お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

15分短縮が開くプラスの未来

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2月上旬頃から小出しにされていた、「ガールズ×戦士シリーズ」の新プロジェクト。

 

昨日(2月27日)の公式発表により、それが「新感覚ダンサブルドラマ『リズスタ -Top of Artists!-』」の4月10日放送開始であること、そしてそれが9時15分放送開始に伴い、『キラメキパワーズ!』が従来の30分から15分に放送時間が短縮されることであることが、明らかになりました。

 

「『キラパワ』は放送終了せず従来枠で続投するだろうな」とは思っていましたが、その放送時間を短縮して間に『リズスタ』をねじ込んでくるという構成までは予想できず。放送時間が5分どころか今までの半分にまで短縮されてしまったことに、「ガールズ×戦士シリーズ」の未来を危ぶんだファンも多いことでしょう。かく言う私も、昨日の時点ではその1人でした。

 

しかし、改めて考えてみると、「この大胆な放送枠改変はむしろシリーズにとってプラスに働くのではないか…?」とも思えるようになってきました。

 

というわけで今回は、来年度より改変される「ガールズ×戦士シリーズ」に関する考察です。

 

 

 

 

 

①放送時間短縮は、そもそもドラマにほとんど影響を与えない

放送時間が短縮されるということは、当たり前ですが、それだけドラマパートが短縮されるということ。

 

スーパー戦隊シリーズ」の25分枠放送時代(『ダイナマン』後半~『メガレンジャー』序盤)のものを見ていると、かなりドラマパートが巻いていたり、30分枠なら前後編になりそうなものが前中後編の3部構成になっていたりと、5分時間がないだけでも、その影響はかなりのものであることが窺えます。

 

しかし、「ガールズ×戦士シリーズ」の場合はどうでしょう?

 

現行の『キラパワ』の場合、「キラパワ通信」(制作風景などを紹介するミニコーナー)を除けば、OP・ED・次回予告を含めた本編時間は、約23分です。

 

『リズスタ』のHPにおいて、この作品はOPなしのEDのみであることが発表されていることから、『キラパワ』は4月10日放送分からおそらくEDの方が省略される可能性が大。これで、約1分30秒の短縮ができます。

 

そして、『キラパワ』を含む歴代「ガールズ×戦士シリーズ」の本編は、変身バンクシーンと戦闘シーンにかなり時間をかける構成になっており、ドラマパートは脚本の量にして、通常の30分ドラマの約半分(過去の制作陣のツイートより)。そのため、変身バンクシーンにカットを入れ、戦闘シーンをスピーディーにすれば十分15分間の放送枠でおさめられることでしょう。

 

つまり、若干のドラマパートの巻きや、変身バンクシーンのカットは予想されますが、ほとんど現在のクオリティと変わらず、むしろスピーディーなドラマ展開&戦闘シーンを楽しめる可能性が高いのです。

 

そう考えると、15分の放送短縮は視聴者が危惧しているほど影響は大きくなく、むしろ作品にはプラスの方向に働く可能性が高いと考えられるでしょう。

 

 

ちなみに、『リズスタ』が4月放送開始、『キラパワ』が従来通りであれば6月放送終了の可能性が高いことを考えると、「『リズスタ』を1クールで終わらせて7月からの新「ガールズ×戦士シリーズ」作品を30分枠に戻す」ということもありえなくはないですが―。これについては、タカラトミーの公式発表で『リズスタ』関連玩具が今夏も発売を予定していることを考えると、その可能性は低いでしょう。

 

どちらにせよ、しばらく15分×2作品の体制が続く形になるでしょうね。

 

 

 

②「EXPG出身者の活躍の場の広がり=シリーズのさらなる発展」につながる

公式サイトでも明らかなとおり、『リズスタ』の主役3人は、皆EXPG出身。天宮翔太役の大串さんを除く女性メンバーは、ちゃっかりLucky2に追加メンバーとして加入することも明かされています。

 

1人どのシリーズにも出ていないメンバーがいますが、彼女は『リズスタ』における追加戦士の役回りなのでしょう。

 

そして、このようにEXPG出身者がメインを張るドラマがまた1つできるということ、また『リズスタ』が「新感覚ダンサブルドラマ」とうたいつつも「ガールズ×戦士シリーズ」のエッセンスを受け継いでいると明言されていることから考えて、EXPGは依然として、「ガールズ×戦士シリーズ」を自分たちの出身者を披露する場として十分価値のある放送枠である」と考えていることが予想できます。

 

そう考えれば、EXPGから見れば、放送枠が2つになり出身者を活躍させる機会がより増えたと捉えられることから、むしろEXPG側はこのシリーズをより有効活用し、発展させていくだけのやる気があるということが言えるでしょう。

 

今後の『リズスタ』の手ごたえによって、方針が変わる可能性もゼロではありませんが、少なくとも現時点でこうした取り組みをするということは、EXPGが手ごたえを感じていること、そして制作側もそれに応じる用意があることの表れだと考えられます。

 

 

 

 

 

 

 

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2017年4月の放送開始以来、近年の特撮作品としては異例の長期シリーズとなった「ガールズ×戦士シリーズ」。

 

『キラパワ』の放送時間が短くなることは、やはり悲しいですが、これがシリーズのさらなる発展につながるということであれば、それをプラスに受け止め、今後も見守り続けたいと思いますね。

 

さて、4月10日から始まる『リズスタ』の最新情報は、↓公式サイトからチェックだ!

rizsta.jp

 

 

 

 

 

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