今回は、7月17日に発売されたPS4ゲーム「Ghost of Tsushima」のご紹介です。
おととしくらいからその製作が示唆されていた、鎌倉時代の対馬を舞台にしたオープンワールドゲームが、ついに発売。当初6月末発売の予定が現在の発売日へと延期されてしまいましたが、無事発売してくれました。
事前に予約注文しており、発売日に店頭で受け取ってからずっとプレイしていましたが、ブログ記事自体は今日までズレこんでしまいました。本当は先週あたりに記事にする予定だったんだけど、居眠りこいたせいで時機を逸しちゃったんだよね…。
その内容やゲームシステムの概要については、公式ホームページをはじめとする各種サイトでさんざん語られているので割愛。ザックリいうと、鎌倉時代末期、元寇(蒙古襲来)の危機に瀕していた日本において、対馬が元の前に陥落。プレイヤーは武士の生き残りである境井仁となって、対馬の解放を目指すというものです。
ゲームシステムはシンプルで、難易度「普通」の場合だと、ボス戦や敵に囲まれまくらない限りは、慣れてくればほとんどゲームオーバーにならずにプレイできる程度の難しさ。ゲームがそんなに得意じゃないという人でも、サクサクプレイできるゲームになっています。
ストーリームービー含め、随所に時代劇調の演出が登場。その描き方から、このゲームが「ただのチャンバラゲームではなく、本気で時代劇風ゲームをやりたいんだ」という制作陣の強い思いが伝わってきます。
オープンワールドゲームであるため、ミッションはストーリー(仁之道)・サブ(浮世草・傳承)どちらとも、特定のキャラに出会うもしくは出くわすことで進む形式。主人公の仁は武士の生き残りとして周囲から敬われていること、そして仁自体もミッションに自ら参加を名乗り出る(キャラに指示されてミッションを行うのではない)形がとられているため、「GTAシリーズ」のミッションのようなおつかいゲー感はほとんどありません。この塩梅はGoodですね。
ストーリー・サブ以外のミッションも豊富で、ミニゲームや小ネタ含めると数えきれないくらいの要素がいっぱい。和歌を詠めたり温泉に入れたりと、日本感マックスな要素が随所に取り入れられているのは嬉しいです(舞台が日本なので当たり前ではありますが)。
時代劇ゲームとしても、オープンワールドゲームとしても優秀な本作ですが、だんだん戦いに慣れてくると、「武士道精神にのっとり一騎討ちをする」というよりも、「相手のスキを突いて闇討ちする」&「飛んだり跳ねたりして攻撃を回避しつつ剣戟を叩き込む」というアクロバティックな戦法が主になっちゃうので、だんだん武士っぽい戦闘しなくなちゃうのはちょっと残念。でもまあ、これは個人のプレイスタイルの問題かな…。
文永の役・弘安の役と、鎌倉時代に2度あった元寇(蒙古襲来)。実際の史実は「Ghost of Tsushima」とちょっと違いますが、対馬は壱岐と並んでかなりの被害を受けたのは事実でした。
仁たちは対馬を開放することができるのか?そしてその先に待ち受けるものとは―。その顛末は、ぜひプレイして確かめてみてください。
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