お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーセイバー(聖刃)』第15章 ちょっとした感想

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真理を超えた覚悟の戦いを乗り越えた戦士たち

 

 

 

たとえ未来が決まっていたとしても、俺は守る!大切な仲間たちの世界を!!今回の『仮面ライダーセイバー』は、第一部のお話完結編。セイバーとカリバー ジャオウドラゴンとの真の決着、そして15年前の真実が描かれ、あらゆる困難を飛羽真と倫太郎たちが乗り越えて勝利をつかむさまが描かれました。

 

飛羽真も倫太郎たちも奮闘し、非戦闘要員である芽依も彼らを鼓舞するなど、メインキャラたちが一丸となって戦うアツいドラマが展開。確かにアツくていいのですが、前回までのことを踏まえて今回を観ると、「これでいいのか…?」と思うところもちらほらありました。『セイバー』の物語は、どこに向かおうとしてるんだろう。

 

なお、前回(第14章)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

前回、開きかけた本の中へ、カリバー ジャオウドラゴンを追って飛び込んでいたセイバー。彼は移動の最中、カリバーが過去へ向かおうとしていることに気づきます。そして、降り立った森の中で激しい戦いを繰り広げますが、その暗黒剣暗闇の前に倒れるのでした。一方、地上に残った倫太郎たちは、戦おうとするもレジエルたちの言葉に惑わされて、なかなか一歩が踏み出せない状態。そんな彼らを鼓舞したのは、芽依でした。開いた本の中で繰り広げられる、セイバーとカリバーの戦闘。結果はセイバーの敗北に終わり、飛羽真は一度は闇に飲み込まれてしまいます。飛羽真が負けるかもしれないとは予想してたけど、まさか闇に飲まれるとは予想外だったなぁ。一方の倫太郎たちは、世界の崩壊を止めるため戦おうとするも、「(セイバーたちが飛び込んだ本から)戻ってこれるのはただ1人」などという言葉に惑わされ、動揺してしまいます。変身を迷う彼らの心を救ったのは、芽依でした。ウチは飛羽真を信じる!だって…、必ず約束は守るヤツだもん!!」と、今までの彼女からは考えられないような、アツく力強いセリフを発した芽依。君、そんなキャラだったっけ…。ここは倫太郎たちが「それでも飛羽真を信じる!」として立ち上がらせてもよかったと思うけど、そうすると芽依の役目がなくなるから、このような形で挿入したのかなぁ。

 

闇に飲まれてしまった飛羽真でしたが、その中で出会った賢人により立ち上がる力を取り戻し、復活。変身解除していた大地と対峙します。そんな飛羽真に対し、大地は15年前の真実を語るのでした。一方の倫太郎たちは、覚悟を決めて一斉変身。バスターらがレジエルたちを相手にする一方、ブレイズはキングライオン大戦記と仲間たちのワンダーライドブックの力で、次々に光の柱を破壊していきます。飛羽真を復活させる要因として、賢人が幻影という形で登場。飛羽真が闇に飲まれた時点で想像はできてたけど、やっぱりいざ見せられると、胸にグッとくるものがありましたね。こうした復活を経て、大地が飛羽真に語ったのは、15年前の事件の真実。賢人の父隼人はソードオブロゴス内の何者かに唆されており、そんな彼を止めるべく大地はやむを得ず彼を倒すことに。この経験から大地は、真の敵はソードオブロゴス内にいると確信し、自らカリバーの力を受け継いで組織を裏切っていたのでした。「真の敵は内部にいる!」という展開はいいのですが、回想シーンだけではわかりにくかった印象。大地の補完セリフにより、ようやく視聴者にそれが伝わる形になっていました。回想シーンのハヤトの「あのお方もそう言っていた!」というセリフだけじゃ、さすがに「真の敵はソードオブロゴス内にいる」にはつながらないよ…。一方同じ頃、倫太郎=ブレイズたちは、レジエルたちそして光の柱と奮闘。ブレイズは仲間たちのバックアップを経て、光の柱を破壊していきます。結果的に、残りの光の柱はすべてブレイズ キングライオン大戦記が撃破。もう彼1人だけでいいんじゃないかな…。

 

大地の言葉に屈さず、戦うことを選択した飛羽真。両者変身し、全力でお互いにぶつかっていきます。この激しい戦いを制したのは、飛羽真。対する大地は考えを改め、飛羽真に暗黒剣暗闇を託しますが、その直後デザストにやられてしまうのでした。飛羽真は悲しみに暮れる間もなく、本の中から脱出。こうして、世界の崩壊は食い止められたのでした。セイバー ドラゴニックナイトとカリバー ジャオウドラゴンの戦闘シーンは、CG合成マシマシで表現。クリスマス商戦に向けてということもあってかかなり見ごたえのある戦闘シーンに仕上がっていましたね。この戦いを制したのはセイバー=飛羽真であり、敗北した大地は改心の兆しを見せますが、デザストに背後を突かれて重傷を負い、さらに本の消失に巻き込まれて生死不明となるのでした。展開としてはいいけど、あれだけ戦う直前は飛羽真を散々動揺させようとしてたのに、今回負けたらコロッと方針転換して飛羽真にすべてを託すって、ちょっと変わりすぎじゃないかな…。とにかく、こうした飛羽真たちの奮闘により、世界の崩壊は回避。しかし、世界の危機が去ったわけではないのです―。

 

 

 

大地の言葉が頭から離れず、お祭り騒ぎの中で不安がよぎる飛羽真。同じ頃レジエルたちメギドも、新たな行動を開始しようとしていた。再び現れる玲花、ひびが入り始める仲間たちの結束。そこに現れる、謎の男の正体は何か!?

 

次回から、『セイバー』の物語は第二部へと突入。今まで謎の男としてクレジットされてきたユーリが、仮面ライダー最光として本格的にドラマにかかわってくることになります。さあ、どういった展開が待っているのかな…。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『魔進戦隊キラメイジャー』第36話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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