お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『機界戦隊ゼンカイジャー』第34カイ ちょっとした感想

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結局なんでもよかったカボチャヘッド

 

 

 

番組は変わって、『機界戦隊ゼンカイジャー』です。

 

カボチャヘッドがないせいで、トジルギアのパワーが半減したハロウィン…。『リバイス』と違って、完全なハロウィン回となっていた今回のお話。終始いつも以上にドタバタワチャワチャしたドラマが展開されていましたが、ハカイザーの正体バレなど、要所要所でお話をピリッと引き締めるシリアスさが挿入されていました。

 

ハカイザーの正体は、やっぱり功博士。しかし、それ以上にゾクッと来たのは、ところどころで描かれる、ステイシーのないがしろにされっぷりと、それに対して純粋に好意で話しかけてくるハカイザーとのやり取りでした。ステイシーの感じているむなしさが、ひしひしと感じたなぁ。

 

なお、前回(第33カイ)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーバイス』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

今日はハロウィン。思い思いの仮装に介人たちが身を包んでいると、突然カボチャの面をつけ暴徒と化した市民たちが乱入してお菓子を強奪。こうした混乱は各地で起きており、その元凶はハロウィンワルドにありました。先行して現場に到着した介人・ジュラン・マジーヌは、ハカイザーの邪魔を受けながらも奮戦。その中で、ハロウィンワルドのカボチャがどこかへ飛んで行ってしまいます。物語の始まりから事件発生までの流れが、いい意味で毎回強引な本作ですが、今回はトップクラスの力技っぷり。カラフルで介人たちがハロウィンパーティーをしようとすると、突然暴徒と化した市民が欄有してお菓子を強奪。街へ出た介人たちは、この事件の犯人であるハロウィンワルドを見つける…という流れになっています。いきなりカラフルが襲撃されるさまは、何が起こったか一瞬全く分からず、それがよけいに笑えるポイント。そのあとスーさんにまた襲撃されるんだから、もう爆笑してしまいましたね。まあ、カラフルにとってはたまったもんじゃないけど…。そんな、ハロウィンワルドを見つけた介人たちは、変身して応戦するもハカイザーの邪魔を受けることに。しかもその時、運悪くハロウィンワルドのカボチャヘッドがどこかへ飛んで行ってしまいます。カボチャヘッドを失うと、力が半減するらしいハロウィンワルド。なんだよこの仕様!?

 

ゾックスの協力も受けながら、ハロウィンワルドのカボチャ探しにいそしむ介人たち。やがてステイシーとハカイザーがそれぞれカボチャを発見し、ハロウィンワルドのもとへと向かいます。当のハロウィンワルドは、ツーカイザーの前に苦戦中。同時に駆けつけたステイシーとハカイザー、ハロウィンワルドが選んだのは―!介人の描いた抽象的なイラストを頼りにカボチャヘッド捜索に協力し、なんだかんだでそれよりも先にハロウィンワルドを発見してしまうゾックス。ハロウィンワルドのバレバレの隠れ方も面白かったし、変身中にダンスしてて逃げられたと思いきや、ちゃんと追いついてるツーカイザーの姿がこれまた笑えました。こんなのコントじゃん。いや、コントか!こうしたシーンの一方で、ちょっとシリアスだったのが、ステイシーとハカイザーのカボチャヘッド捜索シーン。2人とも結果的に突拍子もないところからカボチャヘッドをとってきて、ほぼ同時にハロウィンワルドに差し出しますが、彼が躊躇なく選んだのは、ハカイザーの持ってきたそれでした。このシーンは、その前段階でハカイザー(「一緒に頑張ろう」と言われるシーン)や介人(「ステイシーはバラシタラを追い抜きたいんじゃないの?」と言われるシーン)とのやり取りがあるからこそ、視聴者に強烈なインパクトを与える描写。ハロウィンワルドにとってのステイシーの位置づけ、そしてステイシー自身の受けた果てしない屈辱が、ここにギュッと凝縮されています。これにはゾクッとさせられたなぁ。

 

カボチャヘッドを得て本来の力を取り戻したハロウィンワルドでしたが、スーパーゼンカイザーたちとゼンリョクゼンカイキャノンの前に爆散。続いて現れたダイハロウィンワルドも、ゼンカイジュウオーにより倒されます。この間、ジュランたちは逃げようとするハカイザーを無理矢理引き止めて攻撃。やがて彼の胸のタイマーの点滅が止んだ時、彼の素顔が明らかになるのでした。カボチャヘッドを得たことで、アンパンマンのように、というかもろアンパンマンのような感じで力を完全回復したハロウィンワルド。再び市民を暴徒化させゼンカイジャーに向かってきますが、スーパーゼンカイザーとスーパーツーカイザーの前にサクッと倒されます。スーパーゼンカイザーの力で拘束されたのち、ゼンリョクゼンカイキャノンを食らって倒されるという、やられ放題な感じで倒されたハロウィンワルド。この後登場したダイハロウィンワルドもすぐ倒されてるし、ハロウィンワルドってもともとそんなに強くなかったんだろうな…。スーパーゼンカイザーがこうして戦っている頃、地上に残っていたジュランたち4人はハカイザーを攻撃。ブルーンの機転で完全拘束して攻撃し続けた彼らが目の当たりにしたのは、ハカイザーのマスクの下から現れた功博士の顔でした。ハカイザーの正体は、やはり功博士。しかし、このことを介人だけが知らないというのが、今回のミソだと感じます。次回以降で必ず描写されるであろう、介人がハカイザーの正体を知った時の反応が気になりますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出現したダイヤモンドワルドのせいで、ジュランたちが「ダイヤ」としかしゃべれなくなってしまった。果たして、ジュランは「ハカイザー=功博士」という真実を介人に伝えることができるのか?それとも、その前にゼンカイザーがハカイザーを倒してしまうのか!?

 

『リバイス』と同じく1週間の放送休止を挟んだ次回は、単発回ながらも介人がハカイザーの正体を知る回になりそう。そのとき、介人の行動は―。

 

 

 

 

 

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