画像は映画館に置かれていた撮影スポット用ポップ
今回は、本日（2020年7月23日）公開された、『劇場版ひみつ×戦士 ファントミラージュ！ ～映画になってちょーだいします～』の感想記事です。
本来ならば、5月のゴールデンウィークに公開予定だった本映画。新型コロナウイルス感染拡大の影響で公開延期になっていましたが、2カ月半遅れで無事公開となりました。思ったより早く公開されて、良かったなぁ。
私がこの映画を見たのは、新宿にあるEJアニメシアター新宿。朝イチの回に行ってきました。家の近くに何軒か公開館があるので、そこでもよかったんだけど…、ほら、色々時にしちゃうからさ…。
映画館の人入りは、3割程度。ただ、もともとソーシャルディスタンスの関係で座席数が半減している（座席間隔を1つ空ける）ので、実質的には8割近くの入場者といったところでしょうか。映画館は密閉空間で換気にも限界があり、横の間隔は調整できても縦の間隔は調整できないので、いわゆる「密を避ける」のには限界があるなぁと感じました。
STORY：今日もイケない心をちょーだいするファントミラージュ！。そこへ、彼女たちの活躍にずっと目をつけていた黒沢ピヨシ監督が現れた。彼の強い意向で自分たちの主演映画を撮ることになったものの、黒沢監督がイケナイヤーになってしまったことで、映画製作は思わぬ方向へ…！ファントミラージュ！は、黒沢監督のイケない心をちょーだいし、無事映画を完成させることができるのか！？
本作はかなり娯楽色が強めであり、内容もノリもTVシリーズとほぼ同じ。小難しいことは一切なく、出演者たちもスタッフも皆楽しんで作った映画なんだろうなぁということが、ひしひしと伝わってきました。
メインゲストである黒沢監督役の中尾明慶さんは、セリフの7割くらいが絶叫しまくりのため、大半のシーンがハイテンション。また、劇中では要所要所に「ABCDEFガール（本作の主題歌）」・「ダイジョウブ」・「恋するカモ」のダンスシーンが挿入されることもあり、中盤あたりまでは舞台orミュージカルのような感じになっていましたね（「チュワパネ！」はEDとして使用）。
TVシリーズを観ていれば当然楽しめる本作ですが、全くの初心者でも楽しめるよう配慮。『ファントミラージュ！』という作品がどういうものかというものはもちろん、歴代「ガールズ×戦士！シリーズ」である『ミラクルちゅーんず！』や『マジマジョピュアーズ！』も紹介。しかも、これを紹介してくれるのが『ミラクル』と『マジマジョ』で登場したコジロー役の大鶴佐助さんなのが、またGoodなんですよね～（本映画ではコジローとは別人の役）。
また、他のゲスト出演者としては、Girls²のメンバーも登場。「ガールズ×戦士！シリーズ」の先輩戦士という立ち位置での登場だったのが、良かったですね。彼女たちが作品上でいつ知り合いになったのか気になる人は、『マジマジョピュアーズ！』を観よう！
その他、この映画では笑えるところがいっぱい。序盤に登場する芋洗坂係長演じるイケナイヤーはインパクト大だし、諸事情により敵として登場するくまちぃもどきの着ぐるみは、「もう今後撮影に使うことないから」と言わんばかりに、ズタボロになるまで使い倒しています。雑に扱ってるわけじゃないけど、「ここまでやるか！」と驚いたと同時に笑わされました。
そして、ラストではとあるサプライズゲストが登場。これを観たら、この映画を『ラブパトリーナ！』放送開始前に公開にした理由がハッキリとわかります。これ、予定通り5月に公開していたら、マジで最初の数日くらいは「謎の登場人物」扱いになってたのかなぁ。
さあ、皆のハートをこんなにもファンファンさせてくれる『劇場版ひみつ×戦士 ファントミラージュ！ ～映画になってちょーだいします～』は、全国のイオンシネマ等で絶賛公開中。楽しさの詰まったこの作品を、ぜひ劇場で観てみてください！
…気が早いけど、これの興行収入によっては、『ラブパトリーナ！』の映画も作られたりするのかなぁ。
↓本当に『ラブパトリーナ！』も映画になっちゃった！
bongore-asterisk.hatenablog.jp
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