ」と思いながら遊んでいましたが、デッカーはデザインも作品内容も『ダイナ』を下敷きにしつつも独自路線で行こうとしているので、遊んでいると「ダイナと似てるけどなんか違う!」という、不思議な感覚になります。
そしてラストは、トリガーやダイナのウルトラアクションフィギュアとパシャリ。こうして比較すると、デッカーとダイナは細かい点でけっこ差異があったり、逆に共通点があったりすることに、気付かされますね。
「ウルトラアクションフィギュア ウルトラマンデッカー フラッシュタイプ」は、全国の玩具店等で発売中。今後、ストロングタイプやミラクルタイプも発売されるため、これらも順次押さえながらご紹介できればと思います。
そうそう、先日11月発売予定のS.H.フィギュアーツの予約が解禁されたので、あれも押さえてきたんですよ。これも、手元に来次第紹介しないとね!
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