今回は、4月29日から東京ソラマチにて開催されている、「ULTRAMAN Gallery TDG~光の鼓動~in 東京ソラマチ」のレポートです。
以前の「ウルトラヒーローズEXPO ニュージェネレーションワールド IN 東京ソラマチ」と同じく、完全予約制で開催された本イベント。平成三部作である『ティガ』・『ダイナ』・『ガイア』に特化した展示を展開する一方、ウルトラショットやステージショーなども無いことから、今までのイベントに比べるとチケットが若干お安めの価格となっていました。でも、展示はかなり充実していたように感じたなぁ。
なお、上でチラッと触れた「ウルトラヒーローズEXPO ニュージェネレーションワールド IN 東京ソラマチ」のレポートは↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
入口から入ると、ティガ・ダイナ・ガイアの立像が、Blu-ray BOXのパッケージスチールとともに展示(ティガのみイベント外に展示されていて、入場せずとも見学可能)。ティガの像は何度も見たことがありましたが、ダイナやガイアを見るのは、なんだか本当に久々な感じがしました。
そういえば、去年のウルサマ2021ではコスモスの像が展示されてたし、確かCBC三部作はどれも立像があるはずだから、90年代後半〜2000年代の主役ウルトラマンは、全て立像があるということになるのでしょうか。あんな大きいの、どこの倉庫にいつも保管してるんだろう…?
立像の展示を抜けると、丸山浩さんによる『ティガ』・『ダイナ』の原画展示コーナーへ。各主役ウルトラマンや、作品序盤に登場した怪獣のデザイン画はよく目にする機会がありますが、レイロンスやモズイは超珍しいなと感じました。特に、モズイなんてなかなかチョイスされないですよね。センスが渋いな~。
原画の展示を抜けると、当時使用されていた隊員服関連のプロップ展示へ。どれも「今回が初!」という展示ではありませんでしたが、やはりこうしたものを目にするとテンションが上がっちゃいますね。
そして、さらに進んでいくと、いよいよ展示はクライマックスへ。各作品にて使用されたミニチュアや台本、ポスタービジュアル等、多種多様な小道具の数々が展示されていました。
こちらも、その全てが初公開のものではありませんでしたが、『ティガ』の放送直前ポスタービジュアルや、『ダイナ』のグランドームといった、珍しい展示があったのには目を惹きましたね。いやはや、本当にこれ見るだけでもかなり価値があったと感じましたよ。
上述のような展示と同時並行で展開されていたのが、各作品登場のウルトラマンのスーツ展示。ミニチュア展示という目線で見ると、かなり簡素でちょっと「ん?」と感じるもの(構造物が少ないうえ、キリエロイドのスーツを使ってるのに演出がなぜかキリエロイドⅡになっている)でしたが、間近でスーツをまじまじと見るという意味では、十分迫力のある展示になっていました。
特に、ガイアSVとアグルV2の並びはカッコよかったですね〜。最終回を意識した展示に惚れ込んで、何度もバシバシ写真撮っちゃいました。
こうした展示のほか、館内には、各作品とお話をいくつかピックアップした紹介パネルが掲示。一部は「これを取り上げるのか!」と感心するものもありましたが、大多数はよく語られがちなオーソドックスなお話ばかりで、そこまで新鮮味はありませんでした。
さて、この「ULTRAMAN Gallery TDG~光の鼓動~in 東京ソラマチ」は、今週末5月29日まで開催中。ステージショーがなく、また始まってから少し時間が経っていることから、今ならけっこう余裕を持って予約&鑑賞が出来るなといった感じがします。
しっかし、「TDG」という呼び方がすっかり定着したけど、私はまだ慣れないなぁ。やっぱり『ティガ』・『ダイナ』・『ガイア』は、「平成三部作」ですよ。
…この発想、もしかして「ウルトラマンジャック」を頑なに「新マン」とか「帰マン」て呼びたくなるのと、同じようなものなのかな。
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