お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』 ちょっとした感想

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画像は新宿ピカデリーの劇場前のデジタルサイネージ

 

 

 

今回は、8月7日より公開されている映画『劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』の感想記事です。

 

3月上旬の公開予定が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で無期限延期となり、夏休みシーズンに合わせてようやく公開となった本作。事前告知通り、ギンガ~タイガまでの歴代全ニュージェネレーションヒーローズたちが総登場しており、まさに「ニュージェネクライマックス」というタイトルにふさわしい映画になっていました。

 

私は公開日の翌日の8日(土)に、新宿ピカデリーにて視聴。お昼時の谷間の回でしたが、それでも映画館は満席状態でした。ハコ自体の定員はいわゆる「密を避ける」ために半減しているとはいえ、既に放送終了した作品の映画でここまでの集客を実現していたことに、「ウルトラシリーズ」というコンテンツにはまだまだ力があるんだなということを実感しましたね(まあ、今までくどいくらいCMをやって宣伝しまくってましたが)。

 

なお、以前放送され現在Youtubeでも配信されている『『劇場版ウルトラマンタイガ』公開直前スペシャル!』の記事は、↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

STORY:トレギアの脅威が去った地球。今まで以上にE.G.I.S.の活動に力を入れるヒロユキだったが、その裏でギンガたち先輩戦士のグリムドとの死闘、そしてトレギアの新たな作戦に気づいていなかった。謎の青年:湊カツミがE.G.I.S.を訪れて以降、続々と襲撃してくる宇宙人たち。彼らの狙いは、ヒロユキだ!しかし悪に対して、正義もまた帰ってきた。ヒロユキたちを助けに、続々と現れる先輩戦士たち。それは彼らの心強い味方になる一方で、これから起こるであろう激しい戦いを予感させるものだった―。

 

ストーリーの肝となるのは、繰り返しになりますがギンガ~タイガまでのニュージェネレーションヒーローズたちの大集結。トレギアをはじめとする敵の狙いがヒロユキ=タイガであることから、彼らがひたすら付け狙われることとなり、それを救うべくヒカルが、ショウが、大地が、ガイが、リクが、そしてカツミとイサミが、相次いで駆け付けます。

 

ニュージェネレーションヒーローズは1組1組順々に登場する形になっているので、展開的には『仮面ライダーストロンガー』の終盤における先輩ライダーたちの集結のような感じに。もうこの展開には興奮っさせられっぱなしでしたね。事前情報で皆が出てくるのはわかってるんだよ。わかってるんだけど…!いざその姿を見せられると!もう言葉にならない高揚感に包まれちゃうんだよなぁ!!

 

このような濃いニュージェネレーションヒーローズの敵として立ちはだかるのが、トレギア。彼もこのメンツに負けじと、今まで以上にいやらしい手を使ってタイガたちを追い詰めていきます。TVシリーズの時点でかなりアレなキャラとして描かれていたトレギアですが、今回の映画ではタロウに対して異常な執着を見せ、常軌を逸した状態にまで振り切っています。タロウにここまで執着するなんて、かつての親友とかいう関係のレベルじゃないでしょ。トレギアにとってタロウは、かつての親友であり嫉妬の対象であり、そして同時に憧れの対象でもあったのかなぁ…。

 

特撮面は、ミニチュア・CGともドハデ。後半は巨大グリムドとのバトルが中心となるため、ミニチュア特撮は主に前半戦で楽しめます。冒頭登場するレギオノイド・ダダカスタマイズとのバトルや、グリムドとの初戦におけるミニチュア破壊やアクションは圧巻。誇張抜きで、これらの特撮をだけでもこの映画を見る価値は十二分にあります。グリムドがビル越しにタイガを襲うシーンは、マジで度肝を抜かれたなぁ。

 

その他興味深い点としては、E.G.I.S.の新装備。冒頭ダダたちと戦闘を繰り広げる中で、ヒロユキはアタッシュケース型の防弾シールドを使用しています。この防弾シールドは、見た目はアタッシュケースですが、チャックを開ければ防弾シールドに早変わり。アタッシュケースの持ち手はそのまま防弾シールドの持ち手として使うことができ、剣術用の小型の盾のような要領で使うことができるアイテムでした。これ、活躍時間は短かったけど、とても有用なアイテムだと思いましたね。コンセプトが素晴らしいや…。

 

 

 

トレギアのいやらしさとタロウへの異常な執着を除けば、全世代が楽しめる全員集合お祭り映画になっていた『劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』。本来の予定通り3月に公開されていれば、間違いなく特撮界隈の話題をかっさらっていたことでしょう。

 

ちなみに、映画館ではわずかながらグッズも販売。もちろんいくつか押さえてきました。次回以降の記事では、これについて取り上げることにしましょう。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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