今回は、昨年(2021年)9月下旬に発売された、「ウルトラレプリカ スパークレンス 25th Anniversary ver.」のご紹介です。
ウルトラレプリカの第1弾として2016年に発売された「ウルトラレプリカ スパークレンス」が、『ウルトラマンティガ』放送25周年を記念してリメイク。「2016年のものとどれくらい違うんだろう?」と半信半疑で購入しましたが、音声ギミックの改善&発展が凄まじく、買ってよかったと思える商品でした。
なお、2016年当時に発売された、オリジナルの「ウルトラレプリカ スパークレンス」のレビューは↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
パッケージから取り出すと、こんな感じ。箱の中に封入されているのが、説明書の他スパークレンスと台座のみというのは、2016年版と同じ。造形も、確かに色味や一部部品の材質は変更されていますが、パッと見た感じではそこまで大きな違いは見受けられません。
後ろのボタン(詳細は後述)を押して羽を開くと、こんな感じ。中央のカラータイマー部分の発光ギミックが改善されているのがわかります。
さて、造形面ではそこまで大きな変化は感じられない本商品。一方音声ギミックについては、造形面の分、いやそれをカバーしても余りあるほど、パワーアップしています。
本商品の音声ギミックは、大きく分けて「TV本編モード(mode A)」・「イーヴィルティガモード(mode B)」・「『ダイナ』以降の客演時モード(mode C)」の3つ。さらに、それぞれにおいてボタンの押し具合で細かくモードを切り替え、様々なシーンの再現変身音&発光機能を有しています。
全部紹介していると膨大な量になるので、細かい点は割愛。とにかく断言出来るのは、「2016年版よりも圧倒的にパワーアップしている」ということです。
最も目につく違いといえば、通常変身における発光・音声ギミック。2016年版では、劇中とは違ってカラータイマーが七色に光り、さらにスパークレンスをかざすところからの音声収録だったので、なりきり変身遊びが困難でしたが、今回それはモーションセンサーを搭載することで改善。ちゃんと腕の動きに合わせて音声が鳴り、ボタンを押すと劇中と同じくカラータイマーが白く発光して音声が流れます。
ただ、通常モードだと羽を開いてからの変身ポーズになるので、本気で劇中再現をするのなら、第15話再現モード(本商品には、劇中再現モードとして特定のお話の音声もBGMごと収録)で遊んだほうがいいと思います。これなら、ちゃんとポーズをとる際は羽を閉じており、スパークレンスをかざすと同時に羽を開く形になっていますからね。
そうそう、上述した2016年版収録の発光ギミックについてですが、こちらはオミットされたワケではなく、ちゃんとタイプチェンジ音声の際に発光するような仕様に変更。搭載済みのギミックも、決してムダにはしないようにされています。
その他、もうここには書ききれないほどの音声&発光ギミックが収録。こんなに小さい商品の中に、一体どうやってこれだけのギミックを詰め込んでいるのかと驚かされます。初版発売からわずか5年。技術の進歩は凄まじいなぁ…。
ところで、本商品をいじっていると感じるのが、「やっぱりウルトラマンの変身アイテムってシンプルなほうがいいよね」ということ。今では玩具販促の都合上、どうしてもゴテゴテしたものになりがちですが、たまにはこうしたスパークレンスのようなものがあってもいいんじゃないかなぁ。『トリガー』のガッツスパークレンスではその片鱗を感じたけど、『デッカー』のウルトラDフラッシャーは、再び大ぶりなものになっちゃいましたしね。
技術的に、本体にこれだけ音声&発光ギミックを搭載出来るなら、何かしらのやりようがあると思うんだけど…。そこらへんどうですか、円谷プロ&バンダイ!?
25周年記念商品にふさわしいギミックとクオリティを兼ね備えていた、「ウルトラレプリカ スパークレンス 25th Anniversary ver.」。こうなると、今年25周年を迎える『ダイナ』のリーフラッシャーも、リメイク発売されないか期待しちゃいます。
前はスルーしちゃったんだけど、スパークレンスでこれだけ頑張れているのなら、リーフラッシャーも十分期待出来ると思うぞぉ!
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