お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『魔進戦隊キラメイジャー』第13話 ちょっとした感想

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かなりワケありそうな2人の関係

 

 

 

番組は変わって、『魔進戦隊キラメイジャー』です。

 

俺は、あなたがもっとキラキラしてるところが見たいんです!前回、鮮烈のデビューを果たしたクリスタリア宝路/キラメイシルバー。今回は彼の専用ビークルであるドリジャンのデビュー回であると同時に、彼の過去がわかる一編になっていました。

 

悪いヤツじゃないけど、クセありまくりな宝路。何よりも宝探し優先な彼ですが、それには何か深い理由がありそうです。「味方の宇宙人の養子になった」・「体内にキラメイストーンが埋め込まれている」など、過去の「スーパー戦隊シリーズ」作品から考えるとかなり悲しい未来が待っていそうな気がしますが…はてさてどうなるか。

 

なお、同日放送の『仮面ライダーゼロワン』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、充瑠たちの前にその姿を現した宝路。すっかり宝路と仲間になったつもりの充瑠でしたが、それに対する彼の反応は冷たいものでした。宝路がまた宝探しに出かけてしまう中、充瑠たちは彼とマブシーナたちとの関係を知ることになります。そんな時、街にハエジゴクの化け物が現れたという報せが入り…。前半パートの中心となるのは、宝路の過去。もともと地球に石の調査に来ていたオラディン王は、宝路の父と知り合い、やがて幼い宝路もその調査に同行するように。しかしある日、宝路はモンストーンに襲われて重傷を負い、その命を救うためオラディン王はクリスタリアでキラメイストーンを埋め込み、さらには彼を自身の養子として迎え入れたのでした。マブシーナたちに対して全然似ても似つかぬ容姿の宝路を、養子という設定にしたのはGood(ダジャレじゃないよ)。「じゃあ宝路のお父さんはどうなっちゃったの?」と気になりましたが、これにもちゃんと後々答えが用意されていましたね。そんな宝路は、回復後も明るい青年としてクリスタリアで過ごしていましたが、ある時を境に様子が一変。宝探しに異常な執着を見せるようになります。彼がなぜそこまで執着するのか?何か深いワケがありそうですが、これが明かされるのには、しばらく時間がかかりそうです。

 

ハエジゴクの化け物の攻撃に充瑠たちが悩まされる一方で、宝路はマイペースに宝探し中。ムリヤリ戦線離脱させた小夜の協力を得て、新たなる宝のありかを発見します。同じ頃、充瑠たちは、ハエジゴクの化け物の本体が地下にいることを発見。魔進ショベローの力で地下へ向かおうとしますが、そこに駆け付けたのは、新ビークル:ドリジャンに乗ったキラメイシルバーでした。ハエジゴクの化け物(=邪面獣ハエジゴクシェルガ)は、地中に潜伏し人間を襲う邪面獣。その触手の小道具自体はおそらく1つしかないのでしょうが、それをカットやCG合成などを駆使していくつも触手があるように見せていたのが、巧みだなぁと感じました。充瑠たちはそんな触手に苦戦するも、なんとか敵の本体が地底にいることを発見。そんな時に、ようやく宝探しから戻ってきた宝路が、無鈴が完成させたという新たなビークル:ドリジャンに乗って現れます。充瑠たちが戦っている一方で、何回かはチラッと駆け付けたものの、ほぼマイペースに宝探しをしていた宝路。でも、小夜の力を借りなきゃほとんど謎が解明できてなかったあたり、ああ見えて実は抜けているところがある…のかも?いや、小夜の観察眼がずば抜けてるだけかな。

 

キラメイシルバーがドリジャンで地中を掘り進み、それをキラメイレッドたちが追跡。地下空洞で、ついにハエジゴクシェルがを発見します。最初はキラメイシルバーがドリジャンで挑みますが、途中ガルザ/スモッグジョーキーの邪魔が入ったため、キラメイレッドたちのランドメイジに交代。ランドメイジが撃破に成功します。事件は解決し、無鈴から宝路についての新たな情報が明かされるも、まだまだ充瑠たちとの溝は埋まらずじまい。しかし、充瑠は彼の本当の性格に気づきつつありました。今回は地下空洞でのバトルであるため、陸上系の魔進が大活躍。「地底探索なんて「ウルトラシリーズ」っぽいなぁ」って思ったけどさ、まさかショベローに「地底GO!GO!GO!」とまで言わせるとは思わなかったよ!こうして地下空洞にたどり着いた彼らは、ハエジゴクシェルガ、そしてガルザのスモッグジョーキーと対決。前者はランドメイジにより倒されますが、後者は結局勝負がつかずじまいでした。これでもかというくらい、ガルザと因縁があることをプンプンさせてくれたキラメイシルバー。彼は充瑠たちだけでなく、マブシーナにも明かしていない秘密がたくさんありそうですね。こうして戦いは終わり、無鈴の口から彼が無鈴の兄であることが判明。恥ずかしがりつつも己のスタンスを崩さない宝路でしたが、充瑠は彼の本当の思い(=人を助けるのが好き)に気づきつつありました。宝路と無鈴が兄弟という、衝撃の設定。でも、これにより「宝路の父は、宝路が養子に行った後は無鈴を育てていた」ということになり、ちゃんと今回冒頭で明かされた宝路の父のその後が補完されているんですよね。単純なように見えて、よく練られた設定・シーン構成だなぁと思いました。

 

 

 

宝路と仲良くなろうと、必死の充瑠。しかし、宝路のスタンスは変わらない。そんな時、SL邪面が現れた!キラメイジャーの戦い方をも乱してしまう宝路/キラメイシルバーと、充瑠たちがわかりあえる時は来るのか…?

 

次回は充瑠たちと宝路の仲を描くお話になりそう。ドリジャンの変形形態:ギガントドリラーの登場は、また次々回以降になりそうですね。そしてとうとう、『ゴレンジャー』の機関車仮面っぽい邪面師が登場か…!

 

 

 

 

 

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