お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーゼロワン』第29話 ちょっとした感想

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専用強化アイテムのロックも解除されていなかった、かわいそうな諫

 

 

 

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いつか見つけてやるよ。俺が俺であるために、俺の夢を!長かった、あまりにも長かったお仕事五番勝負も、今回でようやく完結して『仮面ライダーゼロワン』。そして同時に、バルカンの強化フォームであるランペイジバルカンの初登場回にもなりました。ランペイジバルカンのアクションや活躍は、ダイナミックで素晴らしく、ゼロワンシャイニングアサルトホッパーのデビュー回並みに興奮させられましたね。

 

一方、ストーリーに目を向けると、全体的にうーんと言う感じ。今回だけ切り取って見ればアツいシーンになっているのですが、それまでの展開を考えると「???」ってところが多かったですね。これが制作側曰く「全世代対応ドラマ」の結果か…。

 

 

 

前回、チェケラの暴走で阿鼻叫喚となった演説会場。諫がバルカンに変身して現れ、サウザーを追及しますが、逆に自分自身が脳内チップの影響で操られてしまいます。サウザー=垓にそんなことができた理由が、かつて彼の道具だった滅亡迅雷.netの亡がの人工知能が、諫の脳に埋め込まれているからでした。そして、お仕事五番勝負はどんどん飛電インテリジェンス側が劣勢に追い込まれることになり…。脳内チップの影響で、自分の意思とは関係なくコロッと操られてしまう諫。その理由付けは別にいいのですが、なんで諫がその器として選ばれたのかが気になります。唯阿は自分についてくる“道具”だからまだわかるとしても、諫はA.I.M.S.の一隊員だったからなぁ。まあ、このあたりは『プロジェクト・サウザー』で語られているのでしょうか。こうした状況になってもお仕事五番勝負の最終戦は続き、或人たちは地道な活動を続けるも、人々の意識を変えることはできずじまい。敗色が濃くなってきてしまいます。福添に「ラップなんか使うべきじゃなかった」と指摘されたとはいえ、チェケラを復活させずに自分たちだけで活動しているのが不思議。福添に反対されても、今までみたいに作り直せばいいじゃないか…。

 

投票の結果により、ヒューマギアの自治都市構想は頓挫。それは同時に、ZAIAのお仕事五番勝負への勝利を意味していました。垓の家に呼び出された或人が、ヒューマギアの廃棄処分をやめるよう懇願しますが、それは受け入れられずじまい。その時、滅亡迅雷.netと会っていた諫が乱入してきます。垓の指示で、彼はイズを手にかけそうになりますが…。投票結果は、反対派の圧倒的多数。これにより、垓たちZAIA側の勝利が確定します。まあ、大衆は前回チェケラのあんな姿見せられてるから、仕方ないですよね。変なミラクルを起こして或人たち飛電インテリジェンス側を勝利させなかったのは良かったかな。…でも、結局あの議員の収賄疑惑は全く解決していないどころか、収賄のしの字も出てこなかったぞ。投げっぱなしにするなら、わざわざ前回思わせぶりなシーン入れなくてよかったじゃん!とにかく、これにより飛電インテリジェンスの株はZAIAに買収され、飛電インテリジェンスは実質的にZAIAのものに。垓は或人の話も聞かずヒューマギアの廃棄処分を強行しようとし、その第一号としてイズを、諫に破壊させようとしていました。この前のシーンで、迅にチップをハッキングされて知らず知らずのうちに見知らぬ場所に呼び出されていた諫。もうこのチップ、ハッキングし放題なのかよ。セキュリティどうなってんだ?

 

強靭な意思で、イズの破壊を回避した諫。しかし或人たちは戦闘に突入し、サウザーとジャッカルレイダーの前にゼロワンメタルクラスタホッパーは大ピンチに陥ります。再び操られそうになってしまう諫でしたが、勝機を保ち自らの意思でランペイジバルカンへと変身。サウザーたちを圧倒し撤退にまで追い込みます。そして最後、或人は自主退職と言う形で、飛電インテリジェンスを去っていくのでした。サウザーとジャッカルレイダーに追い詰められるメタルクラスタホッパー。精神的にダメージを食らっており、イズを守りながら戦わないといけないとはいえ、メタルクラスタホッパーってここまで弱かったっけなぁ?もう少し強かった気がするんだけど。この戦いに割って入って来たのが、諫。彼はチップによるコントロールを振り切って自らの意思でランペイジバルカンへと変身。ジャッカルレイダーを豪快な攻撃で吹っ飛ばし、最後は必殺技:ランペイジオールブラストでサウザーたちを圧倒して見せるのでした。ランペイジバルカンは、そのカラフルな配色も相まって、とにかく戦う姿が映える映える!特にジャッカルレイダーを豪快に投げ飛ばすさまは、カッコいいと同時に「ここまでやるか!」と驚かされましたね。今回は実質的に諫が主役のお話でした。

 

 

 

飛電インテリジェンスも、ヒューマギアの未来も、垓に奪われてしまった或人。しかし彼は、何もかもをあきらめたわけではなかった。全てを取り戻すため、彼の新たな戦いが始まる!

 

次回から、『仮面ライダーゼロワン』は新章に突入するとのこと。飛電インテリジェンス奪還編は、どれくらい引っ張るつもりなんだろうなぁ。まさか、また1クールまるまるこれで持たせるなんてことは…。

 

…というワケで、記事は「『魔進戦隊キラメイジャー』第4話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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