今回は、2012年に発売された「アクションアーカイブ ウルトラマンサーガ①」より「アクション!ウルトラマンサーガ」のご紹介です。
発売時期からもお分かりいただける通り、劇場版『ウルトラマンサーガ』公開に合わせて発売された食玩。当時映画の主役であり最大の目玉であるサーガのDX版可動フィギュアは発売されず、結局この食玩が、現状発売された唯一の可動フィギュアとなっています。
ちなみに、実家には奇跡的に(?)当時のパッケージも残存。『ウルトラマン列伝』や『サーガ』の宣伝があちこちになされており、当時を思い出させてくれます。
そうか、『サーガ』の公開から8年以上経ったのか。時の流れは速いな…。
なお、当時併せて購入していたUローダーのレビューは↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
食玩で発売されていたということもあり、クリアパーツは不使用。シルバーやダークパープルの成型色をベースに、メタリックの吹き付け塗装で、サーガのあの独特の体色を表現しています。
さすがに手首交換パーツなどまではついていませんが、その色の塗分けはかなり丁寧で、しかも塗装省略はほぼなし(サーガブレスくらいか?)。今では考えられないくらいのハイグレードな仕様になっています。今じゃすっかり物価も上がっちゃったから、これだけのものを食玩でホイホイ売るのは、難しいんだろうなぁ…。
さて、この商品で特筆すべきは、その可動域。腰を除くほぼすべての主要関節にジョイントが組み込まれており、食玩とは思えないほどの幅広い可動域を有しています。
上に貼った画像の大半のポーズは、劇中サーガがとったそれとかけ離れているものばかりですが、その可動域の広さがお分かりいただけると思います。腕をL字や十字に組んだり、ウルトラマンの飛行形態(腕を前に伸ばして飛ぶアレ)を、何の補助等もなしに再現できるなんて驚異的ですよ。
サーガの敵であるハイパーゼットン…ではなく、すぐパッと出てきたゼットン二代目のソフビとパシャリ。フィギュア自体の大きさは13.5cmで、ウルトラ怪獣500シリーズよりもひと周り大きい程度。現行ソフビとガシガシ遊ぶことが可能です。
でも、当時はまだ800円時代でソフビがデカかった頃だから、その時はこの商品のサイズはかなり小さい方だったんだよなぁ。このあと、『ギンガ』が始まるのを機に500シリーズが始まって、値下げ&サイズダウンして…。ああ、今となってはこれも懐かしい―。
ウルトラシリーズの食玩は、『Z』放送中の現在も発売されていますが、ソフビヒーローがその主。もっといろんな種類のものが出ると面白いんだけど、やっぱり難しいのかなぁ。
そういえば、『Z』で今度キングジョーストレイジカスタムが出ますよね。あれのDX版が発売されるんだから、食玩版も発売されたりして…。
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