お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーゼロワン』第37話 ちょっとした感想

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敗北を認めなければ1000%負けない理論

 

 

 

私は飛電家の人に教わってきた。人工知能の未来を、ヒューマギアの可能性を!引き続き、仮面ライダーアークがその猛威を振るっている『仮面ライダーゼロワン』。今回はサウザー/垓が彼に挑むことになった他、仮面ライダー亡の登場、再び立ち上がる或人の姿などが描かれました。

 

或人の活躍はほぼ前半と終盤のみに絞られ、中盤は垓の活躍が目立つ構成に。亡にパンツ一丁にされ、復讐だといわんばかりにアークに攻撃を仕掛けたもののズタボロにやられてしまう彼の姿は、ちょっとかわいそうにも見えました。次回以降で或人側につきそうだけど、本当に小物化が深刻だな…。

 

 

 

前回、アークとの一騎打ちに臨んだゼロワンメタルクラスタホッパーとランペイジバルカン。しかし、アークの力は強力でなすすべもなく、撤退を余儀なくされた或人は、その心の中にあったヒューマギアへの信念すら崩れ落ちそうになります。一方、レイドライザーの本格的な一般販売に乗り出した垓は、意図的にザイアスペックの暴走を引き起こすことを画策。それは福添たちの反発を生むことになります。アークがデビューしたて、そして或人はまだゼロツーの力を入手する前ということもあり、メタルクラスタホッパーは終始アークにやられ気味。多くの敵を打ち破ってきたその力も、アークの前にはほとんど役に立ちませんでした。後半の或人の再起のシーンにつなげるために、絶対に必要だったこの描写。アークへの恐れを抱くのはわかるけど、「AIが悪意を持つのは恐ろしい」って発想は、ちょっと「今更か?」とも感じちゃいました。アークと戦ったのは前回が初めてですが、その悪意にはだいぶ前から何度も触れてきてたからなぁ…。同じ頃、飛電インテリジェンス側では、レイドライザー販売促進のためのザイアスペックの暴走が、垓主導で計画。そのあまりのひどさの前に、福添たちは対に反旗を翻すことを決心します。レイドライザーを売るためとはいえ、自社の製品を意図的に暴走させるという、かなりリスキーな選択を取る垓。本当はヒューマギアを暴走させたかったんだろうけど、今は自分の施策のせいでほとんどのヒューマギアは動いてないから、こうせざるを得なかったんでしょうね。

 

アイちゃんのおかげで唯阿の心が立ち直りつつあった頃、亡はアークから滅亡迅雷フォースライザーとジャパニーズウルフプログライズキーをもらい、仮面ライダー亡へと変身。垓の前に現れ、彼を牽制します。その挑発に怒った垓は、滅亡迅雷もろともアークを叩く決心をするのでした。一方の福添は、山下専務とともに或人のもとを訪れ、シエスタの復活に成功。垓の不祥事を暴くとともに、彼の言葉が或人を再び立ち上がらせます。変身能力を得た亡がまずやったことは、垓への牽制。地下駐車場に出てきた彼の服を引き裂き、パンツ一丁にして見せます。このシーンは、メインライターつながりで『エグゼイド』の黎斗を思い出しますが、あの時に比べて今回は一瞬だけだし、それにこの受けた屈辱をもとに垓が後半動き出すことになりますから、それほど不快感はありませんでした。でも、どうせならもっと悔しがってくれてもよかったかもね。これと同じ頃、意気消沈していた或人のもとに福添たちが。彼は飛電インテリジェンスから垓を追い出そうとすると同時に、揺らぎかけていた或人そしてその信念を救います。「私は飛電家の人に教わってきた。人工知能の未来を、ヒューマギアの可能性を!」なんて、カッコいいこと言っちゃう福添。今回で彼、かなり株を上げましたね。今まで、あんまりそんな感じは見受けられなかったけど…。

 

亡の牽制、そして挑発に怒った垓は、A.I.M.S.を引き連れてアークのもとへ。これに対し滅亡迅雷.netは総登場すると同時に一斉変身し、垓/サウザーに挑んできます。A.I.M.S.がほぼ全滅してしまったため垓は実質1人で戦うことになり、その後敗走。飛電インテリジェンスに戻った彼を待っていたのは、福添たちの反発でした。そんな垓と入れ替わるように、或人が登場。メタルクラスタホッパーに変身してアークに挑みますが、力及ばず敗北してしまいます。怒りをあらわにし、A.I.M.S.を引き連れてアークのもとへやってきた垓。しかしそんなA.I.M.S.も、大半がアークと戦う前にやられてしまい、垓は実質ほぼ1人で滅亡迅雷.netに挑むことになります。怒りに任せて大群を引き連れて出撃し、そのままズタボロにやられて帰ってくるという、かなりみっともない感じになってしまった垓。一応サウザーで滅亡迅雷.netと戦ってた際、最後を除いてアーク以外のライダーとは善戦していたのが救いかな…。そんな垓に入れ替わるように現れたのが、或人。彼はメタルクラスタホッパーに変身してアークに挑みますが、再び必殺技を食らい敗北してしまいます。そんな或人をアークは倒そうとしますが、トドメを刺さずにそのまま立ち去るのでした。あえて或人を見逃したアーク。その意図は、一体―?

 

 

 

福添たちの言っていた、垓の後任の社長のあて。それは或人のことだった。アークがまたも不穏な行動を見せる中、垓は或人の社長就任を妨害すべく、あれこれ手を打ってきて…?

 

次回、ついに或人と垓の共闘実現か?コラボ回としてあのAIBOがゲスト出演することになってるけど、もっと他にやるべきことあるんじゃないのかなぁ。

 

…というワケで、記事は「『魔進戦隊キラメイジャー』第13話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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